第四百六十一話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日は早めに帰宅した。
自転車で家に近いづいている時、後ろからタクシーに抜かされた。
そのタクシーは我が家の前に止まった。ダメ妻の母親と社会人経験
ゼロで無職の姉が来ていて帰るところだったのだ。
 
俺はわざと遠回りして出くわさないようにした。
家に着くと、また外のアサガオの水やりがされておらず、萎れていた。
 
ダメ妻はパートの勤務時間を短縮し、家族を呼び、やることもやらず、
お気楽なもんである。もはや、やりたいというか、手抜きし放題である。
麦茶を沸かすのも怠るし、実に無気力な生活をしている。
 
この時期、麦茶を沸かすと、冷めるのに時間がかかる。
俺は子供に言った。「熱い麦茶が好きなのか?」と。
もちろん、これはダメ妻に対してのイヤミだが、バカなダメ妻はイヤミさえ
理解できないかもしれない。
 
ダメ妻の親もダメ妻がパートの勤務時間を短縮しているのは知っている
はずである。知っているからこそ、午前中から我が家に来られるのだ。
普通の親なら、子供の夏休みに合わせて、仕事を減らすダメ妻に
苦言をするものではないか?
 
結局、ダメ妻もダメ妻の姉も、とことん甘やかされてきたため、歯を食いしばって
頑張るということをしないのだろう。まあ、よくも姉妹揃って、欠陥人間に
育てあげたもんだ。
 
そういえば、今日ダメ妻の親と姉が帰った時間も、普段なら夕飯を食べている
時間である。いつもそうだが、時間を気にすることはなく、あくまでも自分達の
ペースなのである。俺の親とは大違いである。