今日からGW前半の3連休です。
娘校は29日が授業参観・PTA総会・学級懇談会なので月曜日はお休みではないのですが、代休で5月第2週が3連休となります。
受験生なのだから、GW初日は当然勉強…と思いきや、推しのコラボイベントがあるとかで朝からお友達とカラオケに行きました
楽しそうで何よりですが、このお友達はやりたいことがあって専門学校に行くことに決めたそうです。
(娘校で大学受験しない子は数人しかいないのですが、この子の話は以前から時々聞いていて、何故理系に…と不思議に思っていました。
でも、この歳でやりたい事がはっきりしているのは素晴らしいですね)
一緒に遊んでいて大丈夫なのかしらとちょっと心配になってしまいました…
オタ活も程々にね
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化学の参考書(やっと)再開![びっくりマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/611.png)
1月中旬に有機化学の中盤で
「アルコール反応のところがよく分からない…」
と言って中断してしまったこちらの参考書ですが
先週から再開しました
と言ってもまだ3日やっただけですが三日坊主になりませんように…
私も頑張って追い付いたので教えるつもりでいたのですが、3月に河合塾マナビスの無料講習を受講したお陰で
「名前は全部覚えられないけど分かる〜」
と、当該部分はサクサク終わってしまいました
第一志望の有機化学では構造決定(分子がどういう形をしているか)が決め手になるので、この段階で苦手意識が無くなったのは非常に嬉しい
昨日はアルデヒドだったので、私が分かる範囲で色々雑談も。
(21:30にピアノレッスンから帰宅してシャワー後に、渋々ながらも勉強した娘、偉いっ)
私に似たのか(私よりも大分マシですが)ADHD気質でなかなか始めることができない娘。
五月蝿く言いすぎると臍を曲げてしまうので要注意なのですが、適宜声がけして始めさえすれば、意外と集中して楽しみながら勉強しているように見えます。
化学は一応マナビスの講座で一通り終わったということもあり、初めは講義型参考書にまた戻ることを嫌そうにしていたのですが、
「マナビスで一通りやった後だからこそ、今やったら視点が変わって理解しやすいと思うよ」
と何度か声をかけてみて正解でした
(3回目くらいでやっと始めました。宿題など他にしなければならないことがある時はあっさり引き下がり、無理強いしないのがコツ)
化学は暗記科目ではない
ところで、上で書いた「名前が覚えられない」というのは、ジエチルエーテルとかホルムアルデヒドとかの物質名や「〜基(-COOHとか)」「〇〇反応」といった様々な用語です。
こういうのが覚えられないのは私も同じなのでよく分かるのですが、
「何度も繰り返しているうちに自然に覚えると思うから、今は無理に“暗記”はしなくていいよ」
と言っています。
むしろ今無理に暗記しても入試までに忘れてしまったら無駄になりますし、何度も出てきて脳が必要な情報だと認識すれば忘れなくなるはず
周期表と原子の基本的な性質が頭に入っていれば、自然にどんどん繋がって拡がっていくのではないかと思っています。
範囲が広くなるにつれ混乱していく時期もあると思いますが、そこは問題演習で頑張っているうちに切り抜けられるでしょう。
最終的に暗記しなければならないものがいくつか残ったとしても、それまでの段階で覚えたものを除けば暗記しなければならないものはかなり減っているはずなので、「化学は暗記が多くて辛い」と感じている人は、是非早目に3周することをお勧めします。
化学平衡と有機化学分野はこの後学校の授業で3周目を終えることで更に理解を深め、問題集と過去問演習で入試にギリギリで間に合えば万々歳です
成績が伸びなくなる
理科の勉強法
ついでに、化学(と物理)の勉強法についてはこちらに注意
この動画で言われているのは
①図を書かない
②理解しないまま問題集を解き続けている
③細かい疑問を追求しすぎて手が止まってしまう
の3つなのですが、①②は論外として③については私もブログで書いたことがあります。
物化は「教科書では説明がつかない事が沢山ある」のですが、それは高校の学習範囲を逸脱してしまっているからなので、「教科書に書かれていないことは入試では出ない」と割り切って、あまり深掘りしすぎず他の問題を解いた方が良い、という内容です。
でも、納得が行かないものをそのままにしておくのは気持ち悪いですよね
そこで我が家では、娘が疑問に思ったことは「私が調べて分かりやすく解説する」という方法を取っております。
もちろん「これは今説明しても理解できることではない」というものも中にはありますし、正直大変なのですが、私の知的好奇心も満たされるので、なるべく楽しんでやっています
我が家のこれまでの化学学習の歩みはこちら
参考まで。
長時間勉強できる方法
昨日は勉強の後に、最近どこかのブログで読んだ「長時間勉強する方法」を娘に伝授。
・最初は1分だけやる(絶対にそれ以上やらない)
・翌日は2分だけやる(絶対にそれ以上やらない)
・それを4分→8分→16分と2倍ずつ増やして行く
という方法です
これで10日目には8.5時間できるようになる、というもの。
(2倍は結構荒療治ですが、毎日1.1倍とか1.01倍する方法もあります。
毎日ほんの少しプラスするだけで将来ものすごく増えるという、複利の考え方ですね。)
実際はこんなに簡単にはいかないと思いますがw
私もどうしても向き合えない気分の時はこれでやってみよう…。
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/615.png)
我が家も含め超進学校でない公立校では、化学で苦労されている方が本当に多いようです。
私も先取りのために娘と一緒に1から化学をやり直し、時には半泣きで物理と数学もやり直し、化学基礎までは完全に二人三脚で、その先は必要な時だけサポートしながら、(最後は河合塾マナビスの無料講座も活用して、)どうにかここまで辿り着くことができました。
まだ2周目が終わっておらず結果には繋がっていないので偉そうなことは言えませんが、3周目が終わった時に高く跳べることを夢見て、最後まで見守る所存です
どこで聞いたかは忘れましたが、「教育とは、待つこと」という名言があります。
蒔いた種からすぐに芽が出ることはなく、3日後かもしれないし、3ヶ月後かもしれないし、もしかしたら3年後や30年後かもしれません。
土の中で死んでしまって永遠に芽が出ないことだってあります。
水や肥料のやりすぎは、植物を腐らせることになりかねません。
親にできることは、時々様子を見守りながら必要最小限の手助けをして、子供が自ら育つ力を信じて待ち続けることだけなのだろうなと思います。
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/063.png)