第三百九十一話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日は母の日だったが我が家は特に何もなかった。子供たちも特に母の日を話題に
することはなかった。それよりも、木曜日に使ったコップを未だにダメ妻が棚にしまわない
ので、上の子供がそれに気が付いて、棚にしまったのである。いつもそうだが、
だらしないダメ妻は洗ったコップをなかなか片づけない。せっかく洗っても何日も
出し放しにしておけばホコリもつくのだが、ダメ妻はそんなことは全く気にしていない。
子供がコップをしまってくれたことにもダメ妻は気づいていないだろう。

我が家では母の日も父の日も、俺とダメ妻の両親に贈り物をしていたが、俺の母親が
亡くなる1,2年前に俺の母親が毎年気を遣わせるのは悪いと、贈り物はしなくていいと
言ってきた。それ以来、カードみたいなものを渡している。

まあ、俺の母親は何かと人に気を遣わせないようにする人間だった。なので、
母親が初めてガンを患った時(生存率50%)も、自分の親や妹弟にはずっと伝えて
いなかった。16年間ほぼ毎年ガンとの闘病だったが、とにかく強い精神力だった。
家事もできることは手を抜かずやってきたようだ。

それを象徴しているのは亡くなる3日前のことだ。以前にも書いたが、いつもより、
息苦しかったものの、午前中家事を済ませて病院に行ったら、即入院で本人には
伝えられなかったが、余命は早くてその日、もって3日と言われたのである。
そこまで生命の限界に迫っていても、家事をやり遂げるところが凄いと思う。
結果、医者の言った通り3日目に亡くなったのである。。。