第百四話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日は驚くような出来事があった。今朝は直行のため、8時過ぎに家を出た。
8時過ぎに家を出ることはたまにあるが、何とダメ妻が8時ぐらいに掃除機を
出し始めたのだ。しかも、こんな早い時間に!?
 
ダメ妻も全く掃除機をかけないわけではないが、気まぐれにやる程度だ。
久々に掃除機を出すところを見たのだが、それよりも時間に驚いた。一体何が
起きたのだと、びっくりした。
 
もしかしたら、今日は徹底的にそうじをするのかと思ったが、まさかそんなことは
起こらず、帰宅したら普段と変わっていなかった。もちろん、冷蔵庫には賞味期限
切れの菓子が、相も変わらず入っている。もちろん、ソファの上には子供の
脱ぎっ放しの洋服と、だらっと広がった毛布(ひざかけ)が放置されている。
 
結局は普段と変わらない、いつものだらしないダメ妻であった。