第二百十八話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日の午前中、ダメ妻は乳がん検診の再検査で出かけた。
検査当日に結果は出ることはないが、果たしてどのような結果になるの
だろうか?ちなみに、もちろんダメ妻本人から再検査のことは聞かされて
いないし、俺も別にダメ妻に聞くことはしていない。
テーブルの上にあった再検査の通知とカレンダーの予定を見ただけである。

ダメ妻が出かけて後に俺は掃除機をかけた。台所のカウンターに置かれている
トレーにはコップが乗っている。そのトレーには埃が積もっていた。ちなみに
調味料を置く台にも埃は積もっていた。
コップのトレーを子供に見せたら、「おぇ~」と言った。口をつけるコップが、
いくら底を下にして置かれているとはいえ、埃の上に置かれているのである。

普通の感覚なら、そんな埃の上にコップは置かないが、衛星感覚ゼロのダメ妻は
埃を全く気にしないのである。しかも、テーブルの上に置いてある調味料で、
あまり使わない塩やラー油はキャプの上が埃だらけになっているが、もちろん
埃が気にならないダメ妻はそのままである。

これほど埃が気にならない人間は、明らかに神経がおかしい。まあ、面倒くさがり屋
なので、放っておいているだけだと思うが、食事関係で埃を気にしないのは、
人間性を疑う。
さらに埃とは違うが、汁物を適当に雑によそるダメ妻は、いつも器の周りをベトベトに
するが、器の周りを拭くことはほとんどしない。手が汚れて子供が怒って、ダメ妻に
口撃しても、器の周りがベトベトしていることに平気なのだ。

明日、明後日と出張だ。ようやく雨から解放されそうだ。(苦笑