第四百八十三話

昨日、ダメ妻と子供が寝るちょっと前に、子供たちにリビングを片付けるように言った。
まだ9時前だったが、いつものように早く寝たいダメ妻は、ひとり言で「明日やれば

いいじゃん。」みたいなことを言っていた。

今やらなければ、翌日にやるはずがないし、翌日にやるという確信があるなら、俺だって

注意はしない。

だらしないダメ妻が、子供たちに片付けるように注意をしないから、俺がいつも言うのだ。

案の定、俺が今夜帰宅すると、昨日と同じ状態、いや昨日より散らかっていた。

さらに今日の夕飯の時に、俺の箸が替っていた。

下の写真だけだとイメージがつかないと思うが、かなり太い箸で使いづらい。

ダメ妻の新しい箸は普通の太さだが、俺の箸はちょうど持つ位置で約8mm、

下のほうは1cmぐらいある。

俺の箸の持ち方は、きちんとしているし、手も普通より大きいが、こんな太い箸は

初めて手にした。

というより、バカなダメ妻も買うときに、手にとっているはずだ。箸の持ち方はしないにしろ、

手にした時に、やたら太いなと思わないのだろうか？

何も考えないバカなダメ妻は、箸でさえまともに買うことができない。

中には極太の箸が使いやすい人もいるかもしれないが、普通の人はそこまで太くなくて

いいはずだ。今度の休みに100円ショップでも行って買うしかない。