その作品や役の探り方に対して一つヒントを得られました。
この作品は何を描いているのか
この役はどんな人物なのか
今までのやり方創り方から一旦離れてどう探るのかを見つけられました。
仲間達の稽古を観て
鐘下さんの助言から探り台本を読み直す
この作業を繰り返したことでどんどん読解が深まっていきました。
次に取り組むハツビロコウのヘッダ・ガブラーでも今回掴んだことを使って
より面白いものを創りたいです。
平子亜未
撮影:横田陸人
年間WS・3つの柱
①毎回のWS冒頭のフリートーク
→普段、WS参加者たちが何を体験し
どんなことを思考したのか、他の参加者たちと共有する場。
②スタニスラフスキー・システム〈俳優の仕事〉の理論と解説
→俳優教育・志向すべき姿の想像/創造/実践。
③主たる3本のテキスト(戯曲)読解と実践
→そのうちの1つが、今期WSの最終発表として試演会を行った
『紙風船』(作:岸田國士/1925年)である。
戯曲読解/作家研究等のアプローチをWS全体で共有・共通ベースとし
その上で、「俳優の能動性」をテーマに
各6組のペアがそれぞれの研究成果として2日間に渡り有観客で発表を行った。
ガジラ年間WS。
必要な思考回路を身につけ、潜在意識を操作し
目の前に立ち上がる“何か”を徹底的に議論する場。
こんなにも「豊か」であることを実感できる場とは、そうそう出会えない。
膨大な「言葉」の海に溺れ
作家が描こうとした「劇的なるもの」に思考を巡らせ、身悶えする。
もう一度、もう一度と何度でも漕ぎ出したくなる。
凪のようでいて時化のようでいて
しかしその深い場所に潜って行こうとする時
きっといつだって、そのあたたかさを実感することができる。
11期 山石未来
Photo:横田陸人
演劇企画集団THE・ガジラでは、年間ワークショップを開催いたしております。
2024年度の募集にともない、「4日間のワークショップオーディション」を開催します。
この4日間のワークショップを通して、年間ワークショップへのエントリーが可能です。
もちろん年間ワークショップにエントリーしない方も大歓迎です!
年間ワークショップへの参加に迷っていらっしゃる方
鐘下辰男の演劇を体感してみたい方
年齢、演劇経 験、職業不問です。
鐘下辰男による
「原点に立ち帰り、演技の基本を考える」4日間
飛び込んでみませんか?
★募集要項★
【日時】2024年8月13日(火)~16日(金)
昼の部(12:00~16:00) / 夜の部(17:00~21:00)のいずれか(1回4時間を予定)
【参加費】20,000円
【応募方法】
申し込みフォームよりお申込みください。
7月1日より順次、弊社からの返信をもちましてお申込み完了とさせていただきます。
返信には数日かかる場合がございます。ご了承ください。
※最低催行人数に達しない場合には、開催を見送る場合がございます。
【締め切り】 2024年8月5日(必着。持ち込み不可)
※返信が無い場合は、恐れ入りますが再度お問合せをお願いいたします。
★年間ワークショップ内容★
◆2024年9月中旬~2025年6月の期間
都内スタジオにて週一回程度、月4回(1回は約5時間程 度)開催。
鐘下のスケジュールの都合により開催が難しい場合には、特別講師によるワークショップを開催
⇒過去の特別講師*敬称略*:千葉哲也(俳優/演出)、絹川友梨(インプロ講師)、渡辺久美(解剖 学)、下島礼紗(ダンサー/振付家・ケダゴロ主宰)、松本光生(ハツビロコウ)、他
◆2025年6月集中稽古ののち、有観客発表会 ◆
【月謝】 20,000円
お問合せ/主催: (有)ガジラ gazira64ws@gmail.com