同軸ケーブル(4C)接栓取付 | さささっのブログ

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はじめに


テレビの受信などに良く使われる同軸ケーブルを作ります. 通常, 家電量販店やホームセンタに接栓がついた状態で販売しているものはありますが, 自作することで安上がりにできます. 作業としては簡単です.

用意するもの


1. 接栓

接栓は, 端末で接続に使うための金具です. 線の太さにより形状などが異なるので, 購入時は注意です. 今回は4Cケーブル用を購入しました.






先の太さはケーブルに記載があります. 通常3C, 4C, 5Cのいずれかと思います. ちなみに購入したものはナフコ(ホームセンタ)で282円でした.


2. 工具

  • カッターナイフ(電光ナイフ)
  • ワイヤーストリッパー(なくてもカッターで代用可, ただしそのかわりにペンチとニッパーは必要)
  • 定規(あると良いかも)

作業


まずはじめに外側のシースを剥ぎます. 目安は14mm. カッターで軽く線を入れて裂いていく形ですが, 力を入れすぎると中の線まで切れてしまうので注意です. 数本切れてしまう程度なら問題無いと思いますが, あまりに多くきれてしまったら一旦断ち切ってからやり直しても良いかもしれません.


続いて, シールド線を短めに(2mm程度)で切り取ります. 家の裏配線などを見るとここで切り取らずびろびろ線が出ているパターンみますし, 特に几帳面にやる必要もないとは思います.


シールドを少し折り返し, この時点で輪っか(潰して固定するもの)を入れておきます. 忘れると大変です.


先端から10mm程度のところで芯線を出すようにワイヤーストリッパー(またはカッターナイフ)で加工します. 芯線は単線なので, よほどのことが無い限り切ってしまうことは無いとは思いますが, 傷つけてしまうと折れてしまうなどの危険性があるので注意です.


先端は以下のようにニッパーで斜めに切っておくと差し込みがしやすくなります.


接栓本体をシールドと絶縁体の間に差し込み...


最後に先に通してあった輪っかをペンチなどで潰して固定して終了です.


おわりに


特に難しい工程もなくできると思います. 自作すれば好みの長さで安価で作れますので, おすすめです.