祈りの時をただ迎えるだけの日々
今日は生活相談施設に行きました。
色々動いていて頂いていて、結構有用性の有るアドバイスを下さるし、何より私の味方をしようとしてくれているのが良く分かるので助かっています。
思えば一番私に親身になってくれている機関ですね。
でもそこ言われましたが、三月からの職場復帰の前にお袋の問題が解決しないのが気になるそうです。
また同じ事をして崩してしまったら何の意味も無いですからね。
一応生活相談施設の方も、私へのフォローの意味も込めてお袋の事で色々動いて下さっています。
それも有ってかなり頼りになる存在です。
はっきり言って病院のソーシャルワーカーよりも役立っている気がします。
ただ、何度も言うようですが生活相談施設は私の補助が目的で有って、その為にお袋の接するだけなのでお袋への積極的な働き掛けは出来ないのです。
一応お袋も登録はしていましたが、お袋自身があそこを一種馬鹿にして判断しているので、それで上手く補助が行き渡っていない状態になってしまっています。
兎に角お袋は外に助けを求めません。
私か伯母かにしか助けを求めないのです。
でもそれでは何時まで経ってもお袋の精神的自立には繋がりません。
それは分かっているはずです。
なのにその事もお袋は認めようとしません。
お袋は何のヘルプも得ないで自分でどうにか出来るとか言いつつも、結局私や伯母を頼っています。
それがこちらにとってもお袋にとっても悪い事だという認識はないようです。
私だって何れは家族を持ちたいです。
その為になけなしの金を稼ぎ貯金して来ました。
でもそれも今崩しつつ生活しています。
だから私の力を頼らないで欲しいのです。
お袋には出来るだけ第三者が絡んで行って貰いたいと私は考えていますし、そこに関しては伯母もまた同じ考えのようです。
伯母も今は助けてくれていますが、果たしてそれが負担になっていないかと言えばそれは嘘になります。
第一伯母は伯母で自分の家族の事が有ります。
それを我が家の問題で色々悩ませたり苦しめたりしたく無いのです。
伯母は優しいですが、その優しさに甘え過ぎても行けないと思います。
そういう意味でもお袋には自分の力でそういう補助機関とパイプを持って、自発的にそれに繋がって行って欲しいと私は願っています。
そうしないと今後暮らして行く上で若しも私が倒れたりしたらもうアウトになります。
その可能性が無いとは言い切れないでしょう。
私だって病人なのですからね。
なので出来るだけ私達の力を当てにしない生き方をお袋もするようにしないと、いざとなった時に全く動けない状態になるかと思われます。
それこそ最も防ぐべき状況になるのではないかと私は危惧しており、これが机上の空論で終わると言う保証が何処にも無いのがまた怖い所なのです。
私ははっきり言ってそこまでお袋が圧し掛かって来たらそれを支え切る自信は有りません。
お袋の事は今の段階でも結構精神的に私にダメージとして来ていて、そして実際私はダウンしてしまいましたから嫌な前例を作ってしまった事となるかと思われます。
それなのにお袋に甘えられても私にはもうそれを受け切る事が難しいという事を分かっていないのだとお袋の今の態度等を見ると考えられてしまっても仕方が無いです。
私はもう少し、そこをお袋自身に自覚して貰いたいのですが、如何せん病識と言う物を一切持とうとしないのがお袋の一番駄目な所であり、そしてそれ故こちらが対策を講じようとしても本人が嫌がるという事態に達しています。
何かそれも難しいんですよね。
お袋は元々精神障害者に対する差別心のような物が有るタイプの人間だったと思います。
時折私にそういう言葉を吐き掛けて来た事も有りますしね。
そんな人間がいきなり自分を精神障害者だと認めろと言う方が間違いとしては大きいのではないかと理解出来ない訳では無いのですが、ただ現実問題貴方はもう精神障害者の一員なんだと知って欲しいです。
私はもうこの病は認めて行かないと治って行く事は有り得ないと分かっているつもりです。
何時までも健常者気取りで色々やろうとしてももう心身共に付いて行けないのが現実なのです。
別にこれは精神障害者への問題だけでは無いでしょう。
身体にそういう障害を持ったとしても、同じようにそれを先ずは受け止めて行かないとより良い状態になるには程遠くなるかと思われます。
ただ、はっきり言って、私だって健常者と同等に扱われたいと言う思いが全く無い訳でも無いですし、病気が何だ障害が何だ、こんな物は気力で吹っ飛ばすと思っていた時期が有りました。
でも現実それが出来ない事がはっきりしてしまいました。
もう健常者と勝負しても勝てないのです。
その事実は事実として粛々と受け止めて行くしか有りません。
お袋に先ず必要なのは自分が障害を持っているという認識と、それ故に今まで出来た事が出来なくなってしまったという事実を知る事と、そしてそういう病気をこれから一生懸けて付き合って行って最期墓場まで一緒に埋められる事を覚悟する事の三つになると思います。
私だってこんな病気とさよなら出来るのならば是非バイバイしたいですが、そう簡単に治る物では無く、そして現にこうして復職一つにしても色々問題が発生している事もまたこの病気と向き合う際に避けられない負の面になっています。
私は病気になって十三年が経とうとしていますが、特に病気になり立ての初期の頃は何と言いますかエキセントリックと言うか、かなり滅茶苦茶な状態でした。
そこから今まで持ち直したのです。
だからお袋もやり方を考えればきっとまた或る程度は回復してくれると私は信じています。
勿論完全に寛解してくれればそれが一番嬉しいですが、多分もうそれは期待出来ないでしょうね。
希望は捨てるなと言われて来ましたが、それでも結局私はこの一年近く大して進展が無い状態が異常だと思っています。
勿論精神障害者は長期入院になりがちな面が強い病人だと言われていますが、ここまで認識を変えないのは少し驚いています。
お袋は未だに身体的な病気で自分が苦しんでいると思い込んでいます。
でも病院で色々診て貰った結果身体的な病気は脳の動脈瘤くらいしか見付かりませんでした。
だから矢張りそれは妄想なのだと思います。
自分が妄想に支配されているという感覚がこの一年間の入院で殆ど培われなかった事は痛恨の極みです。
難しいですが、そこを得てくれれば私としても非常に今後接する時にやり易くなるのに、元々精神障害者を馬鹿にして来たお袋にそれを求めるのは難しいのかもしれませんね。
まあ色々言いましたが、今日は自分のケアの為に動きました。
生活相談施設は本当に良い味方です。
助かっています。
今も保健師と繋がって動いて下さっているようですので、今後の動きに私も少し期待しています。