アメ限で結果分析しましたが、進研模試と実際の入試の関係を少し深掘りしてみました。
結果はなかなか面白かったです。
今回の進研模試での第一志望(某地方旧帝大)の度数分布はこんな感じだったのですが
※実際にバンザイシステムで確認したもの。共テ得点率は75%で入力しています。
参考記事⬇️
度数分布が全く異なるのが一目瞭然ですね
某旧帝大志願者、4月の進研記述はほとんど受けていないかもしれません
受験者は、最も多い英語で155,000人くらい、数学の受験者は53,000人程度でした。
上位大学がメインの進学校では、全統模試を学校受験している人の方が圧倒的に多いのではないかと思います。
(娘校は、約半数いる高入生に合わせて進研模試を選択していると思われます。)
少数派の進研模試受験校のみんな、バンザイシステムの度数分布をイメージしながら頑張ろうね…
これだけ見て「やっぱり進研模試は当てにならないのね…」と早合点するなかれ。
ベネッセでは過去の膨大なデータを持っており(受験終了後に合格大学の追跡調査もしているそうです)、進研模試では「この学科の合格者は、この時期の模試では平均何点取っていたか」という統計に基づいて判定を出しています。
志望校にもよるかもしれませんが、B判定の一番下あたりが合格者平均点と近い数字になっているので、「B判定まであと何点」かが合格ラインまでの目安と考えて良いと思います
バンザイシステムでは2次試験の偏差値は入れなかったのでドッキング判定は出ていませんが、実際の共テ得点の度数分布は例年こんな感じになると思われます。
この学科の場合、募集定員は80人。
実際の入試では第3希望学科まで書くことができ、学部全体で合格判定されて上位から順に希望学科が埋まって行きますが、水増し合格は学科で1〜2人程度なので、ボーダーラインでは半分以上が落ちるという計算になります。
(別の学科で合格する可能性もあり。)
上位学科から落ちてくる分も考えると、B判定くらいの点数を取っていないと安心はできないですね
とはいえ2次試験は共テ950点、2次2,000点という配点で、2次比率は2/3以上なので当然これだけでは判断できません。
また、ここからAOⅢ期(総合型)合格者が20人ほど抜けるので、様々な要因を加味して出願するかどうかを判断しなければなりません。
過去問である程度2次試験の得点割合の予想はつくとしても、実際の2次試験本番でどれだけ取れるかなんて誰にも分かりませんので、最後は本人の意志になります。
「A・B判定じゃないと受けるのが怖い」と志望ランクを下げるか、「C・D判定だけどチャレンジしたい」となるかはその子の性格とその時の心境次第ですが、事前にある程度考えておくのが良いかもしれません。
毎年A判定だって2割は落ちているのですし、過去問を解いて全然歯が立たないというレベルでなければ、果敢にチャレンジしてもらいたいと私は思いますけれどね
(我が家では大学が公開している合格者平均点とネットで拾った推定合格最低点を元に共テ得点別2次試験合格点一覧表を作成し、ここまでなら出願すべき、というラインを一応決めています。)
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娘校では今日から中間テストが始まりました。
大ボケの私、今日は火曜日だと勘違いしていて娘の“帰るLINE”でびっくり
(「毎日が日曜日」生活が長くなりすぎて、最近曜日感覚がおかしくなって来ています…)
「テストは全然分からなかった〜」
と笑っていましたが、終わった後に図書館で勉強してきたそうです。
「男の子たちの集中力が凄かった
女の子たちは途中で集中力が切れてどんどん離脱して行って、最後はみんないなくなっちゃったんだけど、男の子は誰も動こうとしなくて
私は男の子に負けないぞって思って、時間まで集中して勉強してきた
」
ですって。
そんなことで張り合うなんて、可愛いなあ…
私に似て、周りに人がいる方が集中できるタイプみたいです
(別に遅くまで勉強してきてもいいんだぞ…)
…という諸々を呑み込み、
「体力のある男の子達と張り合えるなんて凄いね」
と“受験生の母”を笑顔で演じた私を誰か褒めて