あなたは
バック・トゥ・ザ・フューチャー
を観たことがありますか？
私はこのSF映画が大好きでした。
主人公だった
マイケル・J・フォックスは 、
世界的な大ヒット作を出しても
映画界から消えました。
その理由は、
パーキンソン病です。
パーキンソン病とは、
体が徐々に固まっていく、
退行性疾患です。
この病気は、
普通は高齢者に生じる病気で、
完治が不可能と言われています。
バック・トゥ・ザ・フューチャーの
撮影のときに発症した
マイケル・J・フォックス。
そのとき彼は、29歳でした。
病気の発症と同じ年、
父親を心臓麻痺で亡くし、
マイケルはまったくの
別人になってしまいます。
スターへの階段を駆け上がり、
ますます活躍が期待される
このタイミングでの度重なる悲劇。
毎日お酒を飲み、
彼の楽観的な性格は
変わっていきました。
当時
病気のことを知っていたのは唯一、
マイケルの妻でした。
彼女は
「どんなときもあなたを愛している」
と言って、
マイケルを支えてくれました。
堕落した生活を続けていた
ある日のこと、
マイケルは普段気丈な妻が
ソファの前で
息を殺して泣いているのを
見てしまいました。
そのとき初めて
妻が自分と同じように
苦しんでいると気づいたのです。
愛してくれる人に、
自分はいったい何をしているのか…
と思い、
マイケルは再び
人生を取り戻すことを
決心しました。
そしてそれからは
以前にも増して
精力的に仕事に向き合い、
大ヒットを飛ばし続けました。
しかし発症から7年後、
病気の進行により
これ以上隠しきれなくなったと悟り、
世の中に闘病していることを
明らかにします。
マイケルは
気が楽になったそうです。
そして病気を明らかにすると、
本来の自分として
みんなの前に立つことができました。
マイケルはこのときを思い出し、
「なぜそこまで隠そうとしたのか
わからない。
勇気を出して
自分自身をさらけ出せばよかった。
ありのままの姿も
人々は十分に愛してくれた」
と語っています。
あなたはこのお話から
何を感じますか？
あなたの輝く未来が叶いますように
私はいつも応援しています。
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