前回の補足(写真の修整) | Down to the river......

Down to the river......

写真・音楽等の趣味や、日々の雑感、または個人的な備忘録……

前回の「涼木りらん」さんの写真の紹介ですが、内容が少し雑だったかなと思うようになりました。

現場にいたカメラマンさんや、Photoshop を使ったことがある人には、「文字だけ」でも何となく理解出来ると思いますが、それ以外の写真に詳しくない一般の方々にとっては、イメージするのが難しいはずです(^^;。

つまり「不親切」なわけです。

このブログは写真に特化したものではなく、そのためペタ帳を見ると実に様々な方がペタしてくれています。

中には、その道(業界)では有名な方からも、たまにですが(^^;、ペタを頂きます。

という訳で、処理の過程(写真)を交えて、簡単ですが再度解説します。

細かいことは分からなくても、これがこうなって最後にこうなった、と言う風に理解してもらえるだけで構いません。

自分のカメラの腕が悪いのを示すことにもなるので、お恥ずかしいのですが……(笑)。




元の写真

$Down to the river......-20101011lilan21-BF01





全体的に暗い(露出がアンダー)ですし、構図も良くありません。

はて、どう撮るかな……と迷っていた(考えていた)ところに、モデルさんが目線をくれたので、慌ててシャッターを押したのが実情です。

まずはトリミング(切り抜き)で画面構成(構図)を、少しはマシに整えました。




トリミングした後

$Down to the river......-20101011lilan21-BF02





構図を整えるのが目的なので、元の写真のフレームの外まではみ出して切り抜いています。

その後、Photoshop CS5 の新機能「塗りつぶし (コンテンツに応じる)」で、余白部分を塗りつぶしています。

詳細は Photoshop のサイトで紹介されているので、そちらを参照して下さい。

完璧ではありませんが、目立たないくらいまでは一発で出来ます。

今までの消すことだけでなく、足すことも「簡単に」出来るようになったわけですね(^_^)v。

先日「Photoshop CS5 って、凄いの?」と尋ねられましたが、その凄さはこういうところにあると思います。

今まで5分、10分かかっていた作業が、ほんの数秒で完了するのです。

正に実務者が最も喜ぶアップグレードだと思います(^∇^)。



さて、モデルさんの顔の上半分近くとその下とでは、色の発色が異なっています。

部分的にカラー・バランスが異なっている(色かぶり)状態です。

まず画面全体の色調(カラー・バランス)を整え、その後に部分的に調整していきます。

この作業が手間だったのですが(^^;、細かくなるので説明は割愛します。

それは、僕の方法が必ずしも正しい訳ではなく、また「目立たない程度に」ということで少し雑でもあるからです(^^;。

それに、世の中にはもっと上手く出来る人も少なくないでしょう……。

今回も思ったんですが、やはり撮る時にきちんとしないと、後処理が大変になるということです(>_<)。

撮影時「後で Photoshop で処理すれば良いから、適当に……」と Photoshop に頼るのは、間違いだと思います(笑)。

あくまでも「最後の最後」の失敗の救済くらいに考えた方が良いでしょう……(^^ゞ。




処理後の写真(完成)

$Down to the river......-20101011lilan21