私が小学校のとき母に

「フィギュアスケートで

オリンピックを目指したい」

と言いました。

 

キラキラ目を輝かせている私に母は、

「もっと小さいときからやらないとムリよ。

あきらめなさい!」

と残酷に言いました。

 

私は運動神経がものすごく良かったので、

「途中からでもオリンピック選手になれる!」

とそのとき思ったのです。

 

 

 

 

 

私は器械体操や新体操なんて

教わってもいないのに、

その種目でやるようなことが

小学校のときからできました。

 

高校生のときはそれが噂になって、

器械体操部からスカウトが来ました。

さらに足も早かったので

陸上部からもスカウトが来ました。

 

 

ちなみに私のいた高校は、

運動が有名な高校で

大きな大会でベスト3に入っていました。

 

そんなところの顧問からスカウトされたので、

だから自分はできたはず…という気持ちが強く、

オリンピックをテレビで観るたびに、

「私もきっとできるようになったのに!」

と思っていたのです。

 

 

 

 

 

高校を卒業すると今度は、

「目指している仕事につきたいので

海外に留学したい」

と母に言いました。

 

でも母は、

「あなたにはそんな大変な仕事はムリよ!」

と言いました。

 

私の高校はアルバイトが禁止だったため、

親からお小遣いをもらって

高校生まで過ごしていました。

 

アルバイトをしただけで

停学になってしまうのです。

そのため私には留学できるような

お金がありません。

 

結局私は留学をあきらめ

日本の大学に行くことにしたのですが、

そのときに思ったのは

母は私がやりたいことは全部ダメだと言う、

ということだったんです。

 

 

 

 

 

ただ、今感じると

オリンピックの道も留学の道も、

かなり茨の道になっていたとわかります。

 

確かに私は運動神経が

ものすごく良かったので、

教わらなくても大体の運動は

できてしまうタイプだったんです。

 

でもそれと、プロになるのは

ちょっと違うんです。

 

 

 

 

 

ちょっとここからは

リーディングした話になりますが、

「筋がいい」って言う

筋ってあるじゃないですか。

 

その「筋」って、

神経のことを指しているのですが、

特定の分野で活躍するには、

特定の神経がつながっていないと

活躍できないんですね。

 

たとえば最初から筋がいい人は

その特定の神経がつながっているから

筋がいいんです。

 

そのつながっている筋を強化していくのが

練習だったり継続することです。

 

その練習や継続というのは、

もともと持っている筋の質によって

どのぐらいしなければいけないかが

変わっていくんですね。

 

少し練習しただけで

できるようになる人もいれば、

ものすごく練習しなければ

できない人もいるんです。

 

つまり開花するまで

どのくらいの練習と継続が必要かは

人それぞれということです。

 

 

 

 

 

そして私が言っている

「もともと持っているものを目指してください」

というのは、神経がつながっていることです。

 

つまり持って生まれたこととは、

神経がつながって生まれていること。

だから筋のいいことなんですよ。

 

 

なぜそれをやってくださいと

私が言うかというと、

 

筋のいいことであれば

茨の道すぎて途中で死にたくなるとか、

そういうことがないんですね。

 

 

反対に「その道がない」と言っているのは、

もともとそこの神経が

つながっていないんですよね。

 

つながっていない神経を

つなげるところから

始めなければいけないので、

 

最初からできる人の

100倍の大変な思いをして

つなげなければならないんですよ。

 

 

 

 

 

そしてつなげてからも

さらに努力努力継続継続の状態で

途中で死にたくなるような気持ちになる…

ことも多々あると思います。

 

 

なぜ自分の道にないことをやると

ものすごく苦しいのか?

そして人から評価されないのか?

 

それは神経がつながっていないので、

本当に人よりも劣っているからなんです。

 

神経のつながっていることをした方が

早く結果が出るし、だからお金にもなるし、

そして早く人から認められる、

ということなんですね。

そして早く幸せを感じられるようになります。

 

 

 

 

 

神経のつながっていないことを

叶えようとするのは、

もともとできる人よりも100倍の努力をして

無理矢理自分にない道を

目の前に持ってくるということなんです。

 

そのとき魔が差して、

悪い力に頼ってしまう人が

本当に多いんですよね。

 

だから破滅してしまうのです。

 

 

夢は叶ったけれどお金がなくなったり、

人間関係が悪くなったり、健康を害したり…

 

 

 

 

たとえ努力で勝ち取っていくにしても、

もともとできる人より

100倍の努力をしなければならないので、

 

「なんで私ばっかりこうなるんだ!」とか、

「やってるじゃないか!」とか、

「どうして私ばかり注意されるのか!」と、

不満が爆発してくるものなんです。

 

 

でも客観的に周りから見れば、

その才能がないのは明らかなんですよ。

 

気づかないのは本人だけなんですね。

 

 

 

 

 

なぜ気づけないのか?と言うと、

他人と自分を比べているからだったり、

そして自分をよく知らないからだったりします。

 

または自分の中に、

他人を見返してやりたいとか、

過去のネガティブな想いが強すぎても、

自分にない道を望んだりもしてしまいます。

 

または、華やかな部分に憧れすぎると

自分にはない道に憧れてしまったりします。

 

 

 

 

 

私の場合は、

フィギュアスケートに関しては、

華やかな部分に憧れて、

自分にない道に憧れている状態でした。

 

つまり表舞台しか見えていない状態です。

 

そしてもともとその筋はいいのですが

プロになる筋とはまた質が違ったので、

プロになるために生まれた人よりも

大変な状態が起こっていたと思います。

 

 

そして海外留学に関しては

私はもともと、遺伝子的に

なぜかものすごい大変な道を選ぶ、

というのを持っているんですよ。

 

つまり「苦労したがり遺伝子」

というのがあるんです。

それで海外留学をしたがっていたことが

今となってはわかるんですね。

 

 

 

 

自分にある道を選ぶと、

本当に開花が早くなります。

感じてみてくださいね。

 

 

あなたの輝く未来が叶いますように

私はいつも応援しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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