アートの世界はわかりませぬ
アート音痴w
が。
人間は自分の頭で理解不能なものを過小評価しがちである
みたいなことも言われるし!
きっとそうなってしまっていると思われる
そんなアート(?)
最終氷期最盛期(LGM:Last Glacial Maximum)の頃の洞窟壁画から脈々と受け継がれているのではないかとも思う。
(覚えた単語は使いたいタイプ)
洞窟壁画は、アートというよりも祈りとかどちらかというと宗教的意味合いではないかと思うけれど(氷河期にアートしてる余裕ないかと)、宗教的なものとアートって親和性が高いよね。
キリスト教の場合はそれが信者獲得にとっての肝であったから、であるわけだけれど。
その最先端にあるのがコンテンポラリーアートで、これもまた歴史の一つだし。
そんななので、ロンドン来て4年目だけど、テートモダンにはなかなか足が向かず。。
(いつも講座をやらせていただいていた会場のすぐ横なので、行こうと思えばいつでも行けたのに汗)
やっと行ってきました。
やっぱり、何がなんだか、だけど、その中でも気になったものをいくつか。
Cy Twombly 1928-2011 アメリカ生まれ
傾斜したマストは、伝統的なナイルの船に似ている。
死者の魂を運ぶために古代エジプトの墓に埋葬された。
タイトルは、エジプトの古都ルクソールからナイル川の西岸にある砂漠の埋葬地までの旅を表している。
ボートに置かれた木のブロックは、最後の旅で体を保護する石棺を表すことができる。
だそうな。
作者の方は、古代ギリシア&ローマにインスピレーションを得たんだそう。
オシャレな壁紙のようで
こういうのはなんか好き。
まぁたしかに、済んだ青空よりキレイな色ってないかもなーとか思ったり。
モロッコの突き抜けるような青空を思い出したわ。
2019年12月、コロナ前の世界の話。
キレイな本棚?と思ったら…
インカ・ショニバレCBE(大英帝国勲章の司令官)
ブリティッシュ・ナイジェリアンとしての彼の二重のアイデンティティは、彼の仕事の多くの出発点となっている。
2700冊の本の背に金で印刷されているのは、英国への第一世代または第二世代の移民の名前。
有名であろうとあまり知られていないものであろうと、彼らは皆、英国の文化と歴史に多大な貢献をしてきた。
移民に反対した人の名前が書かれた本もある。
本は、アーティストの署名素材であるダッチワックスプリント生地で製本されている。この織物の歴史は、植民地主義、文化の盗用、国民的アイデンティティの間の複雑な関係を明らかにしている。
とのことで、めちゃめちゃ重いテーマだった
なんというか、これぞ現代の…って感じだよね。
同じく
これも。
フレッド・ウィルソン
この作品は、アフリカとアフリカン・ディアスポラの国々の27の旗で構成されている。
ウィルソンは、独立運動とイギリスとヨーロッパの植民地支配からの自由の結果として形成された国々を振り返る。
これには、最初の黒人主導の共和国で独立したカリブ海諸国であるハイチが含まれる。
旗は識別色が取り除かれています。そうすることによって、ウィルソンはこれらの国々の複雑な歴史を表す旗の能力に疑問を投げかけている。
彼が説明するように 「色は、部族、文化、宗教、政治のアイデンティティだけでなく、国のアイデンティティも同時に表すことができる。 逆に、欠けている色は、アフリカとその国民的アイデンティティの流動的で流動的な性質を物語っています。」
なるほどというかなんというか…
200年前くらいから始まった国民国家はナショナル・アイデンティティベースなわけだけれど、それからの人類は「アイデンティティ病」状態だなぁと。
風の時代はなんかそういうのではなくなっていくんじゃないかなぁと思っとります。
そういう「縛り付けるもの」からの解放とでもいうか。
??
このあたりから、頭痛が😂
いったんカフェから外へ出たら生き返った笑
絵になるカップル
セント・ポール大聖堂が美しい
癒やされる
ファイナルファンタジーのラスボス?
ということで、前半と後半の熱量さがやばいけど笑
まぁ、アート音痴でも楽しめるテートモダン、かな。
あんまり理解しようとしたらダメですな。
ハッピーハロウィン
やっぱり青い空は美しいですねー
んではでは