第百六十六話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今夜というより、いつものことだが子供がマンガを読んでいた。
夜になれば電気はついていても昼間よりは暗いし、ソファのところは
それほど明るくないので、俺としては子供の視力を気にしてしまうのだ。
今夜は夕飯が終わってから、ほとんどマンガを読んでいたのだ。

俺は子供に、夜はそんなに読むなと注意をした。現に上の子供は今年の
視力検査で大幅に視力を下げたので、これ以上は下げさせたくないと
俺は思っている。視力は下がってしまうと、気をつけても下がってしまう
ものだが、気をつけていても下がったなのなら諦めはつく。

ところが、バカなダメ妻は、例の如くひとり言でボソボソと、両親の視力が
悪いのだから、どうせ視力は悪くなるみたいなことを言い出したのだ。
ダメ妻らしいバカな発言であるし、真剣に子供のことを考えていない証である。

俺も今でこそ視力は0.1未満だが、両親は視力はいいし、俺も中学1年までは
右2.0、左1.5だった。それでも、視力は悪くなるのだ。遺伝の場合は、もっと
小さい頃に視力は悪くなるようだし、俺の視力低下は自分でも思い当たる。
親であるなら、子供の視力に影響を及ぼすことについては気をつけるべき
なのに、バカなダメ妻はそんなことは全く考えないのである。

ダメ妻としては、子供をとことん甘やかすことだけが、いい親であるとバカな
思い込みをしているのだと思ってしまう。(多分そうだろう。)

それと、今日帰宅したら、玄関が臭かった。原因は子供のサンダルの臭いである。
子供も認識していたし、ダメ妻も認識しているようだった。
なぜダメ妻は洗わないのだろうか?夏なのでサンダルなどは、外に干しておけば
すぐに乾く。あんな不快に臭いがしても、ダメ妻はサンダルを洗うという考えには
至らないのである。さすが衛生感覚ゼロだけのことはある。

土日なら俺が洗うのだが、平日仕事から帰ってきて洗う気にはならない。
本当にどうしようもないダメ妻である。ちなみにダメ妻が使った傘は今日も干されていない。
本当にダメ妻は寝ることだけしか満足にできない。寝ることだけはドラえもんの
のび太といい勝負ができるだろう。