【言志晩録 130条より】  治務は簡浄にすべし | 静岡 浜松 駅近 ボディケアサロン Li・La・Mente~リラメンテ~ 熊谷亜紀子

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【言志晩録 130条より】 

歴代開国の初め
人人自ら靖んじ
治務太(はなは)だ間(ひま)なり。

昇平日久しければ
則ち
上は台閣より
下は諸局に至るまで

規則完備し
簿書累堆(ぼしょるいたい)し

愈(いよいよ)久して
愈多し。

是に於いて瑣末(さまつ)の式法
繁蕪(はんぶ)に勝(た)えず。

亦勢いの必至なり。
此の時唯だ当(まさ)に
務めて苛細を除き

諸(これ)を簡浄に帰するを以て
要と為すべし。

平世著眼の処
蓋し此に在り。

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古今の歴史を通観すると
何れの国でも

開国即ち創業の時には
人々が皆安らかに落着いていて

政治上の事務も
甚だ閑散としている。

太平の世が久しくなると
上は内閣より
下は諸官庁に至るまで
規則が完備し

帳簿書類が
うず高く積み重なり

日を経るに従って
ますますそれが多くなる。

このように
些細な仕来り等が
だんだん多くなって煩わしく

乱雑に耐えなくなるのも
また自然の成行きである。

このような時
務めてくだくだしく
細かなことを除外し

簡単でさっぱりとすること
が肝要である。

太平の世にあって
眼の付け所は

思うに
ここにあると信ずる。

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Q.あなたは
煩雑な時こそシンプルに
まとめることができるか?