元々の自分の字というものが誰でもあると思いますが、私の字は、ざっくり言うと縦長かなと思います。←ざっくり過ぎじゃろ💧

私は小2の秋から約2年半は、日本習字を習っていました。
伸びやかで堂々とした筆遣いの観峰先生のお手本に、幼いながらも毎月凄いなぁと思っていたのを覚えています。
今でも、日本習字のペン字等を見ると、とても陽の雰囲気を感じる明るい字だなと思います。
そして日本習字は、どちらかというと正方形の字形ではと思っています。

桃花会の字も、字典を見ているとどちらかというと正方形かと思います。
なので…、
私の字は縦長だと思うと書きましたが、お手本が手元にあっても、油断するとすぐに字が痩せて、小さくなっていきます💧(字が小さいのは昔から言われていました)

難しいなぁと思ったのが、「て」です。
私の「て」の横線は短いです。なので縦長に見えます。
桃花会の「て」は、私が書く横線よりほんの少し長いのです。
少し長くしてみると、今度は下の曲線とのバランスが何だかおかしい。
あっれ〜??と思いながら、お手本を凝視して何度も書きました。
横線を長くするのなら、縦の曲線は普段より角度を付けないと整いません。

ここからかぁ…と思いました。
きっと競書も色々と探せば、自分の字にいくらか近そうな字形の物があるのでは、とは思います。
でも私は桃花会と推し先生の字が好きだ。

競書を見ていて思うのが、皆さん同じ競書で学び、同じお手本を見て書いていらっしゃるはずなのに(段位が上の方々はお手本が無いのかもしれませんが)、字に個性が出ているという事です。
全く同じでは無い。
もちろん、桃花会としての字形は外していない。
お手本と全く同じ、が良いのかもしれないけれど、端々に覗く個性があるからこそ、一つ一つの作品に見所があって面白いと思うのです。

私もそれを目指したい!
けれど、競書初心者の私がまずやる事は、お手本と同じに書く事だ。
個性を出すのは、それが出来た、ずっと後かな。

えっ、でも私の個性って、冒頭に書いた「縦長」…?
桃花会の字に、縦長感を入れるのか??
何だか違うような…

そもそも私、偉そうな事を言っているけど、字の個性って具体的に何じゃろ?
分からないので、今はとにかくお手本と似せて書く事だけを考えます!


話がすり替わってしまいました💧
詰まる所、自分の元々の字形が競書の字形と全く違う感じだと、直すのが結構大変だなと思います。