革ジャンをリサイズ | 芋やんぐの芋日記

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先日八王子方面にある大好きなリサイクルショップに出かけたのですが、前を走ってたバスの後ろにこんな広告が。

 

 

 

おめでたいのは結構なことですが、この画像は…何が何でも笑顔で泳がせたかったのでしょう。切り抜いて貼った感がすごいですね。瞳に一切光がないのもすごいインパクトです。

 

今俺がちょっと考えただけでももっといいデザインが思いつくような気もしますが、まあこれが採用されたってことは満場一致でこれでいいということになったのでしょう。せっかく可愛らしい人なのに…まあいいや。

 

本日は久しぶりに昔の革ジャン記事です。

 

そうそう、以前書いた昔の革ジャンの記事が未だに閲覧数が伸び続けてて驚きです。みんな革ジャンのリサイズとか古着の革ジャンに興味があるのかな。

 

というわけで今回はそのビッグウェーブに乗るべく、革ジャンについて書くことにします。

 

 

こちらは先日リサイクルショップで入手した革ジャンです。確か以前はもっと高かったのですが誰も買わないからかどんどん値が下がり、いよいよ1650円になったので、それならば俺が、ということで購入しました。大きめの襟が昭和っぽい雰囲気を演出しております。これが昭和の革ジャンなのかどうかわからんけど。

 

川の状態はかなりよく、裏地も破れなど一切ない良い状態です。

 

 

以前も紹介したリブ付きの革ジャンみたいな雰囲気ですが、袖口、裾共にリブはなく、裾までレザーでできており、中にはゴムが入っています。袖はシャツっぽいボタンどめ仕様。

 

俺は普段XSやSサイズの服を着ますが、この革ジャンはなんとLL表記です。昔の人は体が小さかったのでしょうか。もしくはキッズサイズの一番でかいやつ?こんな革ジャンを子供が着るとは思えませんが。

 

このままでもまあ悪くはないのですが、せっかくなので久しぶりにリサイズして遊ぶことにしました。

 

 

この写真では全くわからないと思いますが、俺はいつも洋服をリサイズするときは袖の裏地の一部分をほどき、そこからひっくり返して作業しています。

 

 

まずは肩パッド。なんとこの革ジャン、肩パッド入りなのです。これはまず取っ払っちゃいましょう。縫い込んである糸を解くだけで簡単に外せました。結構な厚みのワタでした。

 

ついでに両肩を3cmくらい詰めました。

 

そしてもう少し袖を短くしたかったのでここも着手。袖口の糸を切って解いていき、カフスを外します。そして袖口を3cmほど切り詰め、再度カフス部分を縫い込みます。この時にプリーツ部分を一度塗って形を作っておくと後の作業が楽ですね。

 

 

無事縫いつけられました。毎度のごとく厚手も縫えるアナログな手回しミシンで縫製しています。

 

この作業はどうしてもカフスの表と裏で針穴が合わなくなることが多いですが、これはもうどうしようもないですね。布のシャツなどは穴がずれても目立ちませんが、レザーはどうしても穴が残ります。

 

今回の作業では少し穴は少しずれましたが、そこまでひどくなかったのでヨシとしました。どうせほとんど見えないし。最初は手縫いでやろうかなと思ったんですが、めんどくさすぎるので一瞬で諦めました。

 

 

あと袖口のボタン、取れかかっていたので外し、ジーンズのボタンみたいなカシめて止めるタイプのものにしてみました。ジージャンっぽくて悪くない気がします。あと縫うよりも超ラクです。差し込んで叩くだけなんで。

 

 

問題なく機能しました。

 

 

裏の針穴こそ少しずれちゃった部分がありますが、こんな感じで割と綺麗に縫えました。

 

 

で、着るとこんな感じです。両肩を左右合計6cmほど詰めましたので買った時よりも体に沿っています。もっとビチビチに型に合わせたサイズにもできたのですが、中に着込むことを考えるとこれくらいがちょうどいいかなと。あと個人的にはこれくらい肩のラインが少し下がってる方が好みです。

 

袖も切り詰めたので手首より少し上くらいの長さになりました。

 

 

やっぱり体にぴったりの革ジャンは気持ちがいいです。

 

以上、昔の革ジャンのリサイズでした。俺はよく裾と袖がリブになったタイプの革ジャンを着ますが、下にセーターなどを着るときはこの革ジャンのように裾が絞られてないタイプの方が着やすいんですよね。今年の冬はこれが活躍するかもしれません。

 

それでは。