三連休!

ワレワレ夫婦は、近場で車中泊and低山ハイクand日帰り温泉を楽しむことにしました。

車中泊して、翌朝、栃木県足利市の大小山(だいしょうやま)、妙義山(群馬の妙義山ではない)で低山ハイクを楽しみ、日帰り温泉に入って帰ってくるという計画。

ま、いつも通りですけど。

 

11月22日、土曜日

 

午後1時頃出発。

本日の目的地は、栃木県栃木市藤岡町の道の駅「みかも」。

近いので下道で向かいました。今日は道の駅で車中泊させてもらって、明日朝から大小山、妙義山を登山予定。

 

下道をのんびり進んで、午後4時頃、道の駅「みかも」に到着。

本日の夕食と、明日の朝食・昼食は道の駅近くのセブンイレブンで購入済だけど、この道の駅にはおいしそうなお惣菜やお弁当がたくさん売ってるので、「コンビニで買わなければよかったなあ」と、軽く後悔。

 

コンビニで調達した食料と、道の駅で追加したお惣菜を食べてのんびり。

明日の登山に備えて、この日は早めに就寝。

 

11月23日、日曜日

 

5時頃目がさめた。まあまあ良く寝た。

かみさんを起こさないように静かに朝食を食べて、トイレに行ったり、スマホでYoutubeを見たりしながら時間をつぶしました。

7時になったのでかみさんを起こし、車内を片付けて8時前に道の駅を出発。

 

 

30分弱走って、無料の大小山ハイキング駐車場に到着。

身支度を整えて出発。

 

登山口は大小山ハイキング駐車場から少し歩いたところにある、阿夫利神社駐車場にあります。阿夫利神社駐車場にはトイレもあり、こちらも無料ですが敷地があまり広くなく、多分20台位しか停められません。

なので最初から大小山ハイキング駐車場に停めたほうが無難。距離も遠くないし。

 

本日の行程は登山口からまず大小山を目指し、妙義山を登頂して、駐車場に戻ってくるという周遊コース。

 

登山開始直後は、長めの階段。

この写真だとわかりにくいけど、斜度があって結構きついです。歩き出してすぐだし。(登山の出発直後って、体が慣れてくるまでしんどいですよね)

 

暫く進むと、男坂と女坂の分岐に差しかかる。

どちらに進んでも先の方で合流するんですけど、ワレワレ夫婦は男坂を選択。女坂と比べて男坂の方が岩場が多いらしい。

 

いきなりの急登。

「ハイキングコースがあるみたいだよ」

「行ってみようか?」

なんて感じの、軽いノリで踏み込んだら後悔必至です。

半袖短パン(いまどきいないけど)でクロックスの外人さんには絶対登れません。

 

鎖場。

慎重にクリア。

 

展望台脇の、ほぼ梯子のような階段。

ここを超えると大小山の山頂までは、もうひと踏ん張り。

 

岩場の急登をいくつか超えて、標高282メートルの大小山の山頂に到着。

とても282メートルとは思えない、濃厚な登りでした。

 

絶景のベンチで小休止。

 

引き続き、妙義山山頂をめざして進む。

15分位の行程だけど、この15分がなかなか濃い。

 

で、標高314メートルの妙義山に登頂。

山頂はあまり広くありません。

 

三角点タッチ。

滑落注意!いや、ほんとにそうです!

 

妙義山山頂の眺望は360度の絶景。

 

関東平野!ちょっとガスってるけど、視界がいいとスカイツリーや富士山が見えるそうです。

噂によるとこの山頂からは日本100名山のうち、23の山が見えるとか。

 

紅葉もきれいでした。

 

360度の景色を堪能して、下山開始。

 

下山途中、大小山のランドマーク、巨大な「大小」の文字が見える場所が。

気が付かずに通り過ぎようとしてたら、登って来た人に「ここから大小の文字が見えますよ」と教えてもらいました。ありがとうございました!

大小山には、頂上付近の岩壁に巨大なステンレス製の「大」と「小」の文字が掛けられていて、佐野市や足利市方面からよく見えます。 
この謎の「大小」は、江戸時代末期に無病息災を願って掲げたのが始まりらしく、現在の文字は1995年に掛け直されたもののようです。 

 

妙義山から阿夫利神社方面への下山ルートも結構えぐい。

かみさんは下りが苦手なので、時間をかけて慎重に降りていました。

ゆっくりでいいんです。安全が一番ですから!

 

無事下山。

移動距離1.6㎞、行動時間1時間44分とは思えない、内容の濃ーい低山ハイクでした。

 

大小山ハイキング駐車場から10分程の「佐野やすらぎの湯」で入浴。

大人一人、平日750円、土日祝850円。

入浴料・お食事・貸タオル 全部コミコミで平日1,400円、土日祝1,500円の「安らぎセット」というチケットもあります。

 

ここのお湯は高濃度炭酸泉という泉質で、血液循環が良くなるらしい。俺は、じっくり温まって血行をよくしたのでした。かみさんも喜んでるに違いない。

 

休憩所には大量の漫画があって、安らぎセットでなくても食事できます。

 

さ、帰りましょ。

帰りは高速道路。

佐野田沼インターから北関東自動車道に乗って、岩船ジャンクションで東北道に入りました。

 

蓮田サービスエリアで休憩。

ソフトクリームは、まあまあ。(記録に残しておかないと忘れちゃうので)

ワレワレ夫婦の旅はバイクであれ、車であれ、ソフトクリームハンティングの旅でもあるのです。

で、蓮田サービスエリアを出発して、午後2時位に無事に帰宅したのでした。

 

あーーーー楽しかった。

何がって、大小山ハイク!

低山で、コースタイムが短いわりに変化に富んでいて飽きることがなく、鎖場あり、(梯子のような)階段あり、プチロッククライミング気分が味わえて、眺望もあって、しかも近い。

車中泊は快適だったし、温泉もいい湯だったし、とーっても楽しい車中泊と山行でした!

本日はSTの2年点検。

早いもので、このSTにはもう6年も乗っている。

 

予約した10時にバイク屋さんにSTを持ち込み、隣接する星野珈琲店で点検作業待ち。

ハムチーズトーストとコーヒーのモーニングセットにサラダを追加した。

ブレンドもハムチーズトーストも美味しい。

 

スマホでNETFLIXを見ながら時間をつぶしていると、年寄りのご夫妻が隣のテーブルについた。

座るやいなや何を注文するかの会議が始まり、店員さんを呼んで注文したかと思うと、大声の世間話が始まった。特にご婦人の会話音量がやたら大きい。しかもマシンガントーク。

静かに過ごしたいのにいやだなあ、と思いながらbluetoothの骨伝導イヤホンを使用して映画を見ていたけど、隣の話し声が大きくて映画の内容が入ってこない。

なんだか、会話の様子がおかしい。

「私って、面白いでしょ」

「ん?そうだね」

「私と知り合ってよかったでしょ?」

「うん、そうだね」

「もうすぐクリスマスだね、で、年末年始であなたの誕生日。77歳でしょ?」

「うん」

そしてご婦人からショッキングな一言が。

「奥さんは毎年プレゼントくれるの?」

え!!!俺は思わず隣のテーブルに顔を向け、あ、いけね、と視線を前に戻した。

 

超熟年不倫!?

 

もはや、NETFLIXでエクスペンダブルズ2を見ている場合ではない。

大声で話してるもんだから、周りのお客さんも驚いたにちがいない。俺の正面のテーブルの男性は、ばっと振り向いてこのカップルを2度見していた。

 

そんなひと時を過ごし、あまりの驚きにクラクラしながら、バイクを引き取って帰った土曜日の午前中であった。

 

 

 

 

2025年11月1日、土曜日

 

午前中に掃除して、洗濯して、風呂入って午後出発。東北自動車道を北上。

今回は、日光白根山登山です。

 

佐野サービスエリアで休憩。

ソフトクリームがワレワレ夫婦好みのミルク味で超美味しい。(こういうことは書いておかないと忘れちゃうので)

 

北関東自動車道を経由して関越道。

沼田インターチェンジで降りて国道120号を進み、セブンイレブンで食料調達。

今日の夕食、明日の朝食、明日山で食べるおにぎり等購入。

 

本日お世話になる、道の駅「尾瀬かたしな」到着。

2018年にできた、こじんまりとした道の駅でトイレや施設がきれいです。

直売所や食堂の建物の裏には、足湯があります。

 

こんな景色を見ながら、

 

足湯に浸かって、

 

車内で食事をしてのんびり。

 

暇なので、夜9時前に就寝。

 

2025年11月2日、日曜日

 

朝5時起床。

6時に道の駅を出発して、約20分で丸沼高原の日光白根山ロープウェイ山麓駅駐車場に到着。

 

往復大人一人2,500円のところ、会社でもらった割引券を利用して一人2,100円でチケットを購入し、7時30分運転開始(平日は8時)のロープウェイに乗車。

 

約15分で、山頂駅に到着。

正面に見えているのが日光白根山。

標高は既に2,000メートルです!

 

鳥居をぬけて、鉄格子の扉(用途不明)を開けて進む。

 

散策道を少し歩き、登山道へ

 

階段を上り、樹林帯の歩きやすい道を進むと、やがて岩や木の根で歩きにくい急登が断続的に現れるようになります。

いや、結構きついです。

 

ヒーヒーいいながら進む。

標高が上がってくると、登山道脇に雪が散見されるようになり,木々の枯れ枝に付着した水分が凍って、さながら、小さな白い花が無数に咲いているような光景に。

登頂して下って来た人に「上の方雪大丈夫ですか?」と聞いてみると「雪は大丈夫だけど、風が強くてすぐ降りてきちゃいました。」と言っていた。

しかし、ともすると岩の急登や木の根は不注意に足を運ぶと滑るので、注意が必要。

かみさんは、「怖い、怖い」と言いながら進んだ。

 

森林限界突破。

山頂を見上げると、予想以上に白い・・・・

 

山頂まで200m位まで進んだところで、かみさんが「怖いから降りよう」と言いだした。

今までも足元が滑りそうなのが相当怖かったみたいだけど、山頂あたりの雪化粧を見て心が折れたらしい。

もうひと踏ん張りで標高2,578mの山頂だけど、かみさんが涙目で「もう無理」って言うもんだからしかたがない。

残念ですが、撤退決定。

ワレワレ夫婦は、登ってきた道を引き返したのでした。

 

景色のいいところで休憩。

椅子を出して、コンビニのおにぎりを食べた。

今回はこれで良しとしましょう。

 

滑りやすい急坂を慎重におりた。

出発してから4時間ほどで、山頂駅に到着。

トイレを済ませて、下りのロープウェイに乗車。

ここのロープウェイは、小さい搬器(客が乗車する箱のことを搬器と言うらしい)がリフトのように連続で運行しているのですぐに乗れて便利です。

 

山麓駅のセンターハウスで温泉浴。入口のドクロが謎。

登山直後の温泉は、とてつもなく気持ちいい。

 

そしてソフトクリーム!

ちょっと甘すぎるけど、山登りで疲れてるし風呂上がりなので超美味しい。

天国!

今回のブログは、ソフトクリームで始まってソフトクリームで終わるのです。

 

駐車場に停めたバンコンでちょっと昼寝をして出発。渋滞の東北道を、お行儀よく進んで午後8時30分頃帰宅。

登頂してないし、特にめずらしいこともない車中泊アンド登山でしたが、まあまあ楽しい連休を過ごしたという、備忘録的ブログでした。