現在過去関係なくカッコいいバンドはいないかな~と思いながらユーチューブを垂れ流して仕事してるんですが、ある日こんなバンドが流れてきました。
机に向かって作業しながら聞いていたため音だけが耳に入りましたので、最初は70年代当時のパンクバンドが流れ始めたんだと思いました。
へえーこんなヤツらがいたんだねカッコイイ!と思い、映像を見たらなんと現行のバンドではありませんか。
そしてアーリー70`S PUNK ROCK SOUNDを出してるようなやつらとは思えないルックスがまたたまりません。
最初はダッセ〜と思いましたが、何回も見てたらむちゃくちゃかっこいい気がしてきました。
見た目だけだったら最近はやりの(?)アメリカのちょっとオシャレな雰囲気のガレージロック(ガレージパンクではなくガレージロック)バンドかなんかだろうなと思ってしまうところです。
ちなみに私はその類いのバンドも大好きです。何というか、ガチのガレージパンクの人たちが嫌うガレージと呼ばれるバンドというか。
話はこのバンドに戻して、普通に出してる音がカッコイイ上にさらに見た目でも意表を突かれたということもあり、一気に興味が湧いて調べてみましたらオーストラリアのバンドで、バンド名は「クソ」という意味らしい。
デイブグロールがライブ見に来たりイギーポップの前座やったり、すごい。
YouTubeの再生回数も10万回越えとかですし。なんでこんなKBD臭プンプンのパンクロックバンドが人気あるんだ…
この「え!現行のバンドなの!」と驚いた感じは初めてザ・ブリーフスを聞いたときの感動に近いです。
お前革ジャン着てえからパンクバンドやってんだろ、ツギハギのズボンはきてえからハードコアやってんだろ、みたいな最低のファッションパンク野郎が私の周りにもたくさん居ますが、まあそれはそれでそいつの勝手だから良いんだろうけど…
いや、全く良くない。
個人の自由なんでやめろとは言わないが、俺はお前らみたいなのは嫌いだからこっち来んなと言いたい。
そういう類いのアホに比べたらこのthe chatsの雰囲気、サウンドたるや素晴らしく現代にブラッシュアップされた素晴らしいパンクぶりではないかと思うのであります。
昔のあのバンドみたいなのがやりたいんだ!つってそいつらのコスプレみたいなことやってパンクだーつって酔っ払って騒いで、しまいにはパンクって何だかよくわかんねえからと開き直って「俺はファッションパンクだ」とか公言して、それどーなのよ?という思いがワタシには常にありまして。
頭使う事諦めたバカにパンクはできねえんだよと思います。
パンクなんて時代と共にフレキシブルに変化していくべきだと思うんですけどねー。
しかしかっこいいねこのバンド。