とどのつまりは桶屋がもうかる。

とどのつまりは桶屋がもうかる。

徒然なるその日暮らしの記録。

風が吹いたら桶屋が儲かるように、物ごとは予想もしない方向へと転がっていくのであります。多分、そんな日記。

あかね噺 十一巻を読んだ。

朝がおの二ツ目披露目の開口一番を任された朱音。そこには自身の二ツ目昇進の推薦もかかっていた。ちょう朝から教わった噺と朱音の仁、芸はどのようになっていくのかという内容で、件の破門騒動の真相も見えたりする。そんな中で新しい朱音の落語披露は、今まで違って活き活きとして魅力的に描かれているのが良かった。続きも楽しみである。

 

 

 

真夜中ハートチューン 四巻を読んだ。

イコのVtuver、六花のアーティストとしての開花エピソードとなる。そして二人とも距離を縮めていく感じであろうか。今のところ順番にエピソードを消化しつつ、少し意識したりしつつ、ワチャワチャ学園ものをしている。学園ラブコメとしてもお約束を踏まえつつ現代的にアップデートされていると思うのだけど、うまく言語化できません。

 

 

 

森博嗣「君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?」を読んだ。

シリーズ7作目。ウイルス感染と謎が物語の軸かと思いきや本筋は別。ロジのキャラクタがなんかブレてるような描き方が気になっていたがそれもしっぱり伏線でした。今回共通思考がテーマになっていたこともあって、夢や人格、バーチャルとが混ざりあっていく感じ。「個」とか「一人」とはなにかが最終的な着地点になったりするのかななど想像をふくらませる。なんせWWシリーズ一作目のタイトルが「それでもデミアンは"一人"なのか」だからね。

 

 

 

グリム組曲を見終わった。
グリム童話を原作に、舞台や設定を大胆にアレンジした6編のアンソロジーアニメである。

おそらく多くの人が見聞きしたことがある代表作を様々な設定で描き直した内容になっている。過去グリム童話をアレンジ作品は多数存在するので、その中でどれだけオリジナリティを出せるかだが……。
一括したテーマとしては、人の欲望は変わらないーー人の業が普遍的であることを描きつつ、世界はかくも恐ろしく美しいというようなものになっていたように思った。

あとCLANP絵がなんかとても懐かしい……。

 

 

 

オーイ! とんぼ1巻を読んだ。

 

ゴルフ賭博に手を貸したことでライセンスを剥奪された元プロゴルファーの五十嵐。トカラ列島に移り住んだ先で、天真爛漫な女の子とんぼと出会う。島に手作りのゴルフコースがあり、天才的なプレーをする少女としだいに心をかよさせる…。ゴルフマンガだが、スポ根ではない。とんぼに悲しい過去とかあるのだけど、一巻の時点では楽しくゴルフをやる、という内容となっている。他のゴルフマンガ読んでいないので知らないけど、敵とかライバルとか出てくるんかな?