No.132 歯科治療中に小器具を飲んでしまいました | オールオン4ザイゴマ かとう歯科医院富田林

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いかに長くその仕事に従事していようと改善の余地は常にある。オスカー・デ・ラ・ホーヤ
There is always space for improvement no matter how long you have been in the business. Oscar De La Hoya.

インプラント外科医 Dr.KATOです。

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2004年から現在まで19年のお付き合いの女性の患者様

現在まで欠かさずメインテンスに来ていただいています。

 

ある時インプラント手術の際に小器具を飲んでしまいました。

手術が終了してすぐに医科病院にお連れして小器具の位置確認のお為の胸部と腹部のレントゲン撮影をお願いしました。

 

こんな時、術者の頭をよぎるのは”誤嚥 ごえん”つまり小器具が気管や肺に入ってしまっていないか?ということです。

 

まず肺のレントゲンで金属のようなものは写っていないので一安心

 

次に胃と腸を調べます。気管や肺に入っていない場合は消化器に入っているはずなので確認します。

矢印のところに小さな金属らしきものが写っています(黒矢印)

 

この部分をさらに拡大してみるとヒーリングアバットメント(インプラントの頭につけておくもの)が

はっきりとわかります。とんがっていない方を頭にして進むように配慮しながら腸は異物を進めていきますから(人間の体でよくできているんです)画面の右方向に腸の中を進んでいるようです。

 

だいたい2〜3日で便と一緒に排泄されますから患者様に便を観察してもらって出たのを確認するのが一番良いのですがわからない場合もあります。

 

現在全てインプラントに置き換わっていますがスマイルは自然でキレイです。

このようにしながら患者さん一人一人に物語が存在します。

 

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