AKB48 ならぬ「EKB48」(「エ○い、キモい、バカ」の頭文字です w)の僕でも、真面目に世界の将来について考える時期があります(^▽^;)。
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という訳で、今回は少し真面目な話を……。
このブログに掲載している写真を見てくれたある知り合いのカメラマンさんから、「かなり手の込んだ後処理をしているでしょう?」と言われたことがあります。
Photoshop CS5 にヴァージョン・アップしたばかりなので、ここ最近は同ソフトばかり使っています。
Photoshop は「5.5」から使い始め、順調に「CS2」までアップグレードして来ました。
それ以来の久し振りのヴァージョン・アップなので、新機能の追加も多く試行錯誤しながら使っています(^^ゞ。
ネットにアップするために Photoshop CS5 を使っている、と言うより、Photoshop CS5 を使うためにネットにアップしている——と言った方が近いような感覚が確かにあります(笑)。
今回の Photoshop CS5 のキャッチ・フレーズのひとつ「作業効率のアップ」は、実際に使ってみて実感することが多いですね(^^ゞ。
まあ、CS2 からのヴァージョン・アップなので尚更なんでしょうが……(^^;。
ただ新機能もさることながら、従来の基本機能(選択・調整・修正)の精度が高くなっているので、「正常進化」しているとも言えるでしょう。
——前回ご紹介した写真を例に少し説明します。
画像処理前
バス・ルーム内で、照明は電球の色温度の低い赤い光で照らされています。
(正確には、隣りの部屋から蛍光灯の光が射し込む「ミックス光源」の状態です)。
狭い空間なので、オレンジ色のドーム・バウンサーを付けたフラッシュをバウンスさせて撮っています。
つまり、フラッシュの光を電球の色温度に近づけている訳です。
この方法ではカメラの設定は「オート・ホワイト・バランス」にするそうですが、僕は後処理のしやすさも考えて、教科書通りに「3200K」に設定しました。
試し撮りでカメラの背面液晶で見た限りでは、ほぼホワイト・バランスが修正されていたように思えたのですが、自宅のモニターで確認すると、それでもまだ赤いですね(><;)。
さてここからが後処理ですが、Photoshop の自動色調補正でホワイト・バランスはほぼ簡単に修正出来ます。
その後の処理ですが、「Photoshop の歴史は選択ツールの歴史である」という言葉にあるように、Photoshop CS5 の目玉である「選択ツール」で人物のマスクを作成しました。
マスク
まずザックリと人物を選択してから、CS5 の新機能「境界線を調整…」を使います。
大まかな概要は次のリンク先を参照して下さい。
Adobe Photoshop CS5 のすべて 20年目の進化
勿論この「境界線を調整…」も万能ではないので、「最後は手作業」で微調整が必要です(^^;。
細部を見ると粗さが残っていますが、がしかし、大雑把に処理しても素人がここまで出来るのですから、ウェブ使用なら十分でしょう。
ヴァージョン「5.5」で同じ処理を行うことを考えれば、大幅な時間短縮・作業効率のアップです(^^ゞ。
レイヤーマスクとして切り抜くと……
実際にはこの「基本」マスクに更に手を加えて、数パターンのマスクを作成したのですが、それ自体にはそれ程時間や手間がかかりません。
「最後は手作業」になるのは CS5 でも同じですが、スピードや操作性は数段アップしているという、正に「正常進化」を実感しています(^^ゞ。
画像処理後