現場にいたカメラマンさんや、Photoshop を使ったことがある人には、「文字だけ」でも何となく理解出来ると思いますが、それ以外の写真に詳しくない一般の方々にとっては、イメージするのが難しいはずです(^^;。
つまり「不親切」なわけです。
このブログは写真に特化したものではなく、そのためペタ帳を見ると実に様々な方がペタしてくれています。
中には、その道(業界)では有名な方からも、たまにですが(^^;、ペタを頂きます。
という訳で、処理の過程(写真)を交えて、簡単ですが再度解説します。
細かいことは分からなくても、これがこうなって最後にこうなった、と言う風に理解してもらえるだけで構いません。
自分のカメラの腕が悪いのを示すことにもなるので、お恥ずかしいのですが……(笑)。
元の写真
全体的に暗い(露出がアンダー)ですし、構図も良くありません。
はて、どう撮るかな……と迷っていた(考えていた)ところに、モデルさんが目線をくれたので、慌ててシャッターを押したのが実情です。
まずはトリミング(切り抜き)で画面構成(構図)を、少しはマシに整えました。
トリミングした後
構図を整えるのが目的なので、元の写真のフレームの外まではみ出して切り抜いています。
その後、Photoshop CS5 の新機能「塗りつぶし (コンテンツに応じる)」で、余白部分を塗りつぶしています。
詳細は Photoshop のサイトで紹介されているので、そちらを参照して下さい。
完璧ではありませんが、目立たないくらいまでは一発で出来ます。
今までの消すことだけでなく、足すことも「簡単に」出来るようになったわけですね(^_^)v。
先日「Photoshop CS5 って、凄いの?」と尋ねられましたが、その凄さはこういうところにあると思います。
今まで5分、10分かかっていた作業が、ほんの数秒で完了するのです。
正に実務者が最も喜ぶアップグレードだと思います(^∇^)。
さて、モデルさんの顔の上半分近くとその下とでは、色の発色が異なっています。
部分的にカラー・バランスが異なっている(色かぶり)状態です。
まず画面全体の色調(カラー・バランス)を整え、その後に部分的に調整していきます。
この作業が手間だったのですが(^^;、細かくなるので説明は割愛します。
それは、僕の方法が必ずしも正しい訳ではなく、また「目立たない程度に」ということで少し雑でもあるからです(^^;。
それに、世の中にはもっと上手く出来る人も少なくないでしょう……。
今回も思ったんですが、やはり撮る時にきちんとしないと、後処理が大変になるということです(>_<)。
撮影時「後で Photoshop で処理すれば良いから、適当に……」と Photoshop に頼るのは、間違いだと思います(笑)。
あくまでも「最後の最後」の失敗の救済くらいに考えた方が良いでしょう……(^^ゞ。
処理後の写真(完成)