東京オートサロン 2010(涼木りらんさん)- Part 8 | Down to the river......

Down to the river......

写真・音楽等の趣味や、日々の雑感、または個人的な備忘録……

僕にしては長く続けて来た「東京オートサロン 2010」の最終回です(^^;。

涼木りらん」さんの最後のステージが終わった後、何人かのカメラマンと即席の彼女の撮影会みたいなものが、ブースの隅で(短い時間ですが)始まりました。




$Down to the river......-lilan_TAS2010_26




最後なので僕の本音を書かせてもらうと、会場内で見ることが出来たどのコンパニオンさん達よりも、彼女は美しかったです(見た目でという意味です w)。

その時は、「不景気なので、(お金のかかる)一流どころを集められなかったんだろう」としか思わなかったんですが(笑)、今こうして写真を見返していると、いつも(の撮影会)よりも増して一際美しいのでは、と感じています(^^ゞ。

このようなシックな衣装(制服系)が僕の好みのせいかもしれませんが、「セクシー・りらん」で有名な彼女によく似合っていると思います(*^▽^*)。

勿論普段でもとてもお美しく、今でも最初に彼女に声をかける時、ドキドキして躊躇してしまうんですが……(*⌒∇⌒*)。




$Down to the river......-lilan_TAS2010_27





$Down to the river......-lilan_TAS2010_28





$Down to the river......-lilan_TAS2010_29




仕事が終わってホッとしたのか、撮影会ではあまり見せない表情をしていました(*^o^*)。

「ニコパチ」と言って、モデルさんは撮影向きの笑顔を作ることが多いんです(笑)。

僕が好きな彼女の素が出ている笑顔は、次の写真のものに近いです。




$Down to the river......-lilan_TAS2010_30




以前撮影会で彼女を撮った直後、「ありがとう」と言おうとしたのですが、彼女の魅力に圧倒されてドギマギしてしまいました(^^;。

その姿を見て、クスッと彼女が笑った感じが上の写真に近い表情でした。

その笑顔を見て胸が「キュン」となったのを覚えています(笑)。

何気ない一瞬ですが、そんな些細なことが「この人を撮りたい」という気持ちの源泉になっているんですよね。

……僕だけかもしれませんが(笑)。



ーー◇ー◆ー◇ーー◇ー◆ー◇ーー◇ー◆ー◇ーー◇ー◆ー◇ーー◇ー◆ー◇ーー



最後に真面目な話をします——。

涼木りらんさんのナレーションを何回か聞きましたが、残念なことに彼女の話を真剣に聞いている来場者の方は、1人もいないようでした……。

ブースに集まってくる人は皆さん、おへそを出したコンパニオンさん達の写真を撮っています(^^;。

車に興味がある人は、彼女の説明を聞かずに、直接スタッフさんに声を掛けて個別に説明を受けています_| ̄|○。

「オートサロン」等のこの種のイベントはこんなもの、と割り切って仕事をすれば良いと思うかもしれませんが、回数を重ねる度に「精神的な疲労度」が増していくお仕事、だと僕は見ていて感じました。

「ある森の奥深いところに、大きくて立派な樹木がある。しかしそれを見たことがない人にとっては、その樹木がこの世に存在していないことに等しい」

と同じで、いくら仕事とは言え、彼女の「レーゾン・デートル(存在理由)」がないような思いにとらわれてしまっても不思議ではないと思います。

どんな仕事でも、真剣に取り組んでいるのなら尚更、誰かに少しでも認めてもらいたい——と感じるのが人として当たり前の感情でしょう?

彼女の心境がどうだったのかは判りませんが、そのような様子はおくびにも出さず、笑顔で自らの仕事をこなしていました。

その彼女の姿を見て、次の有名な言葉を思い出しました。

明日地球が滅びようとも
今日私はリンゴの木を植える(マルチン・ルター)

彼女の姿勢にちょっと感動したというか、何というか……。

イベントの花形のコンパニオンではなく裏方の MC ということで、当初は彼女を応援&励ます気持ちも少しはあったのですが(^^;、実際は逆に僕の方が励まされたような気持ちになりました。

長々と彼女の写真をご紹介して来ましたが、その原動力となったのは彼女へのリスペクトの気持ちによるところが大きかったです(^^ゞ。



ーー◇ー◆ー◇ーー◇ー◆ー◇ーー◇ー◆ー◇ーー◇ー◆ー◇ーー◇ー◆ー◇ーー



彼女を撮った写真の中で、僕が一番気に入っているものが次です。




$Down to the river......-lilan_TAS2010_25




ナレーションが終わってマイクをスタンドに戻す瞬間です。

20分程の長いナレーションが終わってホッとした「安堵感」と、無事に最後までやり遂げたという充実した「達成感」が混ざった、彼女の素の感情がすっと現れた瞬間だと僕には感じられます。

それほどの写真か、と問われると何とも言えないのですが……(苦笑)。

それはともかく(^^;、何気ない一瞬に「輝き」を見出すことが、写真の「レーゾン・デートル(存在理由)」ではないかと僕は考えています……。



 ◇ ◇  ◇ ◇  ◇ ◇  ◇ ◇  ◇ ◇  ◇ ◇  ◇ ◇ 



最後に唐突ですが、音楽をご紹介します(^^ゞ。

ベイビーフェイス (Babyface)」が在籍していた「The Deele」の1988年のヒット曲「Two Occasions」です。

「Aメロ→Bメロ→サビ」へと展開していきますが、特に「Bメロ」の部分が堪らなく好きで今でも時々聴いています(^^ゞ。

「Aメロ」は他のメンバーが担当していますが、サビへと続く「Bメロ」だけは作曲者のベイビーフェイスがリード・ヴォーカルをとっています。

調べてみると、ザ・ディール時代にベイビーフェイスがリード・ヴォーカルを担当した唯一の曲だとか……。
【訂正】
「この曲が収録されているアルバム『Eyes of a Stranger (1987)』の中で唯一」、の間違いですm(_ _)m。

その後音楽家として大成功する彼の最初のヒット曲(全米10位)として記念碑的だと思うのですが、特に日本では、殆ど知られていないようで残念ですorz。

「誰も気付いていないようなところに、実は本当に良いものが存在している」

という意味合いから、涼木りらんさんに関連付けてご紹介させて頂きます(^▽^;)。

本当に名曲なんだから(笑)。




The Deele - Two Occasions






$Down to the river......-lilan_TAS2010_25-mono