眠り姫とバンパイア | とどのつまりは桶屋がもうかる。

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徒然なるその日暮らしの記録。

我孫子武丸「眠り姫とバンパイア 」を読んだ。「かつて子どもだったあなたと少年少女のため 」がコンセプトの講談社ミステリランドの文庫本である。

父親をバンパイアと信じる少女。はたしてそれは妄想か現実かというところが焦点になるのだが、限られた登場人物で、コンパクトに話をまとめた上に、巧みなミスリードはさすがベテランであった。



眠り姫とバンパイア (講談社文庫)

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