僕の過去に君のような感情は無かった | Q1999=Q-IIIの奮闘記

僕の過去に君のような感情は無かった

 遂に連休最終日となってしまいました。

 また明日から齷齪働かないと行けないです。

 意識しないようにしていましたが矢張り考えてしまいますね。

 この休みの間、上手くエネルギーチャージ出来ました。

 殆ど遊んで過ごしましたね。

 ニンテンドースイッチも買いましたし。

 ゲーム類は殆どやらない性質なのでちょっと勿体ない気もしますが、『RPGメーカー』は矢張りやりたかったんです。

 本当に僅かですが、ゲームの作成も出来ました。

 まだまだ他人に見せられる状態では無いですが、上手く行けばネット上で公開とかしても良いかもしれません。

 中々のボリュームになるかと思います。

 ただメモリーが足りなくなりそうです。

 それが怖いですね。

 なのであまり大作にし過ぎるのも良くはないみたいです。

 でも『ドラゴンクエスト4』くらいのボリュームは作りたいですね。

 あの馬車システムは本当に良かったです。

 あれって『RPGメーカー』に持って来る事は出来ないのでしょうか。

 馬車システムが有ればキャラクターの個性の住み分けがやり易くて良いのですが。

 ああ、でもそうか、メモリー喰いますものね。

 私『RPGツクール6』のサンプルゲームが凄く好きなんですよ。

『Fu-Ma』でしたっけ、あのドラゴンクエストみたいな作品。

 あれくらいのボリュームの物を作りたいんです。

 私の中では一つ『RPGツクール6』が傑作だと思う面が有るのですが、それはそのサンプルゲームが非常に面白く、それに対抗出来るだけのシステムが用意されていたからでした。

『RPGメーカーWith』にはサンプルゲームって無いんですかね。

 ダウンロードしないと出来ないのでしょうか。

 それが最初から組み込まれていると私としても助かるんですけれど。

 どうにもデジタル音痴なので、何でもかんでもネット上でと言うのは性に合わないのです。

 今もう色々な物がネット上でのやり取りになってしまいましたからね。

 正直に言うとそれは便利にはなったと思いますが、同時に私みたいに置いて行かれる存在もいると言う事もまた事実だと思うのです。

 だから、『RPGメーカー』向きの人間ではそもそも無いのです。

 ですが私も、段々に色々な事をデジタルへ移行したいとも考えています。

 例えばイラストを描くのも最近は専らデジタルになってしまいました。

 あ、でも漫画は相変わらずアナログか。

 ただ全然お絵描きのシステムが分かっておらず、レイヤーの意味を理解していません。

 後ペン先を変えたりブラシを変えたり皆さん拘られると思いますが、そういうのも殆ど意識していません。

 未だに定規の引き方もデジタルで分からないのです。

 まあ仕方が無いですね。

 矢張り私は幼い頃からパソコンに触れて育って来た訳では有りませんし、学校で習うパソコンの授業も当時知っているのがマッキントッシュだけでウインドウズが分からなかった事も有って成績は最悪でしたもの。

 もうあれで苦手意識を刷り込まれてしまいました。

 しかも大学の都合上マッキントッシュがあまり使っていても講義等で使いづらい事も有り、結局ウインドウズに鞍替えしましたが、そこからやっと初めてパソコンを学び始めた事となります。

 それまでは小説も文字通りケータイ小説で、ガラケーをポチポチ押しながら執筆していましたからね。

 多分あそこから私のデジタル化が進んで行ったのでしょう。

 思えばまだ、イラストや漫画はアナログで描いていましたが、小説はパソコンを頼るようになって行きました。

 それでも分からない事は沢山有って、当時ゼミで初めてヘッダーとフッターを知ったんです。

 あの衝撃は結構大きかったですね。

 こんな便利な機能が有るのかと。

 まあでもそれからもう十年以上経っているんです。

 そろそろもう少し使いこなしても良いとは思うのですが、三つ子の魂百まででは無いですが身に沁みついたアナログ意識がどうしても邪魔して来ます。

 私は頭が悪いので、そこで切り替えがしっかり出来ませんでした。

 多分本当に賢い人間は何処かの段階で脳内のスイッチを変えられるのだと思います。

 だからそれが出来ない私はとどのつまり頭が固いと言う意味での馬鹿なのです。

 死ななくてはならない方の馬鹿なのです。

 これが中々厄介でしてね。

 結局私は時代に順応出来ないまま今まで育って来てしまったという事となります。

 その結果、自分では付いて行けない物ばかりが世の中に溢れるという事態になってしまいました。

 今凄いですものね。

 私、働いている会社がまさにデジタル社会でして、あらゆるシステムをデジタルで処理するのが本当にカルチャーショックで、タイムカードすら切らないのがびっくりでした。

 社内メールがガンガン飛び交っていて、それに付いて行く事が出来ません。

 そこが結構ストレスになっています。

 でも多分頭の良い人はそれを誰に教えて貰う必要も無く自然に身に着けて行くのでしょう。

 私はそこが全く分からないのです。

 そう言えば未だにパソコンのキーボードのブラインドタッチ入力も出来ていません。

 本音を言えば、パソコンもそこまで依存する程使いたくないですね。

 ここはいとこの子ども達が本当に凄くて、ずっとタブレット端末に引っ付いたまま眼にも止まらぬ速さでお目当ての動画を探し出したりするんです。

 ああいうのを見ていると自分には出来ないなあと思います。

 そこでも差が生まれてしまいます。

 私の世代は丁度そこの潮目でも有ります。

 或る時急にデジタルが一気に盛り上がって来て、気付けば私ですらスマートフォンを持っている時代ですからね。

 まあ身体的な苦痛を伴うような作業から解放されたという方も多いとは思いますが、それでも私はアナログの持つ素晴らしさも有ったと思うのです。

 良い例が特撮です。

 今や完全CGが主体となってしまった『ゴジラ』ですが、私は着ぐるみの質感が欲しいのです。

 CGの『ゴジラ』なんかただのアニメですよ。

 別にアニメを批判する訳では無いですが、特撮とは住み分けて貰いたいのです。

 勿論全くCGを使うなとは言いません。

 金子修介の『ガメラ』くらいのCGでしたら私も良いと思います。

 多分あの頃が一番特撮とCGの配分が良かった頃だと私は考えています。

『シン・ゴジラ』は面白かったですよ。

 でも私が求めていた『ゴジラ』では無かったです。

 アメリカ版の物なんかもう全然です。

 最近はキングコングと仲良くやっているようですが、それも私は良いとは思いません。

 どんどん私の知っている『ゴジラ』が崩れて行きます。

 矢張り私の中では『ゴジラVSデストロイア』で一つの時代が終わっているのです。

 その後も暫く着ぐるみゴジラが頑張っていましたが、遂には完全CG作品に変貌しました。

 そういう所に郷愁を感じる辺り、既に私はデジタル人間では無い事が分かると思います。

 矢張り私は或る程度はアナログの面も残して貰いたいのでしょう。

 完全にパソコン頼りにはなりたく無いのです。

 そんな訳で、『RPGメーカーWith』にしてもサンプルゲームらしいサンプルゲームが無いのはしんどいです。

 私の探し方が悪いのかなあ。

 少なくとも『RPGツクールMV』にはサンプルゲームが入っていませんでしたよね。

 それにまだ『MV』の方が最初にチュートリアルが有りました。

 それも無くしてしまったのは結構製作者側としてはしんどい面が有ります。

 まあ色々試し試しやっていますが、お陰で制作スピードは遅いったら有りはしません。

 多分もっと色々理解している方はこんなに鈍足で進んでいないと思います。

 もっとサクサク進めているでしょう。

 そこも私の弱点ですね。

 本当はゴールデンウィーク中に一作何か作れたらと思いましたがそれは間に合いませんでした所の話では無いです。

 もう全くと言って良い程進んでいません。

 自分の実力不足を痛感します。

 まあ時間を掛けて作って行くとします。

 明日は嫌々ですが仕事に行きます。

 頑張らないと。

 一日一善。

 明日をバーンと信じましょ。

 ドロン。