小学生高学年だったか中学生の頃だったか記憶が曖昧なのですが、当時映画が大好きでしょっちゅう見ていた俺に突然父親が「黒澤明見たことあるか。面白いぞ」と言って来ました。俺はジャッキーのカンフー映画やアメリカのどんぱち映画が大好きだったのでそんな昔の白黒映画なんか興味ねえわと思ったのですが、しぶしぶ身始めるとまあ面白いのなんの。その時見た黒澤映画が「用心棒」でした。それから他の黒澤映画映画も色々見るようになり、黒澤明の自伝も読んだりして、一気に黒澤ファンとなりました。
黒澤映画を好きになるっきっかけの一本、用心棒は俺にとっては特別な映画でして、見たくなるたびにレンタルして視聴してたんですが、いよいよこれはもう買ったほうが早いんじゃないのと思ってたんですが、先日たまたま言ったブックオフに結構安く売ってあったのでついに購入しました。とはいえ、普通の映画のDVDよりは結構高めですね。
素晴らしいパッケージ。
そしてブックレット付き。写真もたくさんで撮影時の話などをいろいろ書いてある記事もあり、かなり読み応えのある内容でした。うーぬ、買って正解だった。
そして買ったのですぐに視聴。やっぱりこの映画最高に面白いです。
巨匠の映画ってことで難しい内容だったり哲学的だったり、それこそ人間とは何かとか人生とは何かとか、そういう小難しい内容が含まれてるに違いないと当時の俺は思ってたんですが、一切そんなことはなく、とにかくただ「面白い映画」なんですよね。見ててドキドキするし、笑えるし、最高にかっこいい。
やっぱりミフネは最高。
のちに黒澤とミフネの黄金コンビは別れてしまいますが、やっぱりこの二人が組んでる時の作品が一番好きだ。
金持ちになりたい方必見のアドバイスもありますよ！
しかし山田五十鈴はクソババアを演じさせるともうピカイチですね。
予告編の始まりもめっちゃくちゃかっこいいのだ。そして特典映像にちょっとした撮影風景、別カットから撮影したシーンなどが入ってたんですが、もう興奮しましたね。本編にはない知らない映像が結構あった。
俺はこれ以外には「七人の侍」のDVDしかもってないんですが（全作品セット欲しいけど高くて買えねー）今でもしょっちゅう見たくなるに作品が手元に来たのでとりあえず満足です。
安いギャラで仕事発注してくるやつらに聞かせたいですね。
ああ記事書いてたらまた見たくなってきた。
ではでは。