あかね噺 十一巻を読んだ。
朝がおの二ツ目披露目の開口一番を任された朱音。そこには自身の二ツ目昇進の推薦もかかっていた。ちょう朝から教わった噺と朱音の仁、芸はどのようになっていくのかという内容で、件の破門騒動の真相も見えたりする。そんな中で新しい朱音の落語披露は、今まで違って活き活きとして魅力的に描かれているのが良かった。続きも楽しみである。
風が吹いたら桶屋が儲かるように、物ごとは予想もしない方向へと転がっていくのであります。多分、そんな日記。
グリム組曲を見終わった。
グリム童話を原作に、舞台や設定を大胆にアレンジした6編のアンソロジーアニメである。
おそらく多くの人が見聞きしたことがある代表作を様々な設定で描き直した内容になっている。過去グリム童話をアレンジ作品は多数存在するので、その中でどれだけオリジナリティを出せるかだが……。
一括したテーマとしては、人の欲望は変わらないーー人の業が普遍的であることを描きつつ、世界はかくも恐ろしく美しいというようなものになっていたように思った。
あとCLANP絵がなんかとても懐かしい……。