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2010年度・JPN48 大会第6日・試合結果

▲大会第6日の試合結果
●第1試合 田名部生来(滋賀) 5 - 6x 宮崎あおい(東京)

田名部生来|000|010|103|000|00|5
宮崎あおい|004|000|001|000|01|6x

今日の第一試合は、延長14回までもつれる大接戦となった。
まず試合が動いたのは3回裏。宮崎が「1000のバイオリン」を発動して一挙4点先制。
その後田名部が「タナミンC」を発動、5回と7回にそれぞれ1点ずつ加点。しかし、2点ビハインドのまま最終回となってしまう。
しかし、土壇場で「生っ来生来にしてあげる」が発動。3点を挙げ、逆に1点のリードを奪うことに成功。
逆に追い込まれた宮崎だったが、前回大会覇者の意地を見せ、なんとか同点に追いつき、試合は延長戦へ。
延長に入ってからは、両者攻め手に欠き、膠着状態が続いたが、14回にとうとう田名部が力尽き、ゲームセット。
4時間半に及ぶ熱戦を宮崎が制した。

●第2試合 横山由依(京都) 8 - 0 伊東美咲(福島)

横山由依|101|010|203|8
伊東美咲|000|000|000|0

今大会初出場のフレッシュな横山が、ベテラン伊東を相手にまさかの完封劇。
試合は終始横山のペースとなった。
一回戦に続き、今回も「温泉リポート」で効果的に加点すると、最終回では、伝家の宝刀「ほなねー」が発動し、とどめをさす。
一回戦は後攻の横山がリードしていたため、9回の攻撃がなく発動できなかったが、地区予選でも威力を発揮した奥義が、今大会でも発揮された。
大会6回出場のベテランは、初陣でその姿を消した。

●第3試合 倉科カナ(熊本) 2 - 7 YUKI(北海道)

倉科カナ|000|000|200|2
YUKI|330|010|00x|7

大会最多出場記録(11回)を保持する"レジェンド"・YUKIに対するのは、昨年強豪のスザンヌを破って全国大会初出場を果たした倉科カナ。
しかし、試合は序盤で決定づけられてしまう。
YUKIが1回と2回に続けざまに加点し、一気に6点リードを奪うと、そこからはベテランらしい巧みな試合運び。
次戦を考え、完全に省エネモードに入るなど、貫禄と余裕を魅せつけた。
初戦で強豪の高橋愛を延長戦の末に破った倉科だったが、レジェンドの前には歯が立たなかった。


●第4試合 大本彩乃(広島) 8 - 9x 戸田恵梨香(兵庫)

大本彩乃 |301|002|200|8
戸田恵梨香|011|001|132|9x

中堅クラブ「Perfume」のエースで、一回戦は見事な完封を収めた大本と、激戦区兵庫を勝ち抜いた戸田の対決。
試合は、その互いの実力がぶつかりあった好ゲームとなった。
まずは立ち上がり、1回戦と同様に「のっちです」でいきなり先制した大本。
その後は両者ともに加点していくが、七回表の時点では5点のリードが開いていた。
しかし、7回裏に戸田が「死神の目の取引」を行うと、形勢は逆転。5点差をひっくり返し、見事逆転勝利を収めた。


▲各選手のコメント要約

田名部生来選手のコメント:
自分が持ってる実力をすべて出し切れたと思う。負けはしたが、悔いは残っていない。

宮崎あおい選手のコメント:
前回大会がどうたったかというのは全く関係ない。今大会で実力を出せなければ、あっという間に負けてしまう。
それを改めて思い知らされる試合だった。

横山由依選手のコメント:
1回戦、2回戦と、徐々に調子が上がってきている。この勢いをこの先も維持していきたい。

伊東美咲選手のコメント:
横山選手のフレッシュさに、終始圧倒されてしまった。彼女は素晴らしい選手なので、これからも成長してもらいたい。

倉科カナ選手のコメント:
YUKI選手は、この大会に出ている者なら、誰もが憧れている存在。そのYUKI選手とプレーできたのは、非常に良い経験だった。

YUKI選手のコメント:
まだまだ若い子には負けたくないという気持ちで試合に臨んだ。
何回この大会に出ていても、初戦というのは緊張するものだが、順調に滑り出せて良かった。

大本彩乃選手のコメント:
私たちを育ててくれた中田(ヤスタカ)監督に、良い報告ができなかったことが残念。
今回の経験を糧に、来年ここでリベンジしたい。

戸田恵梨香選手のコメント:
正直、途中であきらめかけたが、そこでもう一度気合を入れなおした。それが勝ちにつながった。


(北朝鮮中央テレビ 10:31)

2010年度・JPN48 大会第5日・試合結果

▲大会第5日の試合結果
●第1試合 柏木由紀(鹿児島) 8 - 7 佐々木希(秋田)

柏木由紀|010|130|003|8
佐々木希|000|240|001|7

第2回戦の開幕は、いきなり息詰まる攻防となった。試合が大きく動いたのは、5回。
まずは、先攻の柏木が、「ブラック柏木モード」を発動。一挙3点を挙げる。
しかし、佐々木もその裏、「ニャンフニャン♪」を繰り出し、4点を挙げて逆にリードを奪う。
試合はそのまま最終回まで突入したが、最後の最後で柏木の「以上、柏木由紀でしたっ」が決まり、ここで試合が決した。

●第2試合 水樹奈々(愛媛) 0 - 6 原幹恵(新潟)

水樹奈々|000|000|000|0
原幹恵 |100|220|01x|6

第2試合は、今大会3度目の完封劇となった。
原幹恵のわがままボディに、水樹奈々は全く手が出ず、チャンスの糸口すら掴めなかった。
対する原は、フェロモンを自由自在に操り、完全に試合のペースを握る。
順当にシードの原が危なげ無く3回戦へと駒を進めた。


●第3試合 瀬戸早妃(宮城) 4 - 2 広末涼子(高知)

瀬戸早妃|000|000|004|4
広末涼子|010|000|100|2

第3試合も、第2試合と同じく、途中までは広末が瀬戸を完封ペースで追い込んでいた。
だが、最終回、広末に「キャンドル・ジュン」が発動してしまい、次々とミスを犯し、4点の痛い失点。
最後まで粘りを見せる広末であったが、力及ばず。
優勝経験もあるかつての古豪は、最後の最後で力果てた。

●第4試合 麻生久美子(千葉) 3 - 4 鈴木愛理(岐阜)

麻生久美子|100|002|000|3
鈴木愛理 |100|011|01x|4

じつは、この試合には隠された因縁がある。
鈴木愛理のWiki情報では、出身地が「千葉」として記録されているのである。
実際には、生まれは岐阜県で、4歳の頃に千葉県に引っ越したのだが、それで「千葉出身」というイメージが定着してしまった。
そんな鈴木愛理と、正真正銘の山武市出身女優・麻生久美子の対決。
試合展開は、拮抗した消耗戦。最後は鈴木が勝利したものの、お互いベストを尽くした名勝負となった。


▲各選手のコメント要約

柏木由紀選手のコメント:
「敗戦」の2文字が頭をよぎった。しかし、最後に何とか「以上、柏木由紀でしたっ」を決められたのが、勝因となった。

佐々木希選手のコメント:
最後の最後で気が緩んだのかもしれない。秋田美人として、負けられないという気持ちはあったが、相手が一枚上手だった。

水樹奈々選手のコメント:
相手の胸元が気になり、集中できなかった。原選手のフェロモンは、女性も惹きつけられる物があると感じた。

原幹恵選手のコメント:
自分のペースで試合が出来た。次戦でも相手を骨抜きにしたい。

瀬戸早妃選手のコメント:
今回は、相手の自滅に助けられた感がある。ただ、運も実力のうちだと思うので、前向きに捉えたい。

広末涼子選手のコメント:
「キャンドル・ジュン」の発動が完全に失敗だった。今後は、「キャンドル・ジュン」の封印をしていきたい。

麻生久美子選手のコメント:
やはり、年齢面での限界を感じる。これからは、ああいう若い選手にJPN48を背負って行ってほしい。

鈴木愛理選手のコメント:
生粋の千葉生まれ・千葉育ちの方と対戦するのは、非常に複雑な気持ちだった。反面、これで、自分がまた一つ成長したのを感じる。


(アルジャジーラTV 15:30)

2010年度・JPN48 一回戦日程終了

一回戦の全日程が終了し、今日から二回戦が始まる。
二回戦から、予選成績上位16位のシード校が戦いに加わるため、より白熱したバトルが期待できそうだ。
一回戦終了時点でのトーナメント結果は、下記のようになっている。

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昨年度優勝の宮崎あおい(東京)らを筆頭に、次々と強豪が参戦してくるので、ますます目が離せなくなりそうだ。

(AP通信 14:31)