久々の宿泊を伴う出張が終わった。今回は会社の人と2人で行動した。
主に福島県だったが、初めて仮設住宅を見た。
同じ敷地内の仮設住宅でも、津波の被害者と原発による避難では、
補助金に大きな差があるようで、それも問題になっているらしい。
俺は東京オリンピックについては反対派である。
震災の復興を後回しにして、成熟しきった東京にさらに投資する無駄遣いが
許せない。3年経ったが、阪神大震災の同時期と比較して、復興住宅の
建設数ははるかに少ないとのことだ。
しかも、話を聞くと、2年前の予算がまだ執行されていないケースもあり、
復興の遅れを象徴している。ただでさえ人員不足なのに、オリンピックに
向けて建設が始まれば、間違いなく復興の速度はさらに落ちるだろう。
現地の人たちは、自分達を後回しにして、お祭り（オリンピック）の準備に
力を入れるのかと感じる人もいるのではないだろうか？
一方で橋や道路の老朽化も深刻な問題である。新しいものを作るのではなく、
これからはメンテナンスにシフトすることが大事なのに、バカな政治家は
目先のことしか考えないのである。
今回一緒に仕事でまわった会社の人は俺と同年代なのだが、祖父母は
孫に甘いという話になった。俺の親はそこまでは甘くないが、もちろん
ダメ妻の家族全体が、うちの子供に物凄く甘い。それは、このブログで
散々書いたし、意見ももらったことがある。
その会社の人は、自分の親に余り物を買い与えるなと注意したことが
あるとのことだった。俺も、もしそうだったら親に注意すると思う。
しかし、ダメ妻は全くそんなことは言わず、ホイホイ、ホイホイとダメ妻の
親は買い与えてきた。ついでにダメ妻の社会人経験ゼロの無職で未婚の
姉も、親のすねかじりで得たお金で、俺の子供に物を買い与えているので
ある。そのせいで、我が家は物が多いのだ。もちろん、ダメ妻が生理整頓
できないせいもあるが。。。
こうやって、普通の家庭の話を聞いただけで、俺は情けなく思うのである。