あまりに出来なさ過ぎて思い出すのも辛く、その事については何も書いていませんでしたが、先週受けてきました硬筆書写技能検定。
やっと少し気持ちが落ち着いたので書きます。
他の方々のブログと違い、長ったらしい割に何の役にも立ちませんが💦

SNSで試験内容に関する事を発信しないようにとの事ですが、緊張のあまり内容は全くと言っていいほど覚えていませんのでご安心を😆←別に誰も心配してない😅


当日は試験の1時間前に会場に到着。(早過ぎ😓でも遅刻するのが怖かったの😅)

時間になって会場に入ると、机にそれぞれの受験番号が書かれた紙が貼られているのですが、その数を見るに意外と受験される方々が少ない印象でした。地方だからかなぁ??
が、私以外に受験者さんがいらっしゃるのを実際に知って(当たり前ですが)、とても嬉しかったです😆

この会場の方々も、今日の試験のために頑張ってこられたんだ。
一緒に頑張りましょう!!

一人で練習してきた身としては、仲間が出来たような気がして嬉しくて、勝手に仲間意識を持たせて頂きましたm(_ _)m


机は、長机ではなく一人一人が独立した机を使えました。

長机だと、隣の方が消しゴムをかけた時に机が揺れて…等のブログを見た事があるので、自分も揺らしちゃったらどうしようと思っていましたが、その心配はありませんでした。良かった😰✨
机の脚も安定していて、ガタガタ感なし🆗

しかし、上記のような机問題は何とかならないのでしょうか。
この試験に人生をかけている人だってきっといるわけで。
机の揺れのせいで字形が崩れたとか、泣いたって泣き切れないよ…
いや、でも只者ではない審査員の先生方なら、これはアクシデントだ、と分かったりするのでしょうか。
もしかしたらその一文字だけを見て判断はされないのかもしれないですね。
だったらいいなぁ。


話は戻りまして。
試験が始まるまで、ちょこちょこ字を書いて手が震えないかをチェックしました。
うん、今は書けてる。
今はね。
緊張感から、始まったらすぐに駄目になるであろう事は想像できました。

その時は、その時だ。

前日に決めていました。

絶対に、最後まで諦めない。
手が震えても、テンパっても、時間内に書き終わらなくても、誤字脱字があっても、字形が崩れても、規定違反しても、思ったように手が動かなくても、枠からはみ出しても、中心ズレまくっても、線が流れなくても、最後まで解けなくても、

絶っっっ対に諦めない。
それで落ちたら諦めもつく。
そして思った、

全国の同志の皆様、宜しくお願い致します!!!

受験するのは私だけじゃない。
皆、試験のために一生懸命頑張っている!
一人じゃない、頑張ろう!

極論→大丈夫、死ぬわけじゃないし!
(過度の緊張しいのため、ここまで考えて自分を落ち着かせないとダメで😅ドン引きですよね笑)


いよいよ試験開始です。
ここまできたら、もうやるしかない!
まず速書き。
0.05秒前に気付いた、

下敷き敷いてにゃああ〜〜〜〜〜〜!!!😱😱😱😱😱😱

緊張し過ぎて下敷き敷くの忘れた!!😨
そして気付いたのならすぐに敷きゃいいのに、焦ってそのままレッツゴー!

…せざるを得なかった。
テンパって正常な思考回路がおかしくなっていた。。
「いま下敷きを敷いたら時間内に書き終わらないかも!?」
いやいや、下敷きをセットするのに1秒もかからないけれど、そういうのが分からなくなっていたんですよね😭

私の机からだけコツコツと、いやガッツンガッツンペンの音しとるやんけ!!!

あんなにザラザラ面の下敷きと共に練習したのに…
右端にポツンと置かれているザラザラ下敷き………
ごめんよ……

手は、震えるというより、物凄くこわばっていました。
無意識に震えを防ぐためにペンを強く握っていたのだと思います。
手首が全く動かない。
こんな状態で、まともな字が書けるわけがない。

それでもやる!
諦めない!!
動け私の手!!!

テンパりながら思っていたのは、
落ち着け、いつも通りに書けば絶対に大丈夫、時間内だ。
丁寧に丁寧に…

って、出来るか〜〜〜〜〜い!!!😭

「どうしよう、今日だけ間に合わないかも!?」←根拠不明の不安
ペンが走る走る。
時間はかなり余ってしまいました。
そして目を皿のようにして誤字脱字は無いか探しながら、自分の字を見て思った、

ミミズだ…
ミミズがいっぱい…
なんて豊かな土壌…😱✨

ああ…
練習不足。。


速書きの後、ペンを離すと手がガッチガチに固まっていたので、これじゃ書けないと思い、第6問の割り付けからやる事に。
これは想定内でした。
そして線を引いているうちに、だんだん落ち着いてきました。
割り付けの線よ、ありがとうm(_ _)m

が。
第2問に戻ったら、また緊張に逆戻り。
さっきと同じく、ペンを握る手に力が入りまくり。

何というのか、この線はここまで引こう、と思って書き始めるけれど手が言う事を聞かなくて、あっ!長くなり過ぎた💧、逆に短過ぎる、みたいな感じが試験中ずっとありました。
一文字一文字書くのに必死です。
必死な割に出来ていない💧
線質も何もあったもんじゃありません。
「一文字書いたら深呼吸」状態です。

何これ…
練習不足。。


終わったら、ドッと疲れがきました。
自律神経が3日ほどおかしかったです。

覚悟はしていたけれど、緊張感が半端なかったです。(こんなに緊張しまくるのは私だけだろうか😅)
家での練習では、本番に緊張する事を想定して、試験の10分前からを想像。
見たことの無い教室を頭の中に思い浮かべて緊張感を高め、本番で履く予定のスリッパまで履いて練習したのに、本番はこれですよ。
場慣れするには年3回の試験じゃ、そう簡単に慣れられないし…

やはり、過度に緊張しないぐらいの練習量と完成度が必要なんだと思いました。
でもそれって、一体どれくらいなんだろう…
想像もつかないけれど、強いて言うならきっと全てが完璧に近い状態ですよね。
常に、いつ何時でも、字形、線質、空間把握、記憶力、全て完璧で。
そして練習に裏付けされた自信も。

「心地よい緊張感」目指すはこれ。
全然できる気がしないけど😭

今回は、もうしょうがない。
経験は次に生かそうと思います。

…って、次回も同じ事を言ってそう😅
いいの、今までだって、何でも数回ごときじゃ出来ないのが私だ。



余談。
受験票に書いてあった、毛筆書写技能検定の持ち物「1級のみナイフ」

ナ…?
ナイ……
ナイフ!?!?🗡️✨

ナイフで何するんじゃ!?!?

衝撃…!😲
アホな私は一瞬、えっ墨を削る…?😓とか思ってしまった。
いや、きっと半紙を文字に対して丁度よい大きさに切ったりするのでしょうか。

凄いなぁ。。
余白さえも芸術の一部としてセンスが問われるのね。。
恐るべし毛筆1級。