第二十七話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

昨日、今年初のキジの鳴き声が聞こえた。しかも、我が家の前方の畑で
鳴いていたのだ。今日の午前中もそこに居座っていた。(笑
庭の沈丁花も2~3つ花が開き始めた。家の前の道路脇に俺が捨てた
去年のチューリップの球根が芽を出し、順調に育っている。
いろいろなことで春を感じるようになってきた。

去年の今頃、母の墓の近くの土手でふきのとうを採って天ぷらにした写真を
載せたことがある。今年、その場所は工事をしていて立ち入りができない。
そんな中、今日俺が家を出てランニングをする前に歩いていたら、キジが
鳴いていた畑の方に、鮮やかな黄緑色の葉がいくつも見えた。
遠かったが、俺は直感でふきのとうでは?と思った。

ランニングを終え、子供と縄跳びをし、畑の脇を見に行った。俺の予感は
見事に的中した。だいぶ開いていたが、子供が食べたいと言ったので、
収穫した。まさか、自宅からすぐ近くのところにふきのとうが生えていたとは、
住んで11年目、大きな発見だ。(笑

今日、ダメ妻は喉が痛いようで、重病人のようだった。無気力な人間が更に
無気力さに拍車がかかった感じだった。別に熱はないようだし、3度の食事も
普段と全く変わらず、しっかり食べていた。
喉の薬を買いに行くときも、自転車で行ったぐらいだから、そこまで重症では
ないと言える。

まあ、ダメ妻は大げさな人間だし、普段からダラダラしている人間なので、
体調不良を理由に、さらにダラダラできると思ってるのかもしれない。
今朝は一番最後の起きた。いつものことだが、途中子供に何度も起こされても、
何度も眠れるところは、ドラえもんののび太に匹敵するのではないか?

今朝だって純粋な睡眠時間として、9時間半は確保している。それでも今日は
昼寝もたっぷりしていた。ダメ妻が人よりも自信を持ってできることといえば、
寝ることぐらいである。毎日基本21時就寝もそうだが、寝付けないこともなく、
俺が寝る頃は毎晩いびきが聞こえるぐらいだ。これだけ、みっちり寝ていても
寝足りなく昼寝をするぐらい、寝ることだけは誰にも負けない感じである。

日々、いい意味での緊張感がなく、ダラダラ&無気力であれば、ダメ妻にとって
寝ることは日常生活で最も楽しいのかもしれない。実につまらない人間である。