最初に夫が発症
先週金曜の朝から夫が発熱し、お昼前に早退。
その日は37.4℃だったのですが、翌朝測ったら39.8℃
車でかかりつけ医に連れて行き、検査の結果インフルエンザA型でした。
夫はなんと還暦を過ぎて人生初のインフルエンザです
今シーズンのインフル治療薬はゾフルーザ推奨(12歳以上)で、診察の時にその場で2錠飲んできたとのこと。
早ければ24時間ほどで解熱するという話だったのですが、5日目(発熱初日は0日目)の今日も37.3℃
昨日は一時36.7℃まで下がったのでいつものようにお弁当(前日の残り物+α)を詰めて娘を駅まで送って行ってくれたのですが、今朝は大鼾をかいて寝ており、声をかけても全く起きず
久しぶりに私が送ってきました。
帰宅後様子を見に行ったら目を覚まして少し話をしましたが、やはり起き上がれず
しばらくしたらやっと起きてきましたが、咳も酷いしまだまだ辛そうです
続いて私も発症
一方私は、土曜日の午前中に夫を病院に連れて行き、帰宅した辺りから軽い咳が出始めました。
とりあえず約10年前に娘がインフルに罹った時に飲み残していたタミフルを予防的に飲みました(自己責任)が、結局夜遅くに37.5℃の発熱。
診察〜調剤待ちの間1時間くらい夫と2人で車の中にいたのが悪かったか
(天気が良くて車の中は暑いくらいだったのでマスクをして窓を開けて換気をしていましたが、ウィルスに対するマスクなんて気休め程度ですものね…。)
娘のタミフルは当時5日分処方されたのですが2日目で完治したので、いつかまた罹った時のために残り3.5日分を捨てずに取っていたものです。
(本当は飲み切らなければならないらしいですが、完治したので自己判断でやめました。備蓄用の使用期限は10年だそうです)
子供用の量なので少し少な目でしたが、予防的投与のつもりだったのでまあ良いかと。(自己判断)
私は喘息持ちなので、希望すれば家族からの感染防止目的で予防的投与もしてもらえたようなのですが、その時はそんなことは全く思い出さなくて
発熱翌日は37.9℃まで上がりましたが、2日目には解熱。
タミフルの他にも家にあった咳止めやロキソニン、カロナールを飲んだのですが、早目にタミフルを飲み始めたお陰なのか、たまに軽い咳が出るのと、立っていると疲れやすい(これは感染前から)こと以外は丸2日でほぼ治まりました
溜め込んでいる薬が役に立ってちょっと嬉しい…
夫の気になる言葉…
そういえば、先週こちらの記事で
夫がこんなことを言っていたのを思い出して、ちょっとだけ不安になってしまいました
できればお逝きになるのは身辺整理が終わってからにしていただきたいんですけど…
実はうちの夫、心房中核欠損があるのですよね
穴は小さいらしいのですが。
心電図検査で時々要精検になってその後要観察になる程度で特に治療もしていないのですが、島崎俊郎さんの死因がインフル感染の約1週間後の心不全だったと知ってちょっと不安に…
新型コロナ感染後やワクチン接種後の若年層の心筋炎・心不全等の増加についてのニュースもありましたしね。
感染後徐々に弱る人もいれば突然亡くなる人もいるので、今元気でも2〜3日後にどうなっているかは分からないのですよね。
コロナ禍以来初めて人の死というものを身近に感じました。
その後何故か夫と霊柩車の車種の話題で盛り上がりました
そして娘も
そして昨日は遂に娘が「喉が痛い」と2校時で早退
「(自宅の最寄駅)までは電車で帰れるから、駅まで迎えに来て」とLINEがあったのですが、昨日は私も朝起きられなくて、1階に降りてきたのが10:50。
LINEに気付いた時は既に電車の発車時刻
(後で確認したら夫にもメールをしていたのですが、全く気付いていなかったらしいです)
到着は30分後、駅までは10分くらいで行けるので、間に合って良かった…
何かあった時のために、タクシーの乗り方を教えておこう…
帰宅後に熱を測ったら36.8℃。
「大丈夫だけどちょっと頭が痛い」
と言って、持って行ったお昼は食べずに寝てしまいました。
そのまま夜まで寝ていましたが、夕方に様子を見に行ったら妙にニコニコしてご機嫌
(うちの娘、昔から熱を出すと普段より素直で可愛くなるんですよね)
夜7時頃に「もう大丈夫みたい」と元気に起きてきて、念のため熱を測ったらほぼ平熱。
夫が買っておいたコンビニおにぎり2個と宿題を持って2階に行き、ピアノの練習だけお休みして早めに寝ました。
今朝は熱も喉の痛みもなく、普通に登校。
1校時目が体育だというので
「見学した方がいいんじょない」
と言ったのですが、
「えー、もう全然何ともないから大丈夫」
と言って元気に登校しました。
体育は基本的に嫌いなのですが、今はバドミントンをやっていて、結構楽しいみたいです
お昼も
「学校の近くのコンビニで買いたいからいらない」
と。
え…娘、丈夫すぎない
6月の新型コロナ感染の時も娘は結局薬なしで治ってしまいましたが、インフル感染してもこの程度なのは凄い
(状況的に夫か私からのインフル感染ですよね)
不思議…
今回不思議だったのが、元々丈夫な娘はともかく、頑丈なはずの夫がこんなに長引いて、虚弱な私がこんなに早く治るって…。
この違いって、もしかしたらコロナワクチン接種の有無だったりしてとちょっと思ってしまいました。
私と娘は未接種なのですが、夫は3回目まで接種していたので。
私が夫よりも軽かったのは早めにタミフルを飲み始めたからかもしれませんし、娘が更に軽かったのは曝露した量が少なかったからかもしれませんが、もしかするとワクチンが原因の可能性もあるのかなと思いました。
あくまでも可能性の話ですが。
来年の分まで
今年は私と娘が1年のうちに新型コロナとインフルエンザに感染するという憂き目に遭いました
私はインフルエンザに罹ったのはなんと27年ぶり
娘は薬の袋を見たら10年と10ヶ月ぶりでした。
これでもう、来年はかかる気がしません
油断は禁物ですが。
また、昨日休んだ分の授業の遅れが心配でしたが、休んだ時間は英語が1時間で残りはラッキーなことに音楽と総合学習の時間だったのでほぼ問題なし
6月に新型コロナ感染で1週間休んだ時も、地区総体に加えてインフルエンザが大流行中でクラスの半分くらいが欠席していたため授業はほとんど進まなかったそうなのですが、やっぱり娘はラッキーな星の下に生まれているとしか思えません…
10年前のインフルエンザも2日で治ってしまったのですが、それすらも今回の私のインフル感染の布石だったのではないかという気さえしてきました
娘は最強
少し前の記事でお友達から「ポジティブで羨ましい」と言われた話を書きましたが、娘は自分が幸運であることを疑った事がないそうです。
先日別のお友達の話をしている時には、
「みんな凄くイライラしたりネガティブになったりする時期があるみたいなんだけど、私は最近ずっと、メンタルがすごく安定してるんだよね〜。
何かあっても全然イライラしなくなった」
という話もしていました。
お友達からは、
「いつもニコニコしていて絶対怒らなそう」
と言われるんですって。
内心「えー、ママやパパに対しては結構イライラしてない…」と言いたくなった私でしたが、本人がイライラしていないと言うならそれで良いのだろうと思い、
「それは素晴らしい事だね」
と、精一杯良き母を装ってみました
身体が丈夫で、メンタルが安定していて、自分は幸運だと信じられるって、受験生としてはかなりの強みじゃありません
ついでに眠くなったらいつでもどこでもスイッチが切れたように眠れるので、心身共にストレスが溜まらないみたいです
ドライなので何かを後悔することも全く無いようですし。(反省は、たまに少しだけする程度)
この調子で人生の中で起きる全てのことを幸運に変えて行ってくれたら良いなと思います
クリスマスにお薦めの一冊
書いていたら思い出したのでご紹介。
「誰からも愛される子に」という愚かな母の願いが息子をドン底まで堕落させるが、結局それが幸福な生を得る為の糧になる…。
クリスマスに読んでほしい、苦く切なく温かく美しい大好きな物語、『アウグスツス』収録
この作品を読み返す度に、誰からも愛され過ぎた故に転落した、美しい元同級生を思い出します。
彼は今何をしているのか…
中学生〜大人にもお勧めの短編童話集。
そういえば、宇多田ヒカルの『荒野の狼』ってヘッセの作品からイメージを広げたものだったんですね