空から落ちる時 | Q1999=Q-IIIの奮闘記

空から落ちる時

 今日は比較的マシでした。

 ちょっと色々迷う事が有ってですね中々悩ましいです。

 うーん、全部一個一個は大した事無いのですが、それでも結構迷います。

 まあ、人間は悩み続ける物なのでしょう。

 そこは仕方が無いと思います。

 もう少し迷ってみます。

 そう言えば、今世間は『ガンダムSEED FREEDOM』が公開されているようです。

 気になると言えば気になります。

 ただ、私は『SEED』シリーズが好きでは無いです。

 それは確実です。

 感情移入出来るキャラクターが殆どいなくて。

 何でなのかは自分でも良く分かりませんが、『SEED』以後あまりハマる作品に出会えていません。

『00』もそんなに好きでは無かったですしね。

 あ、でも『AGE』は結構好きだったりします。

『鉄血のオルフェンズ』はもうどう見ても面白くないです。

 あれも感情移入出来るキャラクターがいませんでした。

 何かそんなオルガにカリスマ性も感じられませんでしたし、あのヤクザ文化みたいなのが全然良いと思えませんでした。

『Gのレコンギスタ』は好きですが、あれは難解過ぎると思いました。

 セリフ回しがね、如何にもって感じで。

 決して新規視聴者を受け入れる雰囲気では無かったかなと思います。

 そういう意味では『水星の魔女』は面白かったです。

 結構胸糞悪い場面も有りますが、それでも好きな作品で有ります。

 何か中々良作って無いんですね。

『UC』もそんな面白いと思えませんでしたし。

 そんな私の中でシリーズ最高傑作は『∀ガンダム』です。

 単に兵器としてのガンダムが描かれるだけでは無く、またラストの展開が良いですね。

 私はソシエとキエルの姉妹がかなり好きでした。

 特にソシエの成長ぶりはかなりの物でしたね。

 最初はムーンレイスだってだけであんな嫌っていたのに。

 ハリー・オードも好きなキャラクターです。

 そう誰かしら好きなキャラクターが出来ないとしんどいですね。

『SEED』では、ナタルが好きでした。

 一方続編ではルナマリア・ホークが好きでしたが、はっきり言ってアスランの迷走振りに私はちょっと視聴するのが疲れてしまいましたね。

『00』ではティエリア・アーデが好きでしたが、それくらいかなあ。

 トリニティの非情っぷりも嫌いでは無いです。

 アリー・アル・サーシェスがあっさり死んでしまうのがちょっと不満でしたし、パトリック・コーラサワーは死んでも良かったのではないかと思います。

『AGE』は私、フリット・アスノが凄い好きなんです。

 特にユリンを失った後の鬼神のようなデシルへの攻撃が良いですね。

 色々不評を買っている『AGE』ですが、フリットの人生を懸けた戦いだと思うと、本当に悲しい場面を彼は怒りで乗り切って来たのだと改めて思います。

 あそこまでやる必要は無いとかいう意見を良く聞きますが私はそうは思いません。

 フリットはユリンだけで無く実の親やその後彼を引き取った親代わりの存在もベイガンに殺されています。

 それで憎しみに囚われるなという方が無理が有るとは思いませんか。

 私は、フリットから全てを奪おうとしたベイガンに一切同情出来ませんでした。

 ベイガン側にも事情が有るかのように描かれていましたが、だとしても私はベイガンのした事の残虐性は特筆するべきだろうと思います。

 そりゃ、フリットも怒るわな。

 でも最後の死んでしまったユリンとの邂逅と、そこで流れるバラード調の『君の中の英雄』が本当に良い演出で、私はこれを見るまで今まで頑張ってこの作品を見て来たんだなと思いました。

 そしてフリットは名実共に救世主と最後になる訳ですが、まあちょっといきなり過ぎる展開である事は認めます。

 でもフリットが幼い頃からずっと言っていた事をやっと実行出来たのですから感動も一入でした。

『鉄血のオルフェンズ』はねえ。

 アインは好きでしたよ。

 後地味にカルタ・イシューも好きです。

 でもそれくらいです。

 後特に感情移入出来るキャラクターがいなくて。

 と言うかオルガに対して魅力を全く感じなくて鉄華団が何であんなのにくっ付いて指示を仰いでいるのかが分かりませんでした。

 途中ビスケットが抜けたがる場面が有りましたが、そうなるよなあとも思えました。

 後、あんまり戦闘シーンが好きでは無いです。

 実弾をガンガンぶつけ合うのも、はっきり言ってあまり効き目が有るように見えませんしね。

 やっぱり『ガンダム』はビーム兵器主体が良いと思います。

 クーデリアもそんな好きになれなかったなあ。

 あいつ最初から三日月に眼を付けているやんと思いました。

 アトラは可愛いと思います。

 後は特に好きになったキャラクターはいませんでした。

 寧ろイオク・クジャンのようにむかむかするキャラクターはいましたが。

『Gのレコンギスタ』は兎に角ノレドが可哀想です。

 後、マニィはちょっと怖いかな。

 一応マニィもベルリと友達なんだから、ルインの暴走をもっとしっかり止めて欲しかったです。

 後、ラライヤも凄い好きなキャラクターですね。

 地味にクン・スーンも好きでした。

『水星の魔女』はエランさんのコピー達が好きなんです。

 三号は悲しい結末を迎えましたが、最終回でスレッタと再会出来て良かったです。

 まあ死んでしまった事には変わりは無いのですが。

 グエルも最初あんなムカつくキャラクターだったのに人間的に大きく成長しましたね。

 私はプロスペラをそんな好きになれませんでしたが、最後に立ちはだかる巨大な壁としては最高のキャラクターだと思います。

 肉親程敵に回すと厄介な物は無いのです。

 因みに、ガンダムファラクトが私のお気に入りのモビルスーツだったりします。

 感情移入出来るキャラクターがいるかどうかは矢張り視聴する際に大きく左右されます。

『ガンダムSEED FREEDOM』は正直そんな気になるキャラクタ―展開は無いです。

 例えばキラが死ぬとか言うのならばまだ話は分かりますが、そんな事も無いんでしょうね。

 または『逆襲のシャア』的な映画になっていればまだ見に行きたいなという気持ちにもなります。

 私としてはキラかアスランには是非お亡くなりになって頂きたいです。

 あの二人の物語りを終わりにしましょうよ。

 もうあの二人はやる事を全部済ませました。

 それで良いと思うんです。

 是非退場して下さい。

 そう思いますが、きっとそんな願いは届かないのでしょうね。

 私の好みが捻じ曲がっているのかもしれません。

 でもそういう展開ならば見てみたいです。

 今はそんなモチベーションですね。

 まあ余裕が有れば見ます。