昨日、本屋さんに行き、朝井リョウさんの『何者』と、重松清さんの『ビタミンF』を購入してきました。この2冊をこれから読もうと思っていますよ。いずれも文庫本ですが、過去に直木賞を受賞されている作品ですね。じっくりと時間をかけて、読み進めていこうと考えています。また、レンタルビデオ屋さんにも行き、トム・クルーズ主演の『ミッション・インポッシブル(デッド・レコニング、パート1)』と、マーゴット・ロビー主演の『バービー』を借りてきて、もうすでにこの2本を見終えました。まずはバービーを見ましたが、これは人形の仮想の世界と、人間の現実の世界を行き来し、最終的には人間の世界での生活を選択する模様が描かれていました。これはアカデミー賞の各部門のほうにもノミネートされていますね。もう1つのミッション・インポッシブルのほうですが、トム・クルーズの演技が円熟味を増しており、ヒヤヒヤする場面も随所に散りばめられていて、非常に興味を持って見させていただきました。トム・クルーズは年齢を重ねていますが、若々しいですね。とても実年齢の60代には思えません。その演技が評価されるといいですね。もう随分と作品歴も重ねてきていますからね。

 先にしばらく執筆をしない方針を明らかにしました。父も退院し、容態のほうが落ち着いてきたら、3月の春あたり、雪解けの季節に北日本の残りの4県を旅して、全国平和旅2回目のゴールを果たしたいと考えています。いわゆる2連覇ですね。長く険しかった2連覇の道も、もう残りわずかとなり、どうやら来月の3月あたりにゴールしそうな予感がしています。その時も鉄道の旅で、しっかりと写真に収めてきたいと思っています。

 この私の全国平和旅は2回目で一区切りといったところですね。3回目は正直申し上げてキツいです。体力的にしんどいということもありますし、金銭的にもこれから色々と貯蓄をし、将来設計として切り詰めていかなければなりませんしね。天候にも左右され、そのたびに服装(夏は手頃な着替えや、冬は本当に重装備の服)やペットボトルの飲料などの持ち物に気を遣い(水分補給が非常に大切。猛暑の夏にそれが切れたら、コンビニなどで購入するが、そのコンビニなどが近くにあるかどうかも重要で、探し出さなくてはならない)、ホテルの手配など苦労しました。新幹線のチケットを取るだけでも一苦労。私はすべて自由席を利用させていただいたのですが、そのたびに座れるかなども懸念の材料でした。特に、九州や東北以北となると、座れるかどうかも悩ましい種でした。ホテルにしても、ビジネスホテルで尚且つ廉価かとか、駅の近くかとか、その周辺に飲食店があるかなどの面で、そこを探し出すのも難儀でした。あとはその都道府県の郷土料理ですよね。食べる時は本当に興味津々で楽しいのですが、それを探し出すとなると、またこれが精神的には負担になります。安価で尚且つ味も。さらに、携帯電話の充電ですよね。これは旅の生命線です。しっかりとホテルで充電できる設備でないと、旅先でまさに死に直面します。動きやすいスニーカーや服装、吸水性の良い下着なども考慮しなければなりません。この旅でスニーカーは履き古してボロボロですし、夏の猛暑に耐えたTシャツも擦り切れてボロボロですね。

 加えて、私は仕事の合間にある土日を利用して旅を実行してきました。そのため、旅が終わると、その疲れた体のまま、次にすぐ月曜日の仕事という具合でした。そのため、たびたび勤務中や、土日の旅のさなかでも体調不良を起こし、本当にキツかったです。いわゆる、疲労の蓄積ですよね。年齢も重ねてきています。旅のない休日の時は脚本の執筆や運動、料理、読書などで本当に忙しく、今思えばてんてこ舞いでした。そうした疲労ですよね。これが目に見えず勤務中の平日や、休日の旅などの土日ものしかかってきます。

 本当に旅がこんなにしんどいとは、自分が実際にやってみて初めて分かりました。それも全国各所で写真に収め、それとともにこのブログに記録してあるので、あとで振り返ってみた時、きっと思い出話に花を咲かせ、懐かしむのだろうなと思っています。3回目以降はどうするかは分かりません。自分が「またやりたい」と思えたら、やりますし…。ただ今のところは以上の理由から予定していないことだけは確かです。とりあえず、これで一区切り。よくここまでやり遂げたと思っています。

 まだ日本と世界で不透明な情勢が続いていますが、少しでも明るい希望が持てるような文章をこれからも読者の皆さまにお届けできればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。