1月12日(火)平日

鉄道利用あり。


11.新潟交通観光(新発田)
築地経由中条営業所行
新潟22か1477
新発田駅前→中条駅前(660円)
6時54分~7時48分


駅前のバス乗り場ではたくさんの高校生が待っている。しかし中条行に乗ったのは自分だけだった。走る道に沿って絶えず住宅が立ち並ぶ。バス停の度に中学生がバスを待っているがスクールバスを待っているようで乗ってきたのは2人だけだった。そのまま中条駅に到着する。駅ではちょうど羽越線の上り列車がやってきて、かなりの人数が駅の先の営業所まで行くこのバスへ乗り込んだ。バスは高校生を満載して出発していった。

ここから坂町駅まではバス路線が完全に断絶する。気候が厳しく道も複雑なのでこの区間は鉄道を利用する。夏ならば徒歩1.5時間程度か。



中条駅で回送停車中のジョイフルトレインNO.DO.KA。それにしても一晩でずいぶん雪が積もってしまった…



JR東日本羽越線
普通村上行115系
1925M(越後曽根発白新線経由)
中条⇒平木田⇒坂町(195円)
8時37分~8時46分





12.新潟交通観光(下関)
下関経由関川村役場行
新潟22か1301
坂町駅前→下関営業所(450円)
8時59分~9時25分


駅から出ると天井に雪を積んだバスが待っている。保温のためドアを閉めていたがドアの前に立つと開けてくれた。どこまでか聞かれたので営業所までと答える。普段始発から乗る人などいないのだろう。駅前ロータリーからのバスは県立坂町病院を通り東へ走る。途中左折して荒島の集落に寄る。この辺りは道幅が狭い。その先はJR米坂線に並走して走る。関川村に入ってからようやく役場へ行くという客を乗せる。関川村の中心、下関へはすぐだった。

荒島付近




下関営業所-Shimoseki Office-(新潟県関川村)
関川村役場、関川郵便局、JR越後下関駅が近くにある。



13.新潟交通観光(下関)
小見経由村上営業所行
新潟22か1301
下関営業所→村上駅前(700円)
9時50分~10時32分


坂町から乗ったのと同じバスだ。始発から3人乗っている。バスは人家のないような雑木林を走るが集落が見えてくると狭隘路に入る。お客さんも降りるところが決まっているようでボタンを押さなくてもバスは停まる。



村上市街に入ってからはあまり道の広くない城下町を進む。病院で最後の一般客を降ろして次が村上駅だった。



村上営業所-Murakami Office-(新潟県村上市)



14.新潟交通観光(村上)
寒川行
新潟200か767
村上駅前→寒川(670円)
12時12分~13時02分


羽越本線に沿って村上と府屋を結ぶ路線が分断されたもの。羽越線で最も海が美しい区間の鉄道よりもさらに海側を進む。村上駅で10人くらい乗せた客も早川駅を過ぎたあたりからだんだん降りていった。越後寒川駅を過ぎて少し行ったところが寒川バス停だった。海岸道路沿いにポールが立ってるだけだった。新潟方面では雪が積もっていたがこの辺りにはその形跡はなかった。村上市の学割実証実験のため大学生の自分は340円払って降りた。





寒川-Kangawa-(新潟県村上市)
羽越線越後寒川駅からやや北に位置する停留所。海沿いのR345上にある。村上市社会実験路線の乗継場所として設定されただけなので特別な施設はない。ただドアを閉められる待合室もあり、乗継バスも連絡しているので冬場も問題はない。



15.新潟交通観光(勝木)
府屋中町行
新潟200か768
寒川→府屋駅前(310円)
13時05分~13時22分


バスは府屋方面にある駐車場からやってきて村上側の交差点で切り返してやってきた。運転手に乗り継いで来たのか聞かれたのでそうだ、と言うと笑われた。バスは先程の路線の続きを走るがすぐに勝木駅に着く。病院の目の前にある駅で、バスは病院にも寄る。残念ながら乗降はなく、旧山北町の府屋駅で下車。


16.新潟交通観光(勝木)
伊呉野行
新潟200か768
府屋駅前→伊呉野(210円)
14時26分~14時36分


さっきと同じバスと運転手さん。これまでと同じく羽越線に沿って海沿いを走る。海沿いの道で乗ってきたお客さんを乗せ、鼠ヶ関駅近くの伊呉野まではすぐだった。駅で転回して帰るので駅まで乗せてくれるというのでお言葉に甘える。他のお客さんは伊呉野で降りていった。




伊呉野-Igureno-(新潟県村上市)
村上市の北端にあり、新潟県最北の集落である。現在では山形県鶴岡市鼠ヶ関と繋がったひとつの集落となっている。
新潟交通観光のバス停は新潟県側の県境から離れたところにある。一方、庄内交通は県境付近に停留所があり、平沢方面は新潟県、温海方面は山形県にポールが立っている。両社のバス停の距離は100m弱といったところだ。
写真は小屋があるのが新潟交通観光で赤いポールが庄内交通のものだ。





鼠ヶ関-Nezugaseki-(山形県鶴岡市)
新潟県と山形県の県境。白河の関、勿来の関と並ぶ奥州三関のひとつ。古代からここは東北への入口だった。
また鼠ヶ関はマリンレジャーで有名な港町。オフシーズンだけど海を見守る厳島神社に参拝する。




 
県境の線には足跡が書いてある。こうしてほしいのかな・・・



17.庄内交通(あつみ)
あつみ温泉駅経由温海営業所行
庄内200か139
伊呉野→温海温泉センター(590円)
16時53分~17時14分


数分遅れでやってきたバスの車内に乗客はいない。鼠ヶ関駅に寄って集落の中を走るけど乗ってくる人はいなかった。薄暗い鼠ヶ関漁港を左手に見ながら海沿いの道を進む。まもなくあつみ温泉駅に入る。駅は海沿いの国道から坂を上ったところにある。わざわざ駅前のロータリーに入ったのにそこから乗ってくる人はいなかった。あつみ温泉は送迎付きの宿が多いから電車とバスの乗継で観光に来る人は少ないのだろう。
駅を出るとバスは緩い坂を上り5分ほどで温泉街に入る。宿の最寄りの温泉センターで降りる。
温泉街の中心度いうけど真っ暗だ。少し歩くと温海川が流れていた。今日はここのすぐ近くの宿に泊まる。


明日は秋田県を目指します。


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2016年1月11日(月・祝)
成人の日振替休日

6.越後交通(三条)
保内経由加茂駅行
長岡200か846
東三条駅前→加茂駅前(290円)
10時55分~11時25分


信越本線にそって加茂駅へ向かうバス。しばらくは淡々と国道を走るが保内駅周辺では行き違いできないほど狭隘な道を通る。保内小学校を経由して集落をじっくり回るがそこでの乗降はなかった。


 
駅からすぐの加茂山公園を散策した。秋は紅葉の名所だけれど冬の雪景色も美しい。



加茂唐八味らーめん
加茂山公園近くの大國という店でラーメンをいただく。あっさりしているけどピリ辛で美味しい。

7.新潟交通観光(潟東)
潟東営業所行
新潟22か1182
加茂駅→潟東営業所(740円)
12時50分~13時35分


ここからは新潟交通のエリアになる。回数券について運転手さんに聞いてみると新潟交通観光のみ利用できて普通回数券1,000円(100×11枚)と買物回数券800円(100円×10枚/平日10時~17時土休日終日)とのことだったので1部ずつ買う。これで潟東営業所までと明日の新発田から先の区間で使える。

このバスだが信濃川系河川に沿って走る。庄瀬という集落から道が狭くなる。そこで客を乗せてしばらくくねくねした集落を走ると商店が並ぶ白根地区になる。健生病院を経由して白根の中心地を回る。再び健生病院を通ると田んぼの中をまっすぐ進んだ先が街はずれの潟東営業所だった。周りは田んぼばかりだ。



 
潟東営業所-Katahigashi Office-(新潟市西蒲区)


8.新潟交通観光(潟東)
寺地経由青山行
新潟200か361
潟東営業所→青山(650円)
13時53分~14時50分


次の路線はかつては新潟市中心部へ直通していたが、BRT化社会実験のため西部地域のハブである青山停留所で乗り継がなければならない。
新しい高速車がやってきた。潟東と青山を結ぶ路線には高速車が多く使われているようだ。一般車より大きいため道の狭い白根地区では慎重に進む。白根地区を抜けると広い国道を北上する。そこからどんどん客を拾い席が3ぶんの1くらい埋まる状態で終点の青山に到着した。

 
青山-Aoyama-(新潟市西区)


9.新潟交通(新潟西部)
萬代橋ライン快速新潟駅行
新潟200あ2
青山→万代シテイ(210円)
15時10分~15時31分


ここから新潟駅へは基幹バスとして10分間隔でバスが出ている。ここでは新しく新潟交通に導入された連接バスに乗っていく。
快速バスで主要な停留所しか停まらない。車内は硬い椅子に細い手すりというヨーロッパ仕様。運転席横の席は1.5倍の幅がある。あと欧州車の宿命なんだけれども電子案内板が一番前の席から見えないつくりになっている。
さてバスはほとんどの席が埋まった状態で青山を出発する。大きなバスだけれど片側一車線の道もありなかなか大変そう。連接バスは快速便限定だけれど、各停便も最新のニューエアロスターなど新しい車両が配備されているようだ。
さて少しの乗車で新潟県最大のバスターミナル、万代シティだ。バスはバスセンターには入らず路上で降車となる。






万代シテイ-BandaiCity-(新潟市中央区)



10.新潟交通観光(新発田)
木崎経由新発田営業所行
新潟22か1426
万代シテイ→新発田駅前(650円)
16時08分~17時15分


白新線の北側を北東へ向かっていく路線。片側一車線の道をひたすら走る。平日だったら渋滞しそうだ。幸い今日は祝日。遅れることなく新発田駅に到着した。


今日は一旦新潟へ帰ります。明日は新発田からバス断線区間を超えて山形県の庄内を目指します。




晩御飯は新潟駅近くで新潟B級グルメタレカツ丼政家
サクサクのカツに甘いタレにしっかりとしみこんでいて美味しい




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2016年1月10日(日)
ちょうど半年ぶりのバスの旅は新潟県を縦断。群馬新潟県境は三国峠の徒歩区間があるため時期的に断念。今回の区間から完全な路線バス断絶区間が存在します。ここでは最低限の鉄道を使いつつ、旅を続けるつもりです。

越後湯沢駅前の案内所で回数券を買う。回数券は越後交通と共通で1,000円で100円×12枚と割引率が高い。


1.南越後観光(六日町)
舞子経由六日町車庫行
長岡200か151
湯沢駅→六日町駅角(410円)
10時32分~11時13分


今日最初の便は南魚沼市の六日町へ向かう路線。石打、舞子といったスキー場エリアを経由するが、時間が遅いこともありスキー客は一組だけ。舞子のスキー場を過ぎると田んぼの中の道を走る。さすがは米の名産地魚沼だ。
南魚沼の市役所を越えるとまもなく六日町駅だ。バスは駅前ロータリーには入らないので駅角という国道上のバス停で降りる。
南越後観光では全国的に珍しくなった手書きの運賃表示機がまだ一部の車両で使われている。その車両に乗れて幸運だった。



2.南越後観光(小出)
小出経由羽根川行
長岡200か351
六日町駅前→小出営業所前(470円)
11時55分~12時34分


ほとんどの区間で国道をひた走る。案外途中の乗り降りが多い。混むまではいかないけれど客はどんどん入れ替わる。浦佐駅の近くでは参道のような道。浦佐駅は住宅街の中にドーンとある立派な駅だ。バスは小出駅や中心部を通って北部の羽根川まで。次のバスが小出駅を経由しないため中心部の本町で降りるつもりだったが、次のバスの始発の小出営業所前がコールされたので降りてしまった。




小出営業所-Koide Office-(新潟県魚沼市)
南越後観光には本社の六日町営業所と小出営業所がある。ここで回数券を買い足した。


3.南越後観光(小出)
川口経由小千谷上ノ山行
長岡200か804
小出営業所前→小千谷車庫前(410円)
13時15分~13時56分

 
この区間は上越線もくねくねしているから道もカーブが多い。若干の乗降を繰り返す。雨が酷くなってきた。小千谷車庫は小千谷駅のすぐ近くとのことなので車庫前で下車した。


 
小千谷車庫-Ojiya Depot-(新潟県小千谷市)




小千谷駅の真上に大きな虹がかかった!



4.越後交通(小千谷)
(急行)小粟田片貝経由長岡駅前行
長岡200か1066
小千谷車庫前→長岡駅前(540円)
14時15分~15時10分


信越本線の来迎寺を経由して長岡と小千谷を結ぶ路線。急行とは言ってもほとんどローカル便と同じ。車両は古めの路線車で床が木製の車両。小千谷駅角から乗ってきた人は小千谷市中心部の本町中央で全員降りてしまう。そこから大して乗るわけでもなく空いたまま長岡駅まで走った。久々に大きな駅に出てきた。



フレンドという店で長岡市のB級グルメ“イタリアン”をいただく。洋風ソースを焼きそばにかけたもの。ジャンクで美味しくておやつにぴったりだ。


5.越後交通(三条)
善久寺経由東三条駅行
長岡200か470
長岡駅前→東三条駅(660円)
16時10分~17時17分


最後のバスも床が木で古めの車両。休日だから通勤客も少なめだ。全体として広い道を走り、ダイヤに余裕があるからかゆっくりと走った。三条市内に入るとアーケード型の商店街。複雑に曲がってようやく東三条駅到着だ。

明日からは本数の少ない路線も多いのでゆっくりな行程になりそうです。




燕三条らーめん(らーめん勝)
宿泊地の燕三条ではご当地らーめん燕三条らーめんをいただく。見た目よりあっさりしてる。魚介スープが太麺に絡んで美味しかった。場所は明日東三条から乗るバスの起点地場産業振興センターの向かい。


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