第九十七話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今朝の我が家はずい分と賑やかだった。
いい意味での賑やかさではなく、悪い意味での賑やかさだ。
いろいろとネタがあった。

事の発端は下の子供のごはんにダメ妻が鮭フレークをかけ過ぎたことだ。
当然だが、子供はしょっぱいとダメ妻に怒り気味に文句を言っていて、
さらに寝起きの悪い上の子供も便乗して、一緒になってダメ妻に暴言を
吐いていた。

そもそも瓶に入ったフレーク類は、スプーンですくってかけるのが
一般的だろう。塊になっている場合もあるからだ。面倒くさがり屋のバカな
ダメ妻は瓶をゆすってかけるもんだから、ドバっと入ってしまうのだ。
本当にバカな人間である。

次に毎度のことだが、子供がズボンをリビングの床に脱ぎっ放しにしていて、
だらしないダメ妻は、それをそのままにして洗濯機を回したのだ。
そんなことまで面倒くさいのである。しかも、通り道に脱ぎ捨てているもの
だから、歩く時も邪魔である。
俺もさすがに今朝、ダメ妻に聞こえるように「床に脱ぎっ放しで、よく平気だな。」
「その神経が信じられない。」と言ってやった。

俺は明日は半分遊び、半分仕事みたいなものなのと、有給はたくさん余って
いるので、今日の午後は休暇を取った。今朝、そのことを言ったら、バカな
ダメ妻はいつもの超バカっぽいため息をついていた。俺は、鼻で笑いながら、
「いちいちうるさいな。」みたいなことを言ってやった。

バカで怠け者のダメ妻は、俺の午後休暇がうらやましいのと、平日の午後に
俺がいると、思うようにダラダラできないので、バカっぽいため息をついたのだろう。
結局、俺は帰宅後1時間ぐらい買い物に行ったが、無気力なダメ妻は体調が
悪そうな雰囲気を見せ昼寝をしていた。
明日はダメ妻の家族が来るので、別人のようにピンピンするだろう。所詮、
ダメ妻の体調の悪さなど、いつもその程度なのである。(笑

最後に子供が学校に行く間際、ダメ妻が用意した水筒に対し、上の子供が怒った。
そしてダメ妻に対し、お馴染みの「バカ、お前は!」を言った。
子供曰く、水筒のカバーの向きをバカなダメ妻はよく間違えるらしい。
学習能力がないバカなダメ妻に対し、子供も「バカ」呼ばわりするのである。
本当にダメ妻は情けない人間である。