癌の怖さ。骨への転移② | 乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

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 癌の治療,治癒として、私たち夫婦、家族が行っていること
 闘病生活の中で感じた医療や健康に関する疑問や不安
 癌の闘病生活とはどんなものなのか
 夫からの視点でお話していきます。
 何かお役になれば幸いです。

【2014年11月の症状】

こんにちは。アキーゴです。


前回、お話ししたように、2014年10月末に容態が一変して、妻は入院しました。


その高Ca血症で入院したとき、妻は歩ける状態ではありませんでした。腰、肩甲骨周辺のあまりの痛さで、体を支えることができない状態になっていました。

移動は車椅子、寝起きも一人ではできませんでした。つまり、トイレだって、お風呂だって一人ではいけないんです。。。


ちょっと前まで、普通に生活していたのに、仕事だってしていたのに!それが一人では何もできない要介護状態になってしまいました。

見ているこっちも、本当に辛かっです。まだ、34歳の妻が何もできないんです。
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

これが癌の怖さなのかと思い知りました。



思い通りに体を動かせないのは、痛みのせい。

と言うわけで、いろんな痛みどめを試しました。でも多くは、吐き気という副作用に襲われ、逆に体力を奪われ、どんどん痩せ細っていきました。


痛みと副作用の吐き気、これをどうバランスをとるか?これが、2014年11月の一番の悩みでした。いろんな痛み止めを使い、試行錯誤状態でした。


骨に転移した人の多くは、溶骨による高Ca血症を発症するそうです。該当する方は、様態の変化に十分注意して下さい。妻のように重症になる前に対策をとることが大切です!


また、癌はどんな形で悪さをしてくるか、素人には分からないです。


癌を患っている人、およびその家族の方は、何か調子がおかしいと思ったら、癌の影響をまず疑い、主治医に相談することをお勧めします。


これが、私の経験からのアドバイスです。



その後の治療については、またお話ししますね。

それでは、最後までお読み頂き、ありがとうございました。