個人的メモ;小宮慶子さん | Down to the river......

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写真・音楽等の趣味や、日々の雑感、または個人的な備忘録……

新しい PC(Mac mini) への移行作業が思いのほか手間取っています。

CPU の「Intel」への変更だけでなく、OS が「Snow Leopard (64ビット対応)」になったため、Intel 対応でも32ビットのプラグイン等の一部が動作不能になっているからです。

何を言っているんだか分からないかもしれませんが、要するに「32→64ビット」への移行過程においても互換性の問題が存在する、と言うことです(^^;。

僕の事前の勉強不足も関係しているのですが……(笑)。



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ここからは、「個人的メモ」です。

広告写真家「伏見行介」先生のブログに、個人的に印象に残る文章があったので、記録用としてここにメモします(^^ゞ。

異業種であっても参考になるお言葉が、彼のブログには時々登場するので、日常的にチェックしています。


問題がわかったら、素早く真摯に真っ直ぐに解決に向かうしかないです。
ごまかしや、はぐらかしは絶対にNGです。
昔、お世話になった代理店の営業さんが、トラブルが起きた時ほど、相手と仲良くなるチャンスといっていましたっけ。


個人的なポイントは「素早く真摯に真っ直ぐに」と「ごまかしや、はぐらかしは絶対にNG」というところです。

「素早く」というのは、最初は小さな誤解や行き違いから大きな問題へと発展することが多いからです。
サントリーとキリンの合併決裂が、その良い例でしょう。

人間を長くやっていると、誰もが仕事や人生で大きな失敗を経験するものでしょう。

大事なのは失敗した後。そこで変なごまかしやはぐらかしをすると、信用や信頼を失います。

失敗は誰でもしますが、もっと怖いのは信用や信頼をなくすことです。そうなると問題の解決は不能となります。

僕にも過去に苦い経験があるので、自戒の意味を込めて……(^^;。


モデルさんほど誤解されている職業は無いと、私は思います。
(中略)
モデルさんを見る世間の目も、モデルさんになりたいと思う人達自信(【注】「自身」の誤字でしょう)も、けっこう誤解しています。
どんなモデルさんでも、いくらなりたくても「一定の条件」をクリアしないと成れない職業です。「一定の条件」は努力しても、勉強しても得られません。
全てと言う訳ではありませんが、日本人の女子モデルよりも、外人モデルの方がプロ意識が高いようにです。
今、モデルさんとしてして活動されているみなさん、あなた達もクリエーターなのです。お互いがんばりましょう。


ここで言われている「一定の条件」とは何でしょうか?

僕にも当然良くわかりませんが(^^;、「写真写りの良さ」なんかはその内のひとつではないでしょうか。
教えて良くなるものではありませんからね(将来科学が進歩して、教えることが出来るようになるかもしれませんが)。

寒くても薄着にならなくてはいけないし、暑くても汗をかけないし……モデルさんって肉体労働的な部分が多いので、端から見ていても結構大変な職業です(^^ゞ。

外見が美しい、スタイルが良いだけでは務まりません。それなりの「強い意志」を持っていないと続けられないと感じています。

ここでの個人的なポイントは、「あなた達もクリエーターなのです」というところです。

例えば、このブログに掲載している僕の写真の中で、もし良い写真だと思われるものがあったとするならば、その殆どがモデルさんのクリエイティヴな直感・才能に因るものなんですよね、実際は(^▽^;)。

僕がよく参加する「大人数」の撮影会なんかは、周りの状況等の影響で、ロケーションや光の状態が悪いことの方が多いのです(>_<)。

僕の方にも問題があるかと思いますが、「ここでどうやって撮ればいいのかな」と良いイメージが浮かぶことが出来ずに撮っている時間の方が遥かに多いんですよね。

そんな時クリエイティヴなモデルさんは、思いもよらないポーズや表情をしてくれて、「そうか、こういうイメージがあったのか」とこちらを助けてくれるのです(^∇^)。





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上の写真がその良い例になるのか分かりませんが(^^;、この時もモデルさんをこの位置に立たせてどうやって撮ればいいんだ、と内心思っていました(^▽^;)。

取り敢えず、奥行きが出るポジションに移動しましたが、良い写真が撮れるイメージは僕には全くありませんでした。

改めてこの写真を見て、いつも気さくで誰にでも優しい慶子さんが、こんなセクシーな雰囲気になることがあるんだ、と驚いています。

普段は見せない彼女の別の一面を見たような気持ちです(^^ゞ。

つまり、慶子さんでなければ、あの場所でこの写真は撮れなかった、ということだろうと思います。

たまにコメントで僕の写真が褒められることがありますが、僕ではなく、モデルさんの方が凄いんですよ……本当は(^^ゞ。