高梁バスセンター-Takahashi Bus Center-(岡山県高梁市)

高梁まではこちら


117.備北バス
地頭/八日市経由井原バスセンター行
岡山22か4073
高梁バスセンター→井原駅前(1330円)
6時20分~8時05分


平日だけの運転で朝と夕方の2往復しかないバスだ。すでに客は乗っていて途中からも何人か乗ってくる。成羽のバスターミナルは公民館の横。ちょうど高校生が送迎されてきたり、駅のような役割を果たしているようだった。多くの人が待っていたが高梁行が目当てのようで乗ってきたのは一人だけだった。川上バスセンターでは営業所の敷地で折り返してホームにつける。車庫にはボンネットバスが停まっていたが壁側を向いていたから後ろ姿だけだった。
地頭からは独自区間になるが、残る客が降りてしまい、自分だけになった。
井原市に入ると井原方面の道から離れて坂を上る。その先がとても狭い道だった。





狭隘路の中の八日市で3人が乗ってくる。最寄りの建物には備北バス乗車券販売とあるからかつては主要停留所として栄えたのだろう。芳川地区に入ると北振バスのポールも立つようになり、ほどなく井原駅に到着した。


2016年11月30日をもって廃止されました。



118.井笠バスカンパニー
笠岡市民病院行
倉敷200か200
井原駅前→笠岡駅(590円)
8時07分~8時42分

 
井笠バスの中でも古参の車両がやってきた。しかも旧塗装だ。両備グループに入ってからバスの両備塗装化が進んでいるからやがてこの塗装も見られなくなるだろう。
バスにはすでに何人も乗っていて、途中の乗車もかなりある。時間の関係もあってほとんどが通学利用だ。峠を一つ越えて笠岡市に入る。途中で高校生たちはみんな降りてしまい、笠岡に着く頃には空いていた。渋滞にはまるも遅れは7分ほどだった。


119.井笠バスカンパニー
坪生経由福山駅行
倉敷200か209
笠岡駅→福山駅(760円)
9時30分~10時31分


今度は両備カラーの新しいバスが来た。7人ほど乗る。
このバスは笠岡から福山市街に入るところまでとんでもなく狭い道ばかり走るのだ。
 
 
何度も行き違いに苦労するがどこの家にも退避スペースがあってそこでうまく行き違う。県境を越えての利用はほとんどなく、両端ではそれなりに乗っていた。



120.鞆鉄道
鞆線(工業高校経由鞆港行)
福山22く1321
福山駅→安国寺下(520円)
10時40分~11時09分

20分に一本運行されている鞆鉄道の基幹路線だ。草戸千軒遺跡で有名な芦田川の草戸大橋を渡って川に沿って走る。

草戸千軒の遺跡はこの辺かな。
地元利用も多いけれど鞆の浦観光マップを拡げている客も目立つ。途中から左手に瀬戸内海の砂浜が見えて車内から感嘆の声があがる。
次のバスの始発は鞆車庫前だけれどお金をおろすため鞆郵便局の最寄り、安国寺下で下車した。


安国寺下⇒(徒歩約300m)⇒鞆車庫前



121.鞆鉄道
沼南線
沼隈経由松永駅南口行
福山230あ9
鞆車庫前→松永駅南口(720円)
11時25分~12時13分


狭隘路で有名な路線。昨日からレベルの高い路線ばかり乗っているがこの路線もすごい。鞆地区では行き違い不可能だ。
 

客は駅に向かって乗るというよりは近所までといった感じで常に数人乗っていた。鞆を出ると狭隘路はなく、遅れた分取り戻すために高速で走っていた。



松永駅南口⇒(徒歩約200m)⇒松永



松永バスセンター-Matsunaga Bus Center-(広島県福山市)
かつて営業所として運営されていた。

松永から直接尾道駅に出ることもできるが尾道での待ち時間が非常に長い。いったん福山に戻って遠回りしよう。


122.鞆鉄道
尾道線(福山駅行)
福山230あ179
松永→福山駅(440円)
12時56分~13時28分

ちょうど路線の真ん中だけど誰も乗っていなかった。バスは山陽本線に沿って走る。福山市街が近づくと徐々に混んできた。福山駅には若干の遅れで到着した。


123.中国バス(府中)
府中経由尾道駅前行
福山200か310
福山駅→新尾道駅(1360円)
14時00分~15時57分


府中市の目崎車庫を経由して尾道までという遠回り路線だ。HPでは目崎車庫で乗り継ぎしなければならないような書かれ方をしているが通しで乗れるようだ。
前半区間は福塩線の近くを走るけれど本数が多くて便利だからだろう、利用は多く、府中市まで通して乗る人もいた。中国バスの営業所である目崎車庫で枝線に乗り継ぐ人もいるようだった。市出張所は山の中の車庫といった感じ。三成の尾道営業所では大阪行きの備後ライナーの近鉄バスが客を乗せていた。これから尾道駅を寄る路線だけど、三成から乗る人も案外多いようだ。車庫には京阪や小田急の車両も停められている。
突然大きな建物が見えてくると新尾道駅だった。
このバスの尾道駅到着予定が16時ちょうど。そして次に乗る予定のバスの尾道駅発は16時10分となっているけれどすでに遅れているし、道の狭い尾道市街では遅れが増すだろうと新尾道駅での乗り継ぎをすることにした。


124.中国バス(甲山)
甲山営業所行
福山22く1433
新尾道駅→甲山営業所(1050)
16時22分~17時30分


遅れてやってきたバスは高校生を大勢乗せていて立ち乗りになる。だがどんどん降りていって三成からは座ることができた。市出張所までは先ほどのバスと同じかと思っていたが途中で旧道に入る。
 


市出張所-Ichi Branch office-(広島県尾道市)
市出張所を出て世羅町に入っても山道が続く。突然町中に入ると残りの客は降りていった。
終点の甲山営業所は世羅町の役場近くで中心部だ。終点まで乗った高校生は二人とも迎えの車で帰っていった。



甲山営業所-Kohzan office-(広島県世羅町)

125.中国バス(三次)
下戸張経由尾関山公園行
広島200か1820
甲山営業所→三次駅前(1280円)
17時50分~19時00分



乗った瞬間からなんかこのバス見覚えがあるような・・・、東急バスじゃないかなー。座席の色といい、手すりといい。
三原からの便からの乗り継ぎの高校生を乗せて発車する。結局43分着の三原発は間に合って、40分着の尾道発は間に合わずに発車した。かつては尾道から三次まで直通していたが現在は接続すら断たれているという記事をどこかで目にした。そのため時刻表上は可能でも正式な連絡をしている可能性は低いと判断したのだ。やはり賭けにでないでよかったと思う。しかし三原からのが間に合ったのはある意味想定外。
中学校の近くから中学生がどっと乗ってくる。バスはバイパスを走ったかと思えば真っ暗な脇道に突入する。集落ごとの停留所で中学生たちは降りていって世羅町内で全て降りてしまった。町内の下戸張までは下校時間にもう2本ある。
世羅町を出るとバイパスを走って福塩線が見えてくるとまた脇道に入る。狭くて真っ暗なのにスピードを出すからスリルがある。
途中福塩線の列車を抜かす。こんなんだからこの地域の鉄道は大変だ。
結局乗り継ぎの高校生は三次の市街まで乗って定期券で降りていった。三原市内からだとするとかなりの遠距離通学だ。世羅町で乗ってきた客も駅で下車した。通しで走る便は4往復しかないけれど、意外にも長距離利用がある路線だった。

次回はこの旅初の日本海側へ!


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晩御飯は三次名物のワニ!(サメです…あせる)

帰宅は石見交通のいわみエクスプレスで。
 

石見交通は2015年1月末を最後にいわみエクスプレスから撤退。9月10日まで中国JRバスの単独運行。同11日より益田発着に短縮の上、WILLER EXPRESS関東との共同運行。




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