気が利かない人は運転マナーも悪いのか？
こんにちは、よしまるです。
このブログにだびたび登場する、Wワークのラーメン屋さんで一緒に働いている大学生の「ゴリラくん」ですが、先日、運転免許証を取得したそうです。仕事中も盛んに自慢していました。
友達同士でドライブに行ったりもしているそうですが、4月に免許を取得してからの約一ヶ月の間に、2度も速度違反で捕まったそうです。昨夜もシフトが一緒になったのですが、彼は盛んに愚痴ってました。
「首都高を114kmで走ってたんですよー。80km制限の区間だったんですけど、オービスに撮られてー。警察から呼び出し状が来たんですよー。親が超ブチ切れててー。もう運転するなって言われたんスよねー
」
※喋り方も頭が悪そうなんだよなー。頭が悪いというか賢くないというか……。損してるよなー。
30km以上の速度違反（違反点数「6点」）なら一発で免停じゃないか？……と思ったのですが、高速道路の場合は「30km以上-35km未満」の違反点数は「3点」なんですね。ただし、反則金が25,000円。痛いねー。
で、彼はこの少し前にもやはり速度違反で捕まっているんです。その時は高速道路を走行中で、パトカーに制止された状況ですね。この時は110kmの速度で走行中で、やはり30kmの速度超過でした。
「ていうかー、制限速度50kmとか60kmって、高速道路じゃないっすよねー？ どこが『首都高』なんスか？ あれってただの信号のない道路ッスよー
」
うん、首都高の制限速度については、最初の東京オリンピックの頃から都心のドライバーがみんな愚痴ってるよ……。あと、首都高は高速道路だけど箱崎と美女木には信号があるからね。
「114kmなんて、ちょっとアクセル踏めば出るスピードじゃないですかー。それで違反なんておかしいっすよー。みんな同じスピードで走ってるッスよー
」
いや、60kmとか80km制限のところで、なかなか114kmは出さんぞ。というか、オービスが設置されているポイントの少し前あたりに、ちゃんと「速度自動取締機設置路線」みたいな予告看板があるんだが……。そういうの、全然見てないのね。
そこでわたしが、
「今度またやったら免停だよ（※今回は「3点」を2度繰り返しての違反点数「6点」なので講習を受ければ即免停にはならない）、気を付けないと……」
と忠告すると、ゴリラくんは子供みたいなことを言い出しました。
「免停って、刑務所に入るんですか？ というか、速度違反って法律違反なんですか？ 懲役とかあるんスか？ やっべぇーな！
」
えっと、どこから説明するかな……。まず、市原にある交通刑務所は死亡事故でも起こさなきゃまず入ることはないです。で、速度違反は道路交通法という法律に違反しているね。犯罪と呼ぶのはちょっと大袈裟かもしれないけど、万一、死亡事故でも起こしたら犯罪だわな。
「そういえば、こないだもやばかったんスよ。駅前のモスバーガーのとこの横断歩道（※信号機のない横断歩道です）で、急に人が渡り始めたから急ブレーキっすよ！ あぶねーんだよなー
」
おいおい、あぶないのはお前だよ。歩行者のいる信号機のない横断歩道では、車は一時停止だからな。オービスだけじゃなくて歩行者も見えてないのかな？
――といった具合にさんざん愚痴りながら、閉店後の締め作業が終了。時刻は午前零時。ゴリラくんはお店の前で友人達と合流して、そのまま遊びに行きました。くれぐれも車の運転はするなよ……と言っておきましたが、どうなったかな。
彼とは今夜またシフトが一緒になっています。
とにかく、無事に出勤してくれることを願っています。
事故を起こすなら、バイトのシフトが入ってない時にしてくれー。
ゴリラくんは「歩行者優先義務」って知ってるのかな……
あっ。あと、彼は将来は警察官志望なんだそうです。
大学を出てキャリアとして入庁したいと話していました。
だったら、なおさら運転には気を付けた方がいいんじゃないか？ と、考えてしまう今日この頃です。
お読みいただき、ありがとうございました。では、また。
そうそう。いま思い出したので書き加えます。ゴリラくんの“あまり賢くない話”がもうひとつありました。
わたしが食券機から売り上げを抜いて、その日の「現金売上」と「掛け売り（キャッシュレス決済の分ですね！）」の数字を締めている時、そばを通りかかった彼に、
「今日は売り上げが20万円！ 目標達成だよ。良かったなー」
と話しかけると、ゴリラくん曰く――
「売り上げがいいと何か良いことでもあるんすかー。疲れるじゃないっすかー。何がそんなに良かったんスか？」
だそうです……。
あのー、一応お仕事をしているんだから、売り上げが良かったらうれしくないかい？ どうも彼の認識では、
「お客さんがたくさん来る→忙しいだけ」
「お客さんが来ない→ヒマな日でラッキー♪」
となるようです。ダメだこりゃ（←いかりや長介さんのように！）