六本木ヒルズでやってる美術展
『フェルメールとレンブラント
17世紀オランダ黄金時代の巨匠』
を見に行ってきましたv(。・ω・。)
世界史を武器にしたい受験生が、必ずといってよいほど一番の難関としてぶちあたるのが、
文化史の壁。
自分も、受験生時代、文化史のさじを投げ・・・かけたことがあります。(ということにしておきます笑)
まぁーー特に中国の文化史なんかはほんとにもう、作品が残ってないのになんで覚える必要あるんだよ(゚Д゚)!!!!とキレた経験がない受験生はいない、と断言できます。
恥ずかしながら、絵画部門がどうにも得意とはいいがたく。。
この絵好き、嫌い、という程度の判断しかできないことも多々・・
なんといっても自分の画力によるのでしょう (*´ 艸`*)
なので、職業柄もありこのような絵画展に行く機会は結構あるのですが、どうも「すごいな」以上の感想が持てず。。
が!!!
今回の展覧会は違いました。
全体通して見て、私がどうにも判断しにくいのが人物画や静物画なんだと気づくと同時に、風景画や海洋画にすごく感銘を受けたのです。
風景画は、写真のない当時を知り、想像するための何よりの武器だし、
海洋画にいたっては、その迫力から、当時の海洋大国オランダを想像するに余りあるパワーがありました。
そもそも、海洋画というジャンルを初めて知った。。。
今回の展覧会は、章ごとのエピソードや時代背景などがとてもわかりやすく書かれており、オランダという国の歴史を絵から学ぶことができる秀逸なものだなと勝手に評価しています♡
絵画から、オランダの宗教性も学ぶことができます。
あ。。。
今回の主役はフェルメールとレンブラントですが・・
人物画がどうにも判断できない私は、「すごい」といういつもの感想しかなかった残念なヤツです。
(といいつつ、おみやげのファイルは二つともしっかり買ってるけど笑)
いつもは、主役とそのおまけというイメージで、そのおまけに何か影響を受けるとかがあんまりなかったのですが、今回は、そのおまけから物凄いパワーを受けました。
かなりオススメの展覧会でした♡
ちなみに私が大好きだった絵は、
風景画・・ヤーコプ・ファン・ライスダール
『家と鳩小屋のある砂丘風景』
天才っているよね、天才。そりゃまぁ努力もしてるんだろうけど。
海洋画・・コルネリス・クラースゾーン・ファン・ウィーリンゲン
『港町の近くにて』
すごい迫力!
当時の海の情景がよくわかる、オランダという国を本当によく表している絵。
と、ウィレム・ファン・デ・フェルデ(2世)の『ロイヤル・プリンス号の拿捕』も物凄い迫力でした。
絵画から歴史をみる視点も、これからは身につけていこうと思いますヾ(*'∀`*)ノ♡*