叱られたことがない若者
こんにちは、よしまるです。
昨日のブログでも書きましたが、4月になって新大学生(または専門学校生)が深夜シフトに入るようになりました。
わたしはほとんど夜専門のシフトなので、必然的に彼等の教育係のような立場になっています。若者たちを育てないと、夜の人手不足は解消されません……!
ただ、気が利かないことで有名(お店のスタッフの間での話です)なシュンくんが……、働かないです。
シュンくんの鈍感さについては、以前も書いています。ご興味があればこちらをどうぞ。
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彼の場合、働かないというより、口ばっかり達者で手が動いてないんですよね。多分、自分では自らをすごく仕事のできる人間だと思っているはずです。ある意味、メンタルが強いです。
彼が初めて閉店後の深夜シフトに入る際は、わたしが一緒でした。ラーメンを調理する麺場の掃除の仕方、食材の格納の方法(食中毒防止のためにはアルコール消毒が欠かせない!)等をシュンくんにレクチャーします。そして、
「やってみて」
と、彼に掃除用の洗剤、スポンジ、金だわしなどを手渡します。するとシュンくんは、
「おれってー、
実はきれい好きなんですよー。
こういうの得意なんでー、
まかせてくださーい」
と語り出します。
いや、うるせーよ。そんな無駄口を利く前にまずは手を動かせよって。
で、案の定、大口をたたく割には仕事が遅いです。
あと、彼の悪い癖として「自分で勝手に休憩する」というものがあります。こっちが休んでいいなんて言ってないのに、「やれやれ」といった感じで“休め”の姿勢で手が止まるんです。
おいおい。周りの社員さんやパートさんは、手が空いても次の仕事に取り掛かってるぜ? ラーメンの提供がひと段落したなら、仕込みもあるし、散らかった野菜くずの掃除もあるし、いくらでもやる事は見つかるでしょ? なんでお前ひとりが優雅に休んでるの??
あのー、勝手に休憩にしないでもらえます?
周囲の人に話を聞くと、シュン君は不動産業を営む社長さんのひとり息子で、「親に叱られたことがない」ってよく言っているみたいです。なんだかなー。だからこんなに気が利かない(そして空気が読めない)男ができあがるんだなー(※個人の感想です)。
誰かアイツに「お前いちばん仕事ができてないよ」って言ってやってほしいです。
ベテランパートのMさんなんかは「一度アイツをシメてやりたい」と言っていたそうです。なんでも、朝の厨房で開店準備をしていると、同じ時間にシフトに入っていたシュン君が、口笛を吹きながら作業をしていたとか……。まあ、やりそうなことではありますね。いくら開店前でも、仕事中に口笛なんて吹くかね? おじさんには信じられないです。
そんな彼とは、今週も一緒に締め作業を行なう予定です。またストレスが溜まりそうだなー。ビシビシ働かさなければ……。