東京オートサロン 2010(涼木りらんさん)- Part 6 | Down to the river......

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写真・音楽等の趣味や、日々の雑感、または個人的な備忘録……

東京オートサロン 2010」の続きですね。

いつまで続けるんだ、と一部の読者の方から言われそうですが(^^;、事前の僕の予想を上回る200枚超の写真を撮ってしまった関係で、チョイスに手間取っています。

なぜなら、普通の撮影会とは写真の趣きが微妙に違うので、同じような写真でもそれぞれ独特の雰囲気があり、選ぶのに時間がかかっているからです(^^;。

それに、「涼木りらん」さんの写真をアップするとアクセス数が増えるので、このまま時系列順で掲載していきます。

といっても、写真の残り枚数も少ないので、あとちょっとで終わりでしょう(^▽^;)。




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当たり前な話なんですが、いつもの撮影会とは少し違った写真が多いです。

ステージが終わった後の安堵感からか、彼女のポージングも撮影会の時とは違います(^^ゞ。




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ところで、彼女との立ち話で「コンパニオンさんの周りはもの凄い人だかりなので、思うように撮れないね」みたいなことを話しました。

彼女はそれに対し、「綺麗に撮りたい人(僕のこと?)と違って、あの人達(カメラ小僧?)はただ(コンパニオンさんが)写っていれば良いのよ……」と答えたと記憶しています。

彼女の言わんとしている事は理解出来ましたが、それとは別に「オレって綺麗に撮りたいのかな?」と自問自答してしまいました。

写真を見た方が「綺麗だ」と感じる事は全然構わないのですが、撮っている心境からすると少し違うという違和感があるのも事実です(笑)。

その場のセッティングとカメラの操作を間違えなければ、「綺麗な」人・物を撮れば「綺麗に」写るのですから……理論的には(^^;。




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以前、人物写真は撮る相手を好きになることが大切だ、と書きました。
今回コンパニオンさん達の写真を撮らせて頂きましたが、正直5、6枚撮れば十分でした。

だって、外見は綺麗ですが、彼女達のことは何も知らないのですから……(^^;。

僅かでも彼女等の人格・人柄に魅力を感じないと、好きになれないでしょう?(笑)

元々モデルさんは綺麗なのですから、「この人を撮りたい」って気持ちは「綺麗に撮りたい」ということではないと感じました。

敢えて表現すれば「より良く撮りたい」と思っています(^^ゞ。

あっ、だからと言って涼木りらんさんの言うことに反論している訳ではありませんからね……(^^;。
お間違えなく(笑)。

また「綺麗に撮りたい」という気持ちは、やはり少なからずあります、はい……(爆)。




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最初は普通のポートレート写真と同じ感覚で撮っていたのですが、時間が経つにつれ、イベント及びステージという環境からか、次第に「スナップ写真」のように撮っていました。

——「スナップ・ポートレート」という分類に入るのかな?

「スナップ写真」については、以前のエントリーで言及しましたね。


スナップ写真(スナップ・ショット)


「肖像権」がどうの、と法律的な難しいことを書いていてお恥ずかしい(笑)。
専門家ではないので、多少の間違いはご容赦下さいm(_ _)m。

アンリ・カルティエ=ブレッソン」はそのモダンな構図(映像感覚)等、大好きな写真家です。

彼の次の言葉は、人物を撮る時の「自戒」として、時々は思い出さなければと思っています(^^;。

人の写真を撮るのは恐ろしいことでもある。なにかしらの形で相手を侵害することになる。だから心遣いを欠いては、粗野なものになりかねない。
(アンリ・カルティエ=ブレッソン)




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……前回のお約束通り、真面目に書いてみましたが、楽しめましたか?(^▽^;)

次回はどうしよう……(笑)。