魔男のイチ 六巻を読んだ。
クムギの姉スピカ登場。スピカはデスカラス班の記録係を交代するように働きかける。クムギの反応とイチの回答は、というお披露目パーティと、予言の魔女のもとには謎の男が忍び寄るという、本格的な敵対魔法との対決に向けて動き出すというところであろうか。仲間も加わったデスカラス班は新たな任務に向かったりといい感じでストーリーも動いている。続きも楽しみである。
風が吹いたら桶屋が儲かるように、物ごとは予想もしない方向へと転がっていくのであります。多分、そんな日記。
アメリカン・サイコを見た。
1980年代、ニューヨーク。ウォール街の一流企業で働くエリートのパトリック・ベイトマン。ジムで汗を流し、高級レストランで同僚達とテーブルを囲む。社会的な成功を手に入れてる男の心は満たされずにいた。
うわべだけの友情、共通するライフスタイル、アイデンティティを消してコミュニティに順応する。そんなとき非の打ち所のない同僚が現れたことで、ストレスから心を解放するように次々と殺人をおかしていくということだが・・・サスペンスではあるが、エンタメ性はあまり高くなく、パトリックという男の日常が淡々と描かれる。オチを考えるといわゆる考察系の内容になっていて、そういう点では少し分かりづらい。
もう一回見たらもう少し構造的なものがわかるかもしれないけど見るかなあ・・・。