第百六十七話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今夜ももちろんだが、ソファーテーブルの上は物置と化している。
俺が風呂に入る前に下の子供に、ずっと出しっ放しのおもちゃを
片付けるように言ったのだが、それしか片付けていないので、
散らかりは改善されていない。

だらしないダメ妻が自ら進んで片付けることはほとんどないが、
今、ソファーテーブルの上はダメ妻が使った物が置かれている。
今夜ダメ妻が下の子供の耳かきをしたのだが、耳かきと耳クソを
とったティッシュはそのまま放置されているのである。

耳クソを包んだティッシュなんかは軽いので、簡単にどっかに
転がったり床の上に落ちてしまうだろう。
耳かきはソファーのすぐそばにしまうのだが、それでも放置したまま
寝てしまうダメ妻のだらしなさも毎日のことだが本当に呆れてしまう。

俺は放置された耳かきと耳クソをとったティッシュを食卓の上に
置いてあるダメ妻のメガネケースの上に置いてやった。
ここまですれば、どうしようもなくバカでだらしないダメ妻も片付ける
だろう。ここまでされるダメ妻は、もはやクズレベルのダメ人間である。