妻の容態を6歳の娘に話しました。② | 乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

 癌の治療,治癒として、私たち夫婦、家族が行っていること
 闘病生活の中で感じた医療や健康に関する疑問や不安
 癌の闘病生活とはどんなものなのか
 夫からの視点でお話していきます。
 何かお役になれば幸いです。

【2016.01.16の状況】

こんにちは。


1月7日に医師からの勧めで、娘に妻の病状をはなしました。


その後の娘の様子を見ていたのですが、やはりいまいち理解していない感じでした。


『お母さんは遠くに行ってしまう。遠くとは遠い病院なんだろう』そんなイメージのようでした。


そのため実は、数日前に自分からもう一度はなしました。


『ママの病気はもう治らない。死んでしまうかもしれない。ただ、いつ死ぬかは分からない。すぐかもしれないし、もっと先かもしれない。』と話しました。


そうしたら
『死ぬってどういうこと?バァバは、お星様になっちゃうって言ってたけど。お星様になっちゃうの?』
との返事でした。涙声で。


『うん、そうだよ。お星様になったらママにあえないよね。だから、ママといっぱいおしゃべりして、いっぱい遊んでね!』
と付け加えました。


やはり6歳には『死』というものが完全には分かっていないみたいですね。妻の影響で、刑事ドラマのTVをよく見ているので、もっとイメージついているのかなぁと思ったのですが。


この説明でもう少し理解は進んだみたいです。娘にも後々、後悔する量を少しでも減らしたいと思ってます。そうなるように努力していきます。



最後までお読み頂き、ありがとうございました。