今日のタロットカードの導きは・・・
世界（逆位置）
『あるがまま受け入れることで、見えている世界を広げる時』
逆位置の「世界」のタロットカードは、物事が中途半端なまま停滞することを意味しています。
未完成な状態から先に進めず、迷いや混乱が生じます。
ベストではないのに、理屈をつけて満足しているかのように自分をごまかしているかもしれません。
あるいは、自分の限界や無力さを感じて悲観的になったり、自暴自棄になってしまうこともあるでしょう。
価値観の違いを受け入れられず、相手の言動に不満や失望を感じてストレスを抱えやすくなります。
それぞれが違うからこそ生みだされる素晴らしさを思い出しましょう。
このカードはあなたに、個を超えた広い視野で周りに目を向け、バランスをとるように、と伝えています。
進みたいのになかなか進めない、踏み出せない。
「現状も悪いわけじゃないし」と、ジレンマを抱えながらも甘んじてしまいます。
それは、あなたの心の中に、現状に留まっていたい何かや先に進むことへの恐れがあるのかもしれません。
目先の利益や小さなことにこだわって、周りが見えなくなっていませんか？
目標や目的と手段をはき違えていませんか？
自分なりのこだわりに捉われていると、チャンスや幸運が訪れても見逃してしまいます。
広い広い世界にも、あなたの中にも、想像以上の可能性があふれています。
自分らしさや信念は持ちつつ、あなたを取り巻く世界とのバランスをとりましょう。
それはお互いを認め合うということ。
理解や共感はできなかったとしても、相手を頭ごなしに否定しないで。
良い悪いではなく、「こういう人なんだ」「この人はそう思うんだ」と客観視して受け入れましょう。
そして、あなた自身のことも、「私なんてこの程度」と過小評価せずに、「もっと良くなれる」と認めてあげましょう。
大切なのは、周りのものをいかにコントロールするかではなく、あなた自身がどう捉え、どう活かすか。
どんなこともあなたしだいで価値を生み出すことができ、何度もチャンスや幸運は訪れていて、世界は味方してくれています。
誰もがこの世界で、さまざまな関わりの中で人生を進めていきます。
ひとりですべてをこなせるわけではなく、あたりまえのことが誰かのおかげで成り立ってもいます。
あなた自身も、気づかずに誰かの役にも立っています。
形あるものも目には見えないものも、過去も未来も、あらゆるものがつながり絡みあって、今のあなたがいます。
与えあい、分かちあい、支えあっている。
そこに意識を向けてみれば、違うものがみえてくるはず。
何かが終わってしまったとしても、それは新たな始まりにつながります。
望みどおりにはいかないことも、後になってみれば、すべてが必要なステップだったと思えるでしょう。
さまざまな関わりに振り回されるのではなく、その中で今できることを工夫して楽しみ、あなたの世界を創りあげていくのです。
歩みを妨げている不安や恐れを乗り越え、次のステージへと進む時です。
すべてを認め受け入れることで解放され、あなたをさらに成長させる新しい目標をかかげて、より高い理想を実現できるでしょう。
