旦那氏の中高同級生に狂言師の方がいて。
天才の集まる中高ゆえに、話を聞いてると
それはそれは多才な人たちの集まり。

メディアでみかける人だったり、
理系の天才とされる人だったり。
なかにはある宗派のトップになった人も。
医師や弁護士はあたりまえ。

そんな世界。

地頭の良さって凄まじいなといつも思う。

うちもかつては一応県内トップ校の一つにいた身だけれど、
もうなんていうのか、次元が違うんだガーン

その旦那氏の天才連合のなかに、ある狂言師の方がいて。

近くのお寺でその彼が出る公演会があると知り、見に行ってみることに。

お寺で公演!!

初めて知ったけど、大きいお寺だと
こういうイベントとかよくやってるらしい。

夜のお寺ってなかなか入る機会もないからなんかドキドキ。


会場やばい!

なんか普通に包まれた骨壺とか置いてあるし。
(写してない)

どんな人たちが見に来るんだろうと、
それにも興味ありまくり。

若いお姉さんだったり、
大学の先生っぽい人だったり
(公演後の質問でそんな気がした)
地元のお金持ちマダムのようだったり、

基本みんな一人で…という感じだから
きっとほんとに好きなんだろうなーと。

うち自体は、友人が和泉元彌のお母様と友人だったので
(20代の若者が和泉元彌のお母様と友人という、謎の人間関係)
招待してもらって和泉元彌の公演に行った以来の狂言。

お話ししたお母様はとても感じが良かったけど、
そりゃ友人の友人なんだから感じ良くするよね😂

あのときのおぼろげな記憶で、狂言=面白いイメージ。

歌舞伎とかよりうちにはわかりやすかったなと。

今回の狂言で、色んなパターンがあるんだなと学びになったけど、その中の一つが二人でやるタイプで。

その旦那氏の同級生と、もう一人で。

そしたら、そのもう一人の子が、
とても美しい若者でビックリ😳

小顔で目鼻立ちはっきりで、脚長ー!!
かっ、かっこいい…!

でもまぁ和泉元彌もそうか、、
と思いつつ、この子がどうやって狂言にたどり着いたのかと謎が謎を呼ぶ笑

なんか、普通に芸能人のイケメン俳優といわれたら
そりゃそうだよねというくらいの。

ってか狂言師なんだからホントの意味で芸能人か。

あと、薩摩琵琶師の女性も美しくてビックリ。
着物も髪型も素敵だった!

琵琶について質問したらすごい丁寧に答えてくれて勉強になったニコニコ
琵琶にもいろいろあるんだねー

それにしてもなんにしても、
『西行』という演目で、

「25にして妻子を捨て」

という一説でドン引きして、
その先聞く気にならなかった笑

妻子を捨てたあとに日本を旅して歌を読んで
歌聖とかよばれたみたいだけど、
(*´・Д・)エェェ~
ですよ笑

まぁ大前例にブッダがいるけどさ。

※歴史上の人物を後世の価値観であーだこーだ言うのがナンセンスなのはわかったうえで言ってます。
一応歴史家の端くれとして…

妻子はどうなったのかな?と調べたら、


良記事発見キラキラ

そして西行出家後、家に残した妻は西行が高野山にいることを知り、尼となって天野の里へと移ってきた。養女に出されていた娘も成人して出家し、京から母の元へと移ってきた。母娘は天野で睦まじく暮らしこの地で生涯を終えたと伝わる。

高野山と都とを頻繁に行き来していた西行だから、道中、妻子の元に立ち寄り、幾度となく家族団らんの時を過ごしたにちがいない。

 雑木林のなかに、西行妻娘の墓とされる小さな石塔が、花を供されて仲良く並んで立っている。昔から里人が誰ともなく花を供え、手を合わせるのだそうだ。西行堂はその石塔の近くにあるが、後年、西行を慕って里人が建てたものを再建したものである。西行が耕作したと伝えられる「西行田」(狭間田)も今では痕跡もない。


まぁ、、
結果オーライ、なのか、、

凡人には測りかねる笑

とりあえず、とっても理解のある母娘だったんだろーな。
そして西行もきっといい人だったんでしょー(?)
奥さんは西行のこと好きだったんだろうと思ふ。
(勝手な想像)

好きな人が好きなことしてるのに幸せ感じる人っているよね!的な。
愛だね。


そして、その後の那須与一の演目がとてもよくて。

薩摩琵琶も狂言も。

薩摩琵琶の迫力にビックリ!

あの琵琶ひとつでこんなに多彩な音が出るんだなと。
繊細な音から轟音?のような音まで。

目の前に琵琶法師がいるのかと錯覚したくらい(?)

とにかく、その美しき琵琶師がほんとに上手なんだと思う。
そりゃ昔の人も、こんな琵琶の演奏聞いてたら聞き入っちゃうよ。


いやはや。

うちは基本ピアノとか西洋の楽器しか触れてこなかったけど、琵琶かっこいー!と新たな目が開いた気がしたな。

西洋かぶれですな笑


前回記事でも書いたけど、

ほんとに帰国後は、「日本」とよく出会う。

むしろ日本と出会うための5年近くのイギリス暮らしだったのかなーとさえ。

今週は土曜日、大好きなゲームミュージックのクラシックコンサートが当たって行くので、それまた楽しみすぎる…!

狂言も琵琶も日本のゲームミュージックも、全部大事な日本文化であることに違いはないからねルンルン

ちなみに旦那氏の同級生は、ドバイとかでも公演したりしてるみたいだけど、
ドバイの方々はこれを見てなんて思うんだろう😳

まぁ、「観る」こと自体に価値があるんだよね。

ロンドンで観たシェイクスピアは、言葉が何一つわからなくても(古い英語がわからなさすぎた)、やっぱり観ること自体に価値があるんだろうと。

グローブ座で観たハムレットが、LGBTQ満載なのには面食らったけどここでは今は語らずにおきます。

国際交流って、ほんといろんな形があるものですな〜地球

ちょっと琵琶に興味湧いちゃったよ、、笑