最後の戦士 | Q1999=Q-IIIの奮闘記

最後の戦士

 今日は一日ずっと花粉症で苦しんでいました。

 何故かくしゃみが止まらず困りましたね。

 花粉症対策としては薬を飲んだりマスクをしたりしています。

 でも駄目でしたね。

 今日はそんな言う程花粉は多く飛んでいないそうなのですが、それでも身体はここまで反応してしまいます。

 そして、社内では空気清浄機も何台も働いていて、そんな花粉に滅茶苦茶侵されている訳では無いはずなのですが、どうしてか今日は特別酷かったです。

 社員の皆はこの何日間か昼休みに桜を見に行ったりしていたようですが、花粉が辛くてオフィスから出られない私の気持ちは分からないのでしょうね。

 兎に角一日中くしゃみが止まりませんでした。

 アレルギーって治らないのかなあ。

 体質改善とか今色々言われていますが、あれって滅茶苦茶辛いんですよね。

 とは言え私は試した事すら無いのですが、経験者は無茶苦茶大変だったと語ります。

 私も花粉症対策をしたりまたは今までずっと食べられなかった蕎麦を食べられるようにはなりたいです。

 蕎麦が食べられないのは損ですね。

 本当にこれには悩まされて来ました。

 私、生まれてからこの方、年越し蕎麦と言う物を食べた事が無いのです。

 まあ実際はただの蕎麦なのでしょうが、何となくイベントに参加出来ない気分でした。

 それに、長野県をこよなく愛する私ですが、信州名物の一つで有る蕎麦が食べられないのは本当に残念でなりませんでした。

 信州の清き水が生んだ蕎麦は嘸かし美味しいのでしょうね。

 それが私には食べられませんでした。

 その事は非常に心残りで有ります。

 ただ、蕎麦はアレルゲンの中でも特に危ない物の一つと言われています。

 体質改善をするにしてもかなり根気強く行かないといけないと思います。

 そこまでの根性は備わっていません。

 でも何時か食べてみたいなあという気持ちは無い訳では無いです。

 うどんが好きなのですが、うどんとはまた違う物なのでしょうね。

 花粉症にしてもそうです。

 体質改善が上手く行けば花粉症なんか屁の河童になると思うのですが、そこに至るまでの道程が相当しんどそうです。

 だってわざわざアレルゲンに自ら触れに行くのですよ。

 それは覚悟が要りますね。

 あれって死んでしまう人とか出ないのでしょうか。

 相当な荒療治だと私は思っています。

 そこまでする価値が有るのかが分かりません。

 勿論それで完全に治るのでしたら良いのかもしれませんがテレビとかで見ていると、かなり患者が苦しんでいるイメージが身に着いています。

 それを仕事をしつつこなせるのかと言う話になってしまうのです。

 私は常に万全の態勢で仕事に向き合いたいという面も有ります。

 と言うかそうしないと疲れて死んでしまいます。

 私もそれは望んでいません。

 どうにかこう仕事もこなしつつ治療もして行くという手段を取りたいのです。

 それに体質改善は一朝一夕に出来る治療法では有りません。

 その事も悪い方にイメージとして働いています。

 私は当然のように、体質改善を出来るだけの余裕が無いのです。

 言い訳をゴロゴロ並べるようですが、一日二日で簡単に体質改善が上手く行くのでしたらそれはそれで良いと思いますし、それならば私も試してみようかという気分になれたと思います。

 でもあれ良く分かっていないのですが数カ月単位、または数年のスパンを見ながら取り組まないといけないのですよね。

 それにはさすがに対応出来ません。

 でもここまでの話は私のイメージでの話でしか無いです。

 実際に試してみると、何だそこまでじゃないじゃないかと思う場合も有り得ます。

 ただその一種偏見が私に二の足を踏ませるのです。

 そんな長いスパンで治療するには覚悟が要りますし、何より治療に取り組むこちらの身体的ダメージが結構高いというのがどうしても気になってしまいます。

 私の場合、仕事とか日常生活に支障を来さないならばそれでも良いと思っています。

 そこが私のどうにかしたい点です。

 ただでさえ今職場にそれなりに迷惑を掛けているのに、そこに加えて体質改善でもっと使えない人間になったら何の意味が有るでしょうか。

 それも有って踏ん切りが付きません。

 また花粉症にしても蕎麦アレルギーにしても今の状態で或る程度対策は取れています。

 花粉症はまあ毎年毎年しんどいですし、今の状態が完全に対策が取れていると言えるかどうかまでははっきり言って分かりませんが、蕎麦に対しては滅茶苦茶注意してやって行く事で実際にアレルギーの影響を受けた事は大昔の話以来になっています。

 まあでも、一度は蕎麦を味わってみたいなあと思う事は有りますがね。

 麺類の中で特別香りが良いと聞きますし、実際美味しいのでしょう。

 特に何時か信州蕎麦をお腹いっぱい食べられればそれはそれで満足行くと思いますし、信州好きとしたら堪らない物になります。

 今まで信州に行って信州らしい物も幾つか食べて来ました。

 その集大成として蕎麦を食べてみたいですね。

 まあそれは夢のまた夢のような話かもしれませんが、でも憧れは感じます。

 体質改善が上手く行けば食べられるようになるのかしら。

 ただ体質改善ってかなりの荒療治です。

 それなりにリスクも伴うのです。

 勿論それを恐れていれば何にも始まりませんが、それでも私は矢張り怖いという思いが有ります。

 嘗てアナフィラキシーショックで救急車に担ぎ込まれた経験が有るので、それと同じ目には遭いたくないのです。

 その事が一種トラウマになっています。

 それでついつい渋ってしまうのです。

 アナフィラキシーショックって凄くしんどいんです。

 何か全身が熱くなって気管が腫れ上がってしまって呼吸が出来なくなってしまいます。

 それが凄く自分の中で恐怖として有りますね。

 体質改善ってそれに限りなく近いような治療法なんでしたよね。

 無理矢理軽度のアナフィラキシーショックを起こすんじゃ無かったかな。

 何かあまり良く私も理解していません。

 ただ私が知っているのはテレビで体質改善をしている子どもが病院で凄く苦しんでいる姿を見たという事からです。

 あれと同じ風にはなりたくないなあと思っています。

 臆病者ですね。

 でも実際ここまで何十年もアレルギーで苦しんでいますが、それがそう簡単に取れるはずが無いとも思っています。

 一種の諦めです。

 それもまた本当は良くないのかもしれません。

 でもそういう感情になってしまう私に気持ちも察して下さい。 

 明日はお休みです。

 お袋の様子を見に行きます。

 一日一善。

 明日をバーンと信じましょ。

 ドロン。