2013年8月4日(日)


東京都上野駅から東北を目指す旅。今日は2日目の行程を進もう。

1日目はこちら。



つくばセンターバスターミナル


α.関東鉄道(土浦)
11D系統
野田団地経由土浦駅行
土浦200か1268
つくばセンター→土浦駅(510円)
7時00分~7時30分


このバスは中継地点土浦駅までの移動手段だからいわばおまけだ。つくばセンター五番乗り場からのバスに乗る。つくば~土浦は本数が多いけれどこの路線は一日土浦行5本、つくば行3本という閑散路線。経路も本線とはほとんど被らないという異色の路線だ。2002年に清算した茨城観光が開設した路線だからのようだ。
意外なことに大型のノンステでやってきて8人が乗り込んだ。つくば周辺は道が広いわりに空いていてさみしい。ただ、電気自動車を充電している光景はまだなかなかお目にかかれないだろう。さすがはつくばだ。県道123号線にはいると畑が増えてくる。重郷付近の車庫にはキララちゃん専用車が待機していた。道が開けるとまもなく土浦駅到着。





今日はキララ祭り


12.関鉄グリーンバス(石岡本社)
霞ヶ浦広域バス(玉造駅行)
土浦300か1282
土浦駅→玉造駅(700円)
7時55分~8時55分


かつて関鉄観光バスが運行していて廃止になったのをコミュニティバスとして復活させた路線だ。この路線自体は2012年6月開業だから、まだ一年ほどしかたっていない。自分もあわせて5人乗車。終点まで乗ったのは他にもう一人いた。独自区間になるとアップダウンのある道を走り、平坦になると田圃が広がっていた。最後は霞ヶ浦を渡って行方市に入る。旧鹿島鉄道玉造駅は玉造の市街地を抜けた先にあった。



かつては有料道だったという霞ヶ浦大橋で霞ヶ浦を渡る。



玉造駅。バスにあわせてタクシーがやってくる"駅"だが、かつての鉄道の面影はあまりない。



鹿島鉄道線の遺構はこれだけだ。

現在、鹿島鉄道の跡地を活用して、バス専用道の整備によるBRT化が進められている。

13.関鉄グリーンバス(石岡本社)
かしてつバス
石岡駅行
土浦200か1239
玉造駅→小川駅(470円)
9時10分~9時30分


鹿島鉄道廃止代替のかしてつバス

廃止代替バスであり幹線路線なのだが緑が多くてなかなか良い道だ。夏の田圃は大好き。
ほどなく小川駅に着く。



鉄道駅時代は常陸小川駅。似ているけれど玉造の方が栄えてる印象。かしてつバスの専用道はもう少し石岡よりだ。



専用道は延伸工事中


廃止代替はかしてつバスと呼ばれ、専用塗装車が導入されている。


14.関鉄グリーンバス(鉾田)
茨城空港経由水戸駅行
水戸200か793
小川駅→水戸駅北口(1120円)
10時15分~11時45分


一つ前の茨城空港行の便からの乗り継ぎも可能だがのんびりと直通に乗って行こう。
小川駅を出ると、狭くて急な坂をノロノロと登っていく。いい感じの道だ。道が広くなると茨城空港への枝線に入る。夏休みとだけあって駐車場にはたくさんの車が停まっていたが乗ってきたのは一人だけだった。枝線の帰り道、リムジンバスの回送とすれ違う。これから到着のようだ。奥の谷坂上からは区間便もあり、水戸市内に入ると県庁発の後追いになる。ところで水戸~奥の谷坂上区間便のかしてつバス専用車を二台も見た。運用は特に固定されていないのかもしれない。

15.茨城交通(浜田)
本町経由浜田営業所行
水戸22あ1382
水戸駅北口→浜田営業所(190円)
12時33分~12時45分


富士重工6E架装という旧型車両、まだ水戸市内では珍しくないようだ。せっかくだから現役のうちに乗ってみよう。本町経由浜田営業所行。祭り迂回したので定刻より早く浜田営業所に到着した。木の温もりのある車両なんてそのうち見られなくなるだろう。


16.茨城交通(浜田)
若宮団地/水戸駅経由桜川車庫行
水戸22あ1806
浜田営業所→水戸駅北口(250円)
14時50分~13時11分


特に予定を組んできたわけではなかったので運転手さんに経路の被らない若宮経由の乗り場を教えてもらった。もっとも車庫の前だけれど。バスは始発なのに遅れてやってきた。大宮行に間に合うことを確認して乗り込む。値段が高いから本町経由を勧められるがそれは了承の上だ。
これが偶然にも楽しい路線だった。団地の中、住宅街の中をぐるぐる回る。最終的には席がほとんど埋まってほぼ定刻で水戸到着。助かった。

17.茨城交通(大宮)
大宮営業所行
水戸200か1077
水戸駅北口→大宮営業所(790円)
13時30分~14時28分


時刻になってもなかなか来ない。待ってる間に茨大前営業所行が数回来て発車していく。ようやく2分遅れで到着。来たバスを見て納得した。このバスは水戸始発ではなく浜田営業所からやってくる便だったのだ。
基本的に大通りを走る。独自区間に入ると坂が多くなる。瓜連周辺は小道に入るが、それを出たら大宮駅まですぐだった。経路が繋がるように大宮十文字で降りようか、駅に近い大宮駅口で降りようか。結局、時間があるので営業所まで乗ってしまった。



大宮営業所⇒(徒歩1km程度)⇒大宮駅前
あんなに立派なロータリーがあるのに始発便のバス停もロータリーの外だった。


18.茨城交通(大宮)
白谷経由高部車庫行
水戸200か1108
大宮駅前→高部車庫(890円)
15時53分~16時37分


営業所からの回送バスは小さなロータリーで反転してやってきた。最初は貸切状態だったが、バスは営業所からは他に一人だけ乗せて走り出す。その人も地元の人には見えない。この路線が目当てなのかもしれない。

上小瀬丁字路を過ぎると狭隘路尽くし。木々に囲まれた崖道を走るから見通しは悪い。対向車も多いからひやひやものだ。その道をほとんど徐行することなく走っていく。

ただ、拡張工事が進んでいるようで、ところどころ不自然に道幅が広くなる。他の方の乗車記には独自区間のほとんどが狭隘と書かれているのもあるから今後この路線の狭隘区間はどんどん減っていくと思われる。



那須烏山市営バスの高部車庫は茨交の美和総合支所に当たる。ただ、徒歩1分もかからない近場にある。
烏山からやってきた市営バスは総合支所の敷地で折り返すと思いきや、終点を越えて走り去って行った。


19.那須烏山市営バス
烏山高部線
栃木22せ983
高部車庫→烏山駅(700円)
16時55分~17時24分


最後のバスだ。広い山道を走る。ときどき小道に入るけれど大宮側ほどではない。途中唯一客を乗せたのは県境に近い塙だった。ここまでは平日茨城交通が一往復やってくる。ようやく県境を越えて人家が多くなってきたらまもなく烏山駅だった。



今日はここまで。烏山から先はまた今度。



烏山線の気動車は蓄電列車への置き換えが決定している。

キハ40同士だが、首都圏色とキハ20風塗装の2両が連結された編成だった。


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