幻に変えて欲しかった | Q1999=Q-IIIの奮闘記

幻に変えて欲しかった

 今日からまたお袋が外泊です。

 明日までの予定です。

 またお袋がごちゃごちゃ言っています。

 もう相手をするのも疲れます。

 何なのでしょうね。

 本当しんどいです。

 お袋の負担が減れば私も少し楽になるのですが。

 でもそうは上手く行きませんよね。

 お袋、我儘が過ぎるようになりました。

 色々ごちゃごちゃ言って私を困らせて来ます。

 いい加減にして欲しいですね。

 私だって疲れているのに。

 そういう所まで意識が回らないみたいです。

 本当それだけで苦しいです。

 私は親父とは違いますから怒鳴り散らす事はしませんが、でもさすがに我慢し続けるのもしんどいです。

 どれだけこの状況に耐え続けねばならないのでしょうか。

 この先ずっとでしょうね。

 非常にしんどいです。

 またしてもお袋の妄想を妄想だと証明しないといけなかったのがしんどいのです。

 素直にこちらが違うという事を聞いてくれれば良かったのですが当然のようにそういう事は無いのです。

 もっと他人の言う事に耳を傾けて欲しいですね。

 そして今、お袋の友達ともやり取りをしていますがそれがまたしんどいのです。

 物理的に無理な事を沢山話して来ます。

 まるで私にお袋の介護を全てやれと言っているかのようです。

 それって一見まともなようで、私の考えなんか無視していますからね。

 正直に言うと酷いと思います。

 嗚呼、私も弟達のように逃げたいです。

 出来ない事では無いと思います。

 物件を見付けて移住すれば良いだけの話なので。

 でもそうなると色々困った事態にもなりますが。

 これは私の悲観し過ぎだとは思いませんが、今お袋を独りにすると死んでしまうと思うのです。

 そうなると、私が守ろうとして来た全てが水泡を化します。

 生活相談施設なんかはそんな私をフォローしようとして来ます。

 つまり私が今の家を出てそれで独り暮らしになった際のフォローです。

 でもお袋が現実問題あれではそれも叶わないでしょう。

 自分が病人だという認識を持って、それで治療に積極的になってくれないと私は家から出られません。

 そしてお袋自身もそれを知っていると思います。

 だから私を引き留めようとするのです。

 全くふざけた話ですよ。

 でも現にこうしてお袋の面倒を見られるのが実際私だけなのも困ります。

 他の家族は期待出来ません。

 お袋はそれをどう思っているのでしょうか。

 はっきり言って発揮私に見捨てられれば終わりですよ。

 その事に気付かない程お袋は鈍いとは思いません。

 でもだからこそもっと大切に私を扱うべきでしょう。

 そこの感覚が私には理解出来ません。

 老いては子に従えとは言うつもりは更々無いですが、このままの状態も良いとは思えません。

 私にはお袋がどうしたいかが見えません。

 若しも私に面倒を見て欲しいならばもっと大事に扱って欲しいです。

 それが最低限の礼節でしょう。

 そんなやって貰って当たり前にならないで欲しいですね。

 私だってさすがに我慢の限界と言う物が有ります。

 その事をお袋は理解するべきです。

 こう言っては何ですが、お袋には謙虚さが殆ど感じられずに、ただただ傲慢さばかり目立つようになってしまいました。

 その事はいい加減にして欲しい所です。

 自分が助けられて当たり前になっています。

 そんな世の中甘くないんです。

 第一助けて欲しいならばもう少しこちらの意見を聞いて欲しいですね。

 私は出来るだけお袋の為になるように動いて来ましたよ。

 それを突っ撥ねているのは誰かを考えて欲しいですね。

 正直に申しますと支援疲れがかなり出ています。

 それはお袋が相変わらず治療に前向きでは無い事が一番の原因です。

 金をどぶに捨てているような物です。

 そんな情けない事で良いのでしょうか。

 でも私にはそれすらも限度が有ります。

 このまましんどい思いをし続ける事が果たして私の幸せに繋がるはずが無いです。

 渡り切るべき濁流が更に威力を増したと言えます。

 このままお袋は衰え行くのでしょう。

 それは矢張り防ぐには本人の強い意志が必要になります。

 でも今はそれが一切感じられません。

 兎に角やって貰って当たり前になる事と、こちらの言う事を一切無視する事を止めて欲しいですね。

 この二つが有るからお袋は厄介なのですから。

 矢張り人には頼む際のマナーと言う物が有ります。

 そんなやって貰って当たり前になって欲しくないです。

 そうしないと私の心が持ちません。

 まあそういう意味でもお袋はもっと謙虚になるべきです。

 先ず誰かの言う事は聞いて貰わないと困りますね。

 別に私の言う事を聞けと言っている訳では有りません。

 お袋の担当医の先生とか看護師とか、そう言った人の話も聞く耳を持たないのは如何な物かと思います。

 そういう面をお袋はどうして聞く気を持たないのでしょうか。

 本当解せません。

 まあ多分自分は病人では無いという強い確証が有るからこそ、周りの話を聞く耳を持たないのだろうとは思います。

 何と言いますか、情けないですよね。

 それでは現に自分は何に苦しんでいるのか自分でも分かっていない癖にですよ。

 兎に角妄想を妄想だと指摘すると猛烈に反発して来ます。

 ただそれだけで私はうんざりです。

 私も疲れています。

 せめてお袋にもっと病人であるという認識を持たせたいです。

 それが狙いです。

 そこさえ変わればもう少し治療に積極的になってくれると思いますが、元来お袋は差別主義的な部分が有ったので、中々認めようとはしないでしょうね。

 私にすればそれが如何に愚かな事かを知って欲しいです。

 お袋はもう全然私の事を聞く気は無いでしょう。

 自分が囚われている妄想に従って生きています。

 病院にもそこの妄想を取り除く事は出来ないと言われました。

 私ももう我慢出来る範囲を超えて来ています。

 お袋はもっと自分と言う物を捨てるべきですね。

 それは常々思います。

 このままで良いとはとても思えません。

 でも何処から変えて行けば良いのでしょうか。

 私は完全にお袋を否定出来ません。

 そこもまた甘いのだと思います。

 お袋に分かって貰う為にはお袋を先ず否定する必要が有るでしょう。

 でもそれって滅茶苦茶疲れるのです。

 妄想に支配されたお袋はもう誰の言う事も聞かないからです。

 話をしていて凄く苛々しますよ。

 あれだけでも改善されないかなあ。

 兎に角他人の言う事を聞く気が無いのが問題です。

 そこから治して行って欲しいですね。

 まあそんな訳で、また突かれる土日となるでしょう。

 お袋はもう少し謙虚になって貰いたいですし、あんまりお袋の我儘を聞き入れたくはないです。

 もっとそこを改善して行きたいですね。

 取り敢えず今日は疲れました。

 この疲れ切った状態で、明日を乗り越えないといけません。

 しかもその後仕事が月曜日に待っています。

 もうへとへとだよ。

 倒れないよう気を付けます。

 一日一善。

 明日をバーンと信じましょ。

 ドロン。